写真:結月 ここあ
地図を見る新宿御苑は、徳川家康の家臣であった内藤氏の江戸屋敷でした。
明治時代には、農事試験場を経て、明治39年に皇室の庭園となり、昭和24年から、国民の公園として一般に開放されました。
桜の時季には、毎年行われる内閣総理大臣主催の「花見の会」の会場であることでも知られていますね。
新宿御苑には歴史的建造物が何か所か残されています。
この写真の建造物は、昭和2年に建てられた旧新宿門衛所。
残念ながら内部は見学できません。
天皇や皇族の休憩所として明治29年に創建された旧洋館御休所は、毎月第2・4土曜日 10:00〜15:00まで特別公開されています。
写真:結月 ここあ
地図を見る秋は園内が紅葉に染まります。
特に、新宿門の入り口にある、大銀杏付近は撮影スポットです。
大銀杏の下には、モミジがあり、赤と黄色の紅葉が楽しめますよ。
誰も足を踏み入れない落ち葉の絨毯もご覧頂きたいです。
写真:結月 ここあ
地図を見る江戸時代に完成した内藤家の庭園玉川園が、御苑のルーツといわれています。
池とその周囲を巡る園路を中心に作庭された池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)の日本庭園は紅葉が見事です。
周囲3.5kmの園内には、その他、広々とした芝生にケヤキやメタセコイアなど、自然の巨樹の茂るイギリス風景式庭園や、バラの花壇と、写真のプラタナス並木の美しいフランス式整形庭園もあり、明治を代表する近代西洋庭園といわれています。
写真:結月 ここあ
地図を見るこのオシャレな外観の建物は、温室。
温室には、洋ランをはじめ、熱帯や亜熱帯の植物など、2700種を栽培しています。
絶滅危惧種の保存や展示は勿論、保護増殖にもつとめているようです。
御苑の入場料200円だけで、温室が無料で見学できるのは嬉しいですね。
新宿のシンボルのひとつでもあるドコモタワーが温室の左に見えます。
庭園内の木々の間から望める新宿のビル群の景色は、ひと味違いますよ。
写真:結月 ここあ
地図を見る冬になると、水仙や福寿草、冬桜、梅などが咲き始めます。
雪景色も美しいことでしょう。
この写真は、春に桜が満開の頃の新宿御苑。
ソメイヨシノは勿論、65種1300本の桜が咲き誇ります。
春になったら、ご家族や恋人同士でお弁当を持って、広い芝生でのんびりと一日を過ごすのもいいですね。
都会の景色に溶け込む庭園や、四季折々の花々の楽しめる新宿御苑へ、一度足を運んでみませんか。
新宿門、大木戸門、千駄ヶ谷門と3か所の門があり、どこからも入場ができます。
徒歩圏内に、複数の路線の駅もありとても便利です。
*新宿門へは、
JR・京王・小田急線 新宿駅南口より 徒歩10分
西武新宿線 西武新宿駅より 徒歩15分
東京メトロ丸の内線 新宿御苑前駅より 徒歩5分
東京メトロ副都心線・都営新宿線 新宿三丁目駅より 徒歩5分
*大木戸門へは、
東京メトロ丸の内線 新宿御苑前駅より 徒歩5分
*千駄ヶ谷門へは、
JR総武線 千駄ヶ谷駅より 徒歩5分
東京メトロ副都心線 北参道駅より 徒歩10分
都営大江戸線 国立競技場駅より 徒歩5分
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(2024/11/10更新)
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