写真:木内 つばめ
地図を見る1番気になるのが「どうして学校が経営しているのか?」というところですね。ホテルと旅行のマネージメントを勉強するコースがある「香港理工大学」、そしてホテルマンの卵が通う「ホテル&観光経営学校」。この2つの学校の生徒たちの実習の場を兼ねて作られた本格的なホテル、それがホテル・アイコンなのです。
実習中の学生さんたちに実際接客してもらっても、誰が実習生なのかわからないくらい全く違和感はありません。きちんと5つ星ホテルとして機能しているところが素晴らしいです。
学校、教員、生徒たち、プロの観光業界の方が「思い出深い、快適な宿泊をしていただく」という目的で運営しているこのホテル、泊まってみたいことはもちろん、なんだか応援したくもなるホテルです。
写真:木内 つばめ
地図を見るこのホテルが注目されるもう1つの理由がデザイン性の高さです。
日本でも人気のインテリアショップ「コンランショップ」で知られているテレンス・コンランや、人気ファッションデザイナーのヴィヴィアン・タムなどがホテルデザインに参加しているという贅沢さ!ホテル内には香港的要素を盛り込んだ現代的なフォトグラフや絵が飾ってあったり、エレベーターごとの内装にも違いを出して乗る度にゲストをハッとさせたり、館内でデザイン&アートを探す面白みがここにあります。
植物を埋め込んだフレッシュな壁、明るいロビーに映えるスタイリッシュな家具、そして素敵な制服に身を包んだスタッフ。全体的に爽やかな印象で、居心地の良さを重視していることがよくわかります。
写真:木内 つばめ
地図を見る地価が高いことで有名な香港。それを反映するかのように、香港のホテルの部屋は狭めな間取りが多いです。子連れ旅行などである程度の広さが欲しいときは、ぜひホテル・アイコンに注目!スタンダードなお部屋「アイコン36 シティー」でも36平米という香港ではかなり贅沢な広さ。そしてゆったり眠れるキングサイズベッド!バスルームもしっかり浸かれるバスタブがあり、「ウォークイン シャワールーム」という独立したシャワーブースもあります。それなりの値段がするホテルでも香港ではバスタブが付いてないこともありるのでこれはありがたいです。
お部屋の冷蔵庫にはビールやソフトドリンク、スナックなどが用意されているのですが、それらも全て無料!室内のおしゃれなチェアで堪能できます。
写真:木内 つばめ
地図を見る今では欠かせないWi-Fiももちろん無料なのですが、驚きは客室にスマホまでもが用意されていることです。天気や現地情報をチェックするのに便利なのはもちろん、クリーニングなどを頼みたい時はこのスマホでリクエストすることもできます。日本語の通じない海外で緊張しながらフロントに電話をかけなくてよいのです。
またこのスマホを使えば市内通話はもちろん国際電話までも無料!最新型のホテルサービスはここまで到達したのか!という数歩進んだホテル体験も楽しめます。
写真:木内 つばめ
地図を見るこのホテルの目玉の1つが9階にある温水プール。暑い時期が長い香港にぴったりのこのプールは6:30から21:30まで利用できるので、朝お目当てのお店が開く前や(香港はお店のオープンが一般的に遅めです)、夕飯の後にひと泳ぎするのもいいですね。
またここからはビクトリア湾と香港島のビル群が見えるので、プールに入らなくても、夜ここへ来て夜景をゆっくり堪能するのも素敵です。プールバーが併設されているので1日の終わりを夜景とお酒で締めくくるには最高の場所ではないでしょうか。
ホテルからは香港一の繁華街・尖沙咀(チムサーチョイ)への無料シャトルバスが出ており、これはかなり重宝します!停車位置はペニンシュラの裏、そして巨大ショッピングモール・ハーバーシティ近くのDFS前の2カ所。食事や買い物にとっても便利な場所である上、20分間隔というかなり多い本数で行き来してくれます。渋滞がなければペニンシュラ裏まで5分程度で到着。
また最寄の地下鉄は東鐵線(イースト・レイル・ライン)の「紅磡(ホンハム)」という駅。東鐵線はなかなか使わないと思うのですが、香港リピーターの方、この線の「旺角東(モンコック・イースト」、「九龍塘 (カオルーントン)」も新規に開拓するとなかなか楽しいですよ!
香港のパワーみなぎる街中で1日遊んだら、賑やか過ぎず、遠過ぎずのホテル・アイコンでホテルライフを楽しんでみてください。若き学生が一生懸命サービスしてくれる新しい形のホテル、ぜひ体験してみてください。
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(2023/12/1更新)
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