「ひしお丼」のお約束は、
1. 「醤の郷」で作った醤油やもろみを使っていること
2. 小豆島の魚介、野菜やオリーブなど地元の食材を使っていること
3. 箸休めはオリーブか佃煮を使っていること
※出典:小豆島商工会作成の観光パンフレット
上記3つのポイントが押さえられていれば、食材じたいは魚介でもお肉でも良いため、お店のアレンジしだいで、それぞれ全く違った丼が提供されるのも魅力の一つです。
写真は、オリーブ園内のレストラン「オリーブパレス」の人気メニュー「もろみ味噌とたっぷり野菜のひしお丼」。小豆島産100%のエキストラバージンオイルで炒めて、もろみ味噌で味付けされた挽肉が味の決め手、野菜もたっぷりいただける丼です。テーブルに置いてあるオリーブオイルを上からかけると、さらにコクと風味が増して美味しくなります。
奈良県の三輪そうめん、兵庫県の揖保乃糸と並び、日本三大そうめんの一つと言われる小豆島の手延そうめん。その手延そうめんに、小豆島産のオリーブの果実を練りこみ、さらに表面にオリーブオイルを塗ったのが、「オリーブそうめん」です。
日本で初めてオリーブの根付けに成功した小豆島では、オリーブの栽培がさかんに行なわれており、オリーブを使った商品をたくさん開発していますが、このオリーブそうめんもその一つ。緑色の綺麗な麺ですが、それほどオリーブの味や香りはせず、ほのかに風味を感じる程度。弾力と歯ごたえがあり、オリーブオイルの効果なのか、つるっと喉越しが良いのが特徴です。
食事の後は、オリーブ栽培発祥の地である小豆島オリーブ園内のお散歩がおすすめ。辺り一面オリーブの木が植えられており、100年近く前に栽培が始まった頃の"オリーブ原木"も現存しています。約2,000本もあるオリーブの林の中をお散歩なんて、なかなか他ではできない体験です。
「ハートの形のオリーブの葉っぱを見つけると、幸せになれる」という噂をご存知ですか?
オリーブの木を近くでよく見てみると、運が良ければハートの形をした葉っぱが見つかるかも?そのハートの葉を持っている人は、幸せになれるという言われがあるので、是非探してみてください。ちなみに、先が二股に割れてハート型に見える葉は結構あるのですが、写真のように葉脈が二つあるものが、本物のハートの葉だそうですよ!
小豆島は、高松港から高速艇で45分。宿泊してのんびり島内を観光できればベターですが、小豆島のエッセンスを味わうだけなら、高松からの日帰りも可能です。
たくさんある島の特産品を色々と見てあるくのも、お土産を選ぶのも、もちろんグルメを堪能するのも楽しいですよ。是非オリーブの島へ癒されに行ってみてください。
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