チェックインもすんで出国審査前に時間をつぶす時に迷うのは、外で食べたり買ったりするのがいいのか、それとも中で食べたり買ったりするのがいいのかということですよね。空港に入っているお店は高いし、いいかどうかもわからないという方が多いと思います。特に高雄空港はお店の数も少ないので、どうするか迷うところですが、実は空港内でも名物料理が食べられ、バラまきお土産が買える場所があるのです。
3階出国ロビーにあるレストラン。外に置いてあるメニューの値段を見て、ちょっと高いと思ってしまいますが、実はこの「ケ師傅」は、高雄でも有名なレストランなんです。
1984年にオープンして以来高雄市に9店舗にまでなった「ケ師傅」。日本でフランス料理を学んことがあるシェフがその技を中華料理に生かしてオープンしたレストランです。中でも「法式精燉牛肉麺」(150元)は、フランス料理の玉ねぎを時間をかけてあめ色に炒め、煮込んで作った「オニオンスープ」がベースとなっている人気メニューの一つです。この他日本で知られていない台湾グルメとして有名な豚足煮込みや豚モモ煮込みなども「ケ師傅」の名物料理で、人気があります。
写真は朝のメニューの「田園疏菜粥」(100元)。しいたけと腐竹(日本の湯葉のような大豆製品)が中心のお粥です。中華粥なので味もついていますが、口に入れるとふわっとやさしい味がします。日本ではお粥といえば病気の時食べるものと思いがちですが、中華粥は味がしっかりついているので、ただの病人食ではないんです。台湾では朝ごはんにお粥を食べる人も多いので、この他ピータンのお粥など全部で4種類あります。(朝のメニューはお粥、サンドイッチ、ケーキ、ドリンクのみとなっています。)
消化がよく体にやさしい伝統的な台湾の朝ごはんを有名店で是非味わってみてください!
同じく3階出国ロビーには、お土産屋「新東陽」もありますが、バラマキお土産をお探しの方には、1階のコンビニ(ファミリーマート)がおすすめです。1階の隅にあるので気づかない方も多いのですが、出国審査後の免税店やレストランなどより値段も安く、空港店だけのお土産などもあるので立ち寄ってみるのもおすすめです。
コンビニは広くはないものの、バラマキお土産にもよい、京都念慈菴のど飴や台湾の乾物やおつまみ、台湾風味のスナックなどもここで買えます。また、箱に入っているパイナップルケーキも安く手に入ります(ただし、お酒類はありません)。そして空港店には、写真のようなキーホルダーや記念スタンプなどもあります。台湾土産にピッタリですね。
又コンビニの外側には、いすとテーブルもあるので、簡単に朝食をとりたいという方、何か食べたいけれどあまり時間がないという方にも便利なスポットです。
今回ご紹介した「ケ師傅」とコンビニ、お土産物屋さん「新東陽」の他、出国審査後には、免税店、雑誌や文具、薬を扱うお店、子供向けのショップなどもあります。
空港では出国審査後に外に出ることはできないので、中に入ってから「あれを買っておけばよかった」など後悔することもよくあります。高雄国際空港では、特に出国審査後にコンビニはありませんので、コンビニのものを何か買いたいという方は1階で買ってくださいね(朝5時30分からの営業です)。
高雄国際空港では、おいしいものが食べられ、お土産も買えるので、滞在中は高雄市内をめいっぱい観光しても安心です。
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