サンティアゴは、一国の首都ながらも、観光の名所がコンパクトにまとまった旅行者には嬉しい街。南米旅行で、サンティアゴ国際空港での乗り継ぎになったら、チャンスです。
ぜひこの機会を利用して、バスでサンティアゴの街にでてみましょう。
空港前から出ている路線バスに乗って、僅か40分で市内の中心、ロス・エロエス・バスターミナルに到着。バスを降りれば、もうそこは旧市街の入り口。ヨーロッパを思わせるようなエキゾチックな街並みが迎えてくれます。
サンティアゴは、一年中花が咲き乱れる美しい街ですが、特に、夏の季節(日本では冬の季節)は、ジャカランダという木に注目です。
この木は、春の終わりから夏にかけて、美しい紫色の花を咲かせます。木を覆うように、沢山の花が揺れている様は、まるで日本の桜を思わせます。風が吹けば、ひらひらと花弁が落ちてくるのですが、それも、桜そっくりです。
ジャカランダは街路樹なので、サンティアゴであれば、どこでも見ることができます。ですが、観光客にとってお勧めなのはアルマダ通りです。ちょうど、ロス・エロエス・バスターミナルから旧市街の見どころであるアルマス広場やサンタ・ルシアの丘に行く途中の大通りで、通りの真ん中に設けられた緑地帯は公園になっています。このあたりのジャカランダは大きく茂っており、記念碑や銅像ともいい具合にマッチ。公園ののんびりとした雰囲気を醸し出しています。
人々が陽気で踊りや音楽が街に溢れている―――そんなステレオタイプが南米の街にはありますが、サンティアゴも例外ではありません。旧市街に入れば、洗練された街並みの中に多くの大道芸人を見ることができます。音楽を演奏していたり、踊っていたり。一緒にみていた市民も踊りだすのが南米流。見るも良し、参加するも良し。サンティアゴ旧市街を歩いていて飽きることはありません。
ジャカランダが咲く夏のサンティアゴには、他にも様々な花が溢れています。黄色、赤、青、植え木として、あるいは街路樹として植えられた花々と、鮮やかな紫のジャカランダのコラボレーションもまた見どころのひとつなのです。
いかがでしたでしょうか?
今回は「ジャカランダのお花見」をテーマに紹介しましたが、サンティアゴには、他にも魅力的なスポットが溢れています。サンティアゴ大聖堂やモネダ宮殿、サンタ・ルシアの丘からみるアンデス山脈等はいずれもロス・エロエス・バスターミナルからの徒歩圏。サンティアゴ国際空港からは、パタゴニアやイースター島をはじめとしたチリ各地へのフライトも出ています。
ヨーロッパ風の街並みが美しく、治安の面でも南米の中では安心できるチリの首都、サンティアゴ。ぜひ、街が華やぐジャカランダの季節に訪れてみてはいかがでしょうか?
(本文下MEMOにチリ政府観光局によるサンティアゴ観光案内のリンクがあります)
この記事の関連MEMO
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(2023/11/29更新)
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