命がけのアクティビティ!中国・世界一危険な登山道「長空桟道」

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命がけのアクティビティ!中国・世界一危険な登山道「長空桟道」

命がけのアクティビティ!中国・世界一危険な登山道「長空桟道」

更新日:2014/11/11 17:19

北原 りえこのプロフィール写真 北原 りえこ ラジオパーソナリティ

中国五名山のひとつに数えられ、中でも最も険しいと言われる「華山」は、その中国らしい雄大な景色から、いつも多くの観光客で賑わっています。しかし、毎月平均10人、年間で約120人が命を落とす危険な山でもあります。冒険心の旺盛な方であれば、日本では体感できないスリルを味わいに訪れて頂きたい場所です。今回は、この華山の最難関、世界一危険な「長空桟道」をご紹介します。

長空桟道を目指す

長空桟道を目指す

写真:北原 りえこ

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中国・陝西省華陰市にある華山は、大都市西安から車で約2時間、日帰りツアーも可能な観光地です。最高峰となる南峰は標高2160m、北峰または西峰までならロープウェイで簡単に辿り着くことができます。
「長空桟道」は南峰の方向にあり、向かえばあちこちに標識が出てくるのですぐに分かります。
数々の難所を突破し、南大門を潜り抜けると、いよいよ長空桟道の始まりです。長空桟道は、必ず通らなければならないわけではなく、挑戦したい人だけが行く場所です。
入り口には係員がいて、30元を支払い、ハーネス(命綱)を装着してもらいます。

初めに断崖を降りる

初めに断崖を降りる

写真:北原 りえこ

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ハーネスを装着してすぐ、約20mほどの断崖の階段を降りていきます。まだ高さに慣れていないこの場所が、正直一番恐ろしいかもしれません。足はガクガク震え、両親への感謝の言葉が浮かんでは消えたりしますが、上下にいる人々と励ましあいながらなんとか進んでいきます。

しかしここは人口世界一の中国。こんな状況でも、まさかの渋滞が起きます。この不安な状態で10分以上待たされることも。
信じられるのは己のみ、錆付いたボロボロのワイヤーに引っ掛けていくハーネスさえ信用できず、究極の精神状態を味わいます。

いよいよ桟道へ

いよいよ桟道へ

写真:北原 りえこ

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初めの断崖を下ると、いよいよ桟道に出ます。この桟道に移るわずかな隙間が怖くて多くの人が躊躇し、渋滞が起きているようです。桟道自体の幅も狭く、大人一人が乗るとギリギリです。まるで断崖にくくりつけられた「すのこ」を渡るような気分です。

晴れた日が一番怖い

晴れた日が一番怖い

写真:北原 りえこ

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華山は天候が変わりやすく、晴れているときもあれば、当然霧がかかっているときもあります。霧がかかっていれば、下があまり見えないので、恐怖心も少しは緩みますが、途中で霧が晴れたりすると、約1000mもの崖下を臨むことになり、恐ろしさは倍増です。
雨が降っている場合は、やはり見合わせたほうが良いと思います。

しかし、晴れた日であれば、高さに慣れるとまるで天上界から見下ろしているような素晴らしい景色と感じられることでしょう。

まさかの相互通行

まさかの相互通行

写真:北原 りえこ

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この長空桟道、なんと一方通行ではありません。まさかと思われるでしょうが、この桟道で多くの人々とすれ違わなくてはならないのです。誰もができれば内側を通りたいと考えるため、恐怖心の拭えない人同士のすれ違いは、時間もかかり大変です。

この桟道の先には、こじんまりとした広場と道教の祠があります。広場に辿り着いた人々は、共に恐怖と戦った経験からか自ずと笑顔がこぼれ、人種を問わず知らない人とでも肩を叩き合ったり、握手したり、皆で集合写真を撮るなど、和気藹々とした雰囲気で満たされます。
そして十分に休憩したら、また来た道を引き返すのです。

おわりに

この桟道を歩きながら写真を撮ったり、撮ってもらったりはなかなか難しいですが、上手に撮影できる人が近くにいれば、頼んで後で送ってもらうと良いと思います。また、桟道の途中にはカメラマンがいて、記念写真の販売もしてくれます。
せっかく華山に行ったのならば、勇気を出して是非この長空桟道に挑戦してみましょう。いつもと違う自分に出会い、自信すら生まれる気がしますよ。

掲載内容は執筆時点のものです。 2012/08/03 訪問

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