写真:坂元 美鈴
地図を見るクルーズ船は500隻ほどもあり、自分で手配することもできますが、ハノイからの移動などを考えるとやはりツアーが便利で楽ちん。いずれのツアーもだいたい同様の内容・スケジュールのようです。ハノイのホテルまで送迎付の日本語ツアーもいくつかあり、今回筆者が利用したのは、在ハノイ日本人からも信頼の厚いTNK&APTトラベルです。
ホテルにツアー会社のバスが迎えに来てくれるのが朝8時頃。ハノイからハロン湾クルーズのスタート地点・バイチャイを目指します。ベトナムの牧歌的な風景を眺めながらバスに揺られること約3時間、バイチャイに到着したら小舟に乗ってクルーズ船へ。
今回乗船したのは「ハロン・ドラゴン・クルーズ」です。1階が客室、2階がダイニング、3階がデッキの中型船で、部屋数10室。筆者含め、20名の乗客とスタッフ、総勢26名の船上の旅です。ウッド調の客室にはトイレ・シャワーも完備され、お湯もちゃんと出ます。乗船後は客室で休憩&景色を愉しみ、2階のダイニングへ。
写真:坂元 美鈴
地図を見るウェルカムドリンクのベトナム産ワインを楽しんだ後はランチタイム。1泊クルーズでは1日目の昼・夜、2日目の朝・昼食の4食が用意されます。
ハロン湾で穫れた海老やイカ、魚などの海の幸を中心としたベトナム料理で、テーブルごとに大皿でサーブ、好きなだけ取り分けるスタイル。
毎食バリエーションを持たせ、5〜6品用意してくれるので飽きることなく食べられます。事前にアレルギーの有無、ベジタリアンかどうかも聞いてくれますよ。
また、各国からの旅行者と会話を愉しみつつ食事ができるのもクルーズ船ならではの愉しみです。
写真:坂元 美鈴
地図を見るアクティビティも充実しています。ランチの後は巨大な洞窟、スンソット洞のある島へ。約100年前にフランス人地質学者によって発見されたというこの洞窟は、3つの大きな鍾乳洞から成り、自然の造形美が織りなすスケールの大きな景観が圧巻!
ライトアップされた幻想的な雰囲気を楽しんだ後は、ビーチのある島へ移動し、しばし海水浴を愉しんだり、展望台からの眺めを堪能したり。島に生息する野生のサルに出会うなんていうハプニングもあったりします。
続いてカヤック体験。乗り場のある島へ移動し、2人一組で乗り込みいざ出発!
ライフベストを着用しますし、波のおだやかな場所での体験ですが、夕闇が広がり次第に薄暗くなるなかカヤックを漕ぎ進めるのはなかなかスリルがありますよ!
写真:坂元 美鈴
地図を見る再び船に戻ると船上クッキングクラスです。ダイニングでスタッフがベトナムの代表料理、生春巻きの作り方をデモンストレーション後、各自で実際に作ります。「意外と簡単!」「おいしい!」なんていいながらしばし試食タイム。そのままディナーに突入です。ライトアップされた同様のクルーズ船が遊覧する夜のハロン湾の景色を楽しみながら、海の幸たっぷりのベトナム料理に舌鼓! なんとも贅沢なひとときです。
ディナー後はワインを片手に船からの眺めを楽しんだり海風に身を委ねたり、思い思いのリラックスタイム。イカ釣り体験のほか、カラオケやダンスなどのエンターテイメントも用意されています。
写真:坂元 美鈴
地図を見る翌朝はアメリカンブレックファストとトロピカルフルーツ、ベトナムコーヒーの朝食後、真珠の養殖をしている島へ見学に。養殖場や、実際に貝を開いて真珠を取りだす様子を見せてくれるなど、興味深い体験ができます。船に戻って昼食を終えるといよいよ下船の時間。12時ごろバイチャイに到着後、ハノイへ向けて帰路につきます。
悠久の時が流れる世界遺産を船で巡るという贅沢な時間が過ごせるのはもちろん、船に宿泊する、というのもなかなか出来ない非日常体験。加えて色々な国からの参加者との交流もクルーズ船ならでは。カップル、家族はもちろん、一人旅、友達同士の参加でも楽しめる、充実クルーズです。
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(2024/12/5更新)
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