ド天然の川の湯。群馬の秘湯・尻焼温泉は川そのものが温泉!

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ド天然の川の湯。群馬の秘湯・尻焼温泉は川そのものが温泉!

ド天然の川の湯。群馬の秘湯・尻焼温泉は川そのものが温泉!

更新日:2014/11/18 14:17

下川 尚子のプロフィール写真 下川 尚子 ライター

川全体が温泉という秘湯「尻焼温泉」が、群馬の北西部にあります。山間部を流れる長笹沢川をせきとめてつくった大きな露天風呂は、野趣あふれる天然温泉。山と川、それしかない場所で自然湧出する温泉は、まさに大地の恵みを感じさせてくれます。
都内からでも比較的アクセスしやすく、女性でも家族連れでもトライできる尻焼温泉。その魅力と、楽しみ方をご紹介します。

尻焼温泉へのアクセス

尻焼温泉へのアクセス

写真:下川 尚子

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尻焼温泉が位置するのは、群馬県北西部の山間。名湯・草津温泉から車で20〜30分ほどの距離にあります。

ここの名物が、川全体をせきとめて作られた天然温泉。川底の至るところから温泉が自噴し、巨大な露天風呂となっている様子は、まさに秘湯感バツグン。一度は行ってみたい、という温泉ファンも多いのではないでしょうか。

尻焼温泉へのアクセスは、マイカーの場合は町営の駐車場がありますので、そこへ車を停め、200メートルほど歩きます。※来た道路を、そのまま川の上流方向へ歩けば、木の看板(目立ちにくいですが)で案内表示が出ています。

公共交通機関の場合はバスがありますが、本数はとても少ないので時間などはしっかりと調べておきましょう。なお、周辺には旅館が2軒ほどあり、そちらで宿泊や立ち寄り湯をされる方もいらっしゃいます。

川そのものが温泉、という大自然を感じられる場所ですが、比較的アクセスはしやすいのが、この温泉の魅力でもあります。写真は、駐車場から温泉へ向かう道中。この川の上流が天然の川の湯となっています。

川をせき止めてつくった、巨大な露天風呂

川をせき止めてつくった、巨大な露天風呂

写真:下川 尚子

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川沿いを上流に向かって歩くと、すぐに温泉が見えてきます。うっすらと湯気が見えるほかは、まさに「川」なので最初は少し戸惑いますが、触ってみると熱いお湯であることが分かります。

天然の川の湯は、もちろん無料で、24時間入浴可です。ただし、完全なる天然温泉ですので、天気によっては入浴できないことも。例えば、雨で川が増水したときには入ることはできませんし、湯温が低く入れないこともあります。

岩に囲まれた場所でゆったりと湯浴みをする方もいれば、元気よく泳ぐ子供の姿も。混浴ですが、女性の方の中には水着やバスタオルを着用して楽しんでいる方もいらっしゃいますし、川べりで足湯だけを楽しむ方も。もちろん、自然のままの姿で入浴する方も大勢いらっしゃいますので、それぞれ「自由」です。

川のすぐ脇には共同浴場(というよりは、小屋といった風情ですが)があり、この温泉から引き湯がされています。ただし、こちらはタオルや水着の着用は禁止となっていますので、ご注意を。また、共同浴場は地元の方によって管理されていますので、しっかりとマナーは守りましょう。

ポコポコと湧き出る熱いお湯

ポコポコと湧き出る熱いお湯

写真:下川 尚子

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じっと川面を眺めていると、あちこちからポコポコとお湯が湧き出していることが分かります。尻焼温泉の源泉温度は56度。湧き出している場所は湯温が高くなっていますので、それぞれ、お好みの熱さの場所を探して入浴してみましょう。

肩までつかってゆっくりと深呼吸すると、じんわりとお湯がしみ渡ります。川のせせらぎを聴きながら、自然に身をゆだねる時間は格別です。極楽の時間を、体全体でお楽しみください。

ところで、尻焼温泉という名前は、この川底からのお湯でお尻を温めて痔を治したことがはじまりだそうです。ユーモラスですね。

注意点・持ち物などのまとめ

注意点・持ち物などのまとめ

写真:下川 尚子

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では最後に、利用する際の注意点や持ち物などのまとめを。

まず、温泉の周辺には脱衣所などはありませんので、水着の方は事前に着替えていくか、バスタオルを持っていくと安心です。また、寒い時期の「帰り」は駐車場までの道で冷えてしまいますので、川原で着替えられるように工夫したいですね。秘湯はワイルドに味わうべし!という方は、もちろん、身一つで行けばOKです。

次に、利用時間。基本的にはいつでも利用OKですが、山の奥深くですので、夜の利用は安全上オススメできません。すべて自己責任となりますので、女性の方は特に、十分な注意のうえ利用しましょう。

入浴の際、足元はとても滑りやすいので、気を付けてくださいね。トイレは、川の湯から歩いて1〜2分のところに公衆トイレがあります。

飲み物やお弁当を持ち込んで、温泉の中で缶ビールを飲んだり、足湯を楽しみながらお弁当を食べている方がいたりと、過ごし方はそれぞれ。思い思いに楽しみましょう。

周辺には立ち寄り湯も。

周辺には立ち寄り湯も。

写真:下川 尚子

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野趣あふれる天然温泉が尻焼温泉の魅力ですが、なかには「野趣あふれすぎ・・・」と感じる方もいらっしゃるかも?しれません。

でも、そんな方も安心。周辺は立ち寄り湯には事欠きませんので、そちらで上がり湯をいただいて帰るという方法があります。

写真は、尻焼温泉から405号線に入り、少し南下した場所に位置する「道の駅六合(くに)」。温泉施設が併設されています。位置的にも便利ですので、立ち寄り湯を利用するにはオススメです。

おわりに

「アクセス便利な秘湯」と聞くと、なんだか矛盾した言葉に感じませんか?

ですが、尻焼温泉は比較的気軽に行くことができ、大自然の中の温泉を満喫できる場所。ご家族連れでも、女性でも、トライしやすい場所ではないでしょうか。

温泉は、自然の恵み。体いっぱいでその魅力を感じたい方は、ぜひ訪れてみてください。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/11/16 訪問

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