プエブロとは「集落」を意味しており、タオスプエブロはネイティブアメリカン、プエブロ部族の古代の集落です。現在でも約１５０人ほどが実際にこの集落で生活をしています。彼らは主に土産品や工芸品などを観光客に売って生活しています。
当然ですがお店の看板が出ていない家は住居のため、中に入ることができません。また、住民の写真を撮ることもできません。集落に流れる川は飲料水として使われているため、絶対に川へ入ってはいけません。お祭りの日は写真を撮ることができません、など、集落では見学の際にいくつかのルールを設けています。
住民の生活を守ることを第一に見学をしましょう。
入り口でもらえるパンフレットには、それぞれの見どころに数字が書いてあります。もちろん、自由に町を散策できますが、１番から順番に回るのがお勧めコースです。
アドビ建築のサンジェロニモ教会、町の墓地、家の外に作られたパンを焼くための窯、町の中心を流れる美しい川など、古代の人々の生活に思いを馳せながら歩いてみてください。住宅は似ていますが、外の飾り物が異なっていたりして個性があり、自分が住むならどの家がいいか、なんて考えたり、実際にプエブロに住んでいると想像しながら歩いても楽しいですね♪
またトイレは集落の外にありますので、トイレを済ませてから見学を始めましょう。
集落内の建物は藁や土、水を用いて作られた日干し煉瓦（アドビ）を積み上げて作られています。ニューメキシコ州は大変乾燥しており、夏は暑く、冬は寒い日が続きます。窓は少ないですが、このアドビの外壁が外の温度をゆっくりと吸収するので部屋の中は一定の温度に保たれています。１０００年前からの知恵が息づいた建築なんです！
また、部屋の中に階段がないので、２階に行くには外の梯子を使って部屋へ行きます。とてもユニークですね！
タオスプエブロの一番の見どころです♪
町のあちこちにあるお店で焼きたてのパンや、手作りの石鹸やアクセサリー、工芸品を購入することができます。
お店では工芸品についてお話をしてくれる住民の方々もいます。質問等がある時は、思い切って話しかけてみましょう。お店に入る時は「Hello」、またお店から出るときは「Thank you」と挨拶を忘れずに。
また、集落には沢山の犬が放し飼いになっています。人に慣れた犬ですが、犬が苦手な方はご注意を！
いかがでしたか？
タオスプエブロはニューメキシコ州のアルバカーキ国際空港から車で２時間半、また、サンタフェ空港から１時間半程度で到着します。また、断崖絶壁の廃墟プエクリフ、「奇跡の砂」のチマヨ教会なども約１時間くらいの場所にありますので、立ち寄ってみてください！こちらのスポットにつきましては、別記事に詳しくまとめてあります。本文下のＭＥＭＯよりご覧ください。
建築物を見るのが好きな人、そして世界遺産好きの方にお勧めです♪
下記お祭りの日は大変混雑することが予想されますので、早めに行かれることをお勧めします。また写真撮影は禁止です。
１月１日 タートルダンス
１月６日 ディア、バッファローダンス
５月３日 サンタクルーズ祭り
６月１３日 サンアントニオ祭り
６月２４日 サンファン祭り
７月の第２週末 タオスプエブロパウワウ
７月２５日 サンティアゴ祭り
７月２６日 サンタアナ祭り
９月２９日 サンジェロニモ前夜祭
９月３０日 サンジェロニモデイ
１２月２４日 聖母マリア様の行列祈祷式
１２月２５日 ディア、マタチネスダンス
またボランティアガイドが毎日朝９時から２０分おきにガイドツアーをおこなっています。（英語/要チップ）２０から３０分程度のツアーです。
ぜひアメリカ最古の集落で１０００年前にタイムスリップ体験してみてください！
＜タオスプエブロ基本情報＞
見学可能時間
月曜日から土曜日 午前8：00から午後4：30まで
日曜日 午前8：30から午後4：30まで
料金：（2014年12月現在）
大人 １６ドル/１人
学生 １４ドル/１人
団体（大人８名以上） １４ドル/１人
１０歳以下の子供 見学無料
この記事の関連MEMO
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較！
このスポットに行きたい！と思ったらトラベルjpでまとめて検索！
条件を指定して検索
