写真:しもちん
地図を見る唐沢そば集落がある山形村は松本空港の西側に位置しています。
日本アルプスサラダ街道沿いに入り口があり、基本的には車移動のエリアですが、松本電鉄の波田(はた)駅からも徒歩で40分程度。歩いていこうと思えば行ける距離でもあります。
地域のコミュニティーバスもありますが、かなり本数が少ないので、マイカー派でない方は駅前で待っているタクシー利用がよいでしょう。
歩く場合は緩やかな上り坂がひたすら続き、歩道も狭く交通量も少なくないのでちょっと大変ですが、高台へと進んで行くと視界が開け松本盆地の町並みが遠くに望める気持ちのよい景色が続きます。
そば集落に入るとお店の向かい側には、ご覧のように素敵な北アルプスの山々が出迎えてくれます。
写真:しもちん
地図を見るこちらの「根橋屋」さんは集落の中ほどにある大きな民家のようなお店。
玄関を抜けると廊下の向こうにある大きな広間がお食事スペース。なんだか田舎のおばあちゃんちに来たみたいな雰囲気です。
広いお庭の景色もなかなかのもの。
お茶は各テーブルのポットに入っていてセルフサービスですが、席に座れば注文するより先に大盛りの野沢菜が突き出しとして出されます。
お茶とともに野沢菜をポリポリしながらお蕎麦を待ちましょう。
写真:しもちん
地図を見る注文の品はどーんと登場。
ボリューム満点の天麩羅にびっくりします。
メニューは天麩羅がいろいろと選べるようになっていて、写真のお蕎麦、かき揚げ、野菜の天麩羅で1000円ちょうどというリーズナブルさ(2014年11月現在)。
にも関わらず、お蕎麦は本格的。
田舎のおばあちゃん家へ行くと、若いんだからいっぱい食べていきなさい〜と言いながらたっぷり出されるあの感覚。
なんだか懐かしい気分にしてくれます。
写真:しもちん
地図を見るせっかく蕎麦集落まで来たのですから、食べ歩きもしてみましょう。
集落の一番奥、弁天池の前にあるのが「水舎」さん。
こちらは他の店舗よりも大きく、以前は旅館だった建物です。
内部には複数の部屋があり、お座敷の大部屋や、畳にテーブルと椅子が置かれた部屋もあります。
写真:しもちん
地図を見るこちらの一番人気がこの粗挽き蕎麦。
その名の通り粗挽きなので、蕎麦の殻の食感まで感じられます。
お蕎麦は毎日、必要な分だけ石臼で製粉して打ち上げているとのこと。粗挽き以外にも八割蕎麦や十割蕎麦などの定番の品もラインナップされています。
系列店を村内に展開していることもあり蕎麦以外のメニューも豊富。
「ニジマスの空揚げ」や、五平餅のような「蕎麦やきもち」などのデザートまで揃っているのも嬉しいですね。
蕎麦が有名な長野県ですが、唐沢そば集落を訪れたことがない方は意外と多いのではないでしょうか。
お店によって定休日や営業時間もバラバラですが、しっかりと下調べをして、のどかな高原の集落で美味しいお蕎麦を食べてみましょう。
日本アルプスサラダ街道沿いには新鮮な野菜や果物の直売スポットも多いので、立ち寄ってみるのもオススメですよ。
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/12/14更新)
- 広告 -