世界最大の落差979m、ベネズエラのエンジェルフォールを真下から仰ぎ見る!

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世界最大の落差979m、ベネズエラのエンジェルフォールを真下から仰ぎ見る!

世界最大の落差979m、ベネズエラのエンジェルフォールを真下から仰ぎ見る!

更新日:2014/11/11 14:51

大竹 進のプロフィール写真 大竹 進 元旅行会社勤務、元旅行専門学校講師

世界には多くの絶景がありますが、交通機関が発達した現在では簡単に行ける所が増えてきました。
しかし現在でも尚、中々たどり着けない絶景があります。
それがコナン・ドイルの小説「ロスト・ワールド(失われた世界)」の舞台になった、ベネズエラのギアナ高地にあるエンジェルフォールです。
ボートに乗って川を遡り、ジャングルを歩いてやっとたどり着いた所から見上げるエンジェルフォールは将に圧巻!感動の絶景です。

いざエンジェルフォールへ

いざエンジェルフォールへ

写真:大竹 進

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エンジェルフォールへの玄関口は、ギアナ高地を流れるカラオ川が5つの滝になって流れ落ちる、カナイマラグーンに面したカナイマの村です。
この村は外界と繋がる道路は無く、アクセスは航空機のみ。
セスナ機などの小型機が発着できる小さな空港と、数軒の宿泊施設、そして周辺にわずかな民家があるだけです。

夜明け前の5時にホテルからトラックバスに乗って、カラオ川の滝の上流にあるボート乗り場へ。そこから丸木舟の様なボートに乗って、カラオ川を遡って行きます。
鏡の様な水面に空や雲が映る様はとても幻想的で、狭い舟に乗っているのを忘れさせてくれます。

途中、浅瀬の続く所は下船して20分ほど陸地を歩き、再び乗船して更に上流へ。
7時頃オルキデア島に到着して朝食、その後支流のチュルン川に入り、急流などでは時々水しぶきを浴びながら、上流へ上流へと進んで行きます。

エンジェルフォール遠望

エンジェルフォール遠望

写真:大竹 進

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ボートに乗船後4時間掛かって、漸く前方にテプイと呼ばれるテーブルマウンテンから流れ落ちるエンジェルフォールが見えてきます。
ギアナ高地にはこの様なテーブルマウンテンが100以上も聳え、1000m前後の断崖で下界とは隔絶されているため、山頂付近の動植物は多くが固有種です。

エンジェルフォールのあるテーブルマウンテンはアウヤンテプイと呼ばれ、標高2560m、面積は東京23区を上回る700平方キロメートルもあり、ギアナ高地最大のテーブルマウンテンです。
ラトンシート島に到着するとボートを降り、今度はジャングルウォークです。

ジャングルウォーク

ジャングルウォーク

写真:大竹 進

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ラトンシート島に上陸すると、直ぐにジャングルの道になり、エンジェルフォールは見えなくなります。
頭上高く木々が聳え、足元は木の根だらけで、所々ぬかるんだ道が続きます。
この様な道を約1時間半歩いて行きますが、最後の20〜30分は急な岩だらけの道になります。
大汗をかきながらのジャングルウォークですが、道端の熱帯の花が心を和ませてくれます。

エンジェルフォール到着

エンジェルフォール到着

写真:大竹 進

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岩だらけの道を登って急に視界が開けたところに、この絶景が目に飛び込んできます。
忽然と現れる世界最大の落差979mのエンジェルフォール!
余りの高さに、滝の水は落下途中で全て霧になり、滝壺はありません。
大汗をかいて登って来た疲れがいっぺんに吹き飛ぶ、感動の光景が目の前に広がっています。

時々刻々と姿を変えるエンジェルフォール

時々刻々と姿を変えるエンジェルフォール

写真:大竹 進

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このエンジェルフォールを見上げられる所は、数人座れば一杯になってしまう角ばった小さな岩があるだけで、とても狭い場所です。
東京タワーの3倍、スカイツリーの1.5倍もの高さのエンジェルフォールは、流れ落ちる水が風に舞って時々刻々と姿を変え、見飽きる事がありません。
只々感嘆、感動、感激するばかりです。
滝の落ち口を離れた水はどれだけのあいだ空を舞って、地上に降り立つのでしょうか?

エンジェルフォールは1937年、米国人パイロット、ジェームズ・エンジェルにより発見されたことから、この名前が付けられたもので、ギアナ高地のカナイマ国立公園にあります。
この滝は、カナイマの村を早朝に出発し、夕方やっと戻って来られる場所にあり、観光と言うより、探検に近いものですが、それだけの時間をかけ、苦労しても、行ってこの目で見るだけの価値が充分にある滝です。

真下から仰ぎ見る世界最大の落差の滝は、とてつもなく迫力ある光景を、目の当たりにしてくれます。
帰りは同じ道を戻りますが、ボートの左右に次々に現れる奇妙な形をしたテプイの姿や、断崖から数百mも流れ落ちる数々の滝、急流でのスリルなどを味わっていると、長時間の移動もそれ程の長さとは感じません。

ただし、ボートで川を遡れるのは水量の多い6月頃から11月頃に限られますので、ご注意下さい。これ以外の時期に訪れる場合は、空中からの遊覧飛行のみとなります。

おわりに

今回ご紹介した内容は、日本からのパッケージツアーで、カナイマに2泊するプランです。

国内の旅行会社でエンジェルフォールを訪れるツアーを企画している会社は多くありますが、遊覧飛行のみのコースもありますので、お申し込みの際は日程をよくご確認下さい。
また、現地で申し込む場合は、首都のカラカス、プエルト・オルダス、シウダー・ボリーバルなどからパッケージツアーが催行されています。

エンジェルフォールの観光は、場所柄トイレは殆ど無く、基本青空トイレです。また、プリプリと呼ばれる、噛まれると非常に痒くなる虫もいます。

世界最後の秘境にある壮大な滝を、あなたも自分の目で確かめに行ってみませんか?

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/09/12 訪問

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