最高の夜景とちょっとドキドキの六甲山ナイトハイク

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最高の夜景とちょっとドキドキの六甲山ナイトハイク

最高の夜景とちょっとドキドキの六甲山ナイトハイク

更新日:2014/11/14 16:11

SHIZUKOのプロフィール写真 SHIZUKO 舞台演出者

『ナイトハイク』ご存じですか? 夜のハイキングなんですが、平地ではなく山の上を歩きます。常識的には、山は早立ち早着きが必須で、暗くなってから歩くことはご法度。例えば、想定内の日没は行動プランだけど、想定外の日没は遭難を意味します。
だからこそ夜の山に踏み込んでみたいという冒険心が心にくすぶります。そんな時は、ガイドツアーで、エイ! とチャレンジしてみましょう。

『TENRAN CAFE』で暮れゆく時間を楽しむ

『TENRAN CAFE』で暮れゆく時間を楽しむ

写真:SHIZUKO

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ナイトハイクに備えて、午後からあらかじめ六甲山を下見しておくというのが、ナイトハイクを100倍楽しむ第一条件だと思います。ナイトハイクで、暗い山道をただただ歩くだけでは、楽しみは半分。ぜひ、明るいうちに自分の足でプラプラと歩いてみて下さい。山の全体像や、ナイトハイクで歩く道をなんとなく把握しているのとしていないのでは楽しみ度合いが全く違います。

そして、夕暮れが迫るころ、六甲ケーブル山上駅併設の『天覧台』にある『TENRAN CAFE』で休憩をとりましょう。大きな窓のある、神戸牛を使ったメニューやお洒落なパスタがいただけるお勧めのお店。お腹が空いてなくても、一押しのハニーカフェラテの甘さにホッコリしながら眺める、暮れゆく百万ドルの夜景は最高です。

六甲ケーブルのそばの秘密の夜景ポイント

六甲ケーブルのそばの秘密の夜景ポイント

写真:SHIZUKO

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ナイトハイクをしない人も、車で夜景を見る人も、ほとんどの人が立ち寄る場所が『天覧台』。1981年に昭和天皇が立ち寄られたことを記念して、天覧台と名付けられました。眼下に広がる神戸の街から、海を越えて関西空港や和歌山。左手には大阪平野から生駒山、箕面の山々、右手は明石から淡路島まで近畿の南側を一望できる絶景スポットです。広々とした風景はまさに100万ドルの夜景…なんですが、……困ったことに写真を撮ろうとすると、天覧台になぜか作られた国鳥・キジのオブジェが邪魔をします。うーん、どうしよう…。

ご安心ください。天覧台から駐車場を越えて、1分ほど山を登ると大きな岩があります。ここが秘密の夜景ポイント。電線にもキジのオブジェにも邪魔されない絶景ポイントです。ただし、岩の上なので、足元には充分注意して夜景をお楽しみくださいね。

いよいよナイトハイクのスタート

いよいよナイトハイクのスタート

写真:SHIZUKO

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ケーブル駅を離れていよいよナイトハイクのスタートです。とっぷりと暮れた暗い山の空気は、畏れというか、やはり恐怖感があります。六甲山上は観光地としてとても整備されているので、街灯がともっている歩道付きの車道を歩けば、ぐるっと一周、山頂付近を楽しむことができますが、それではせっかくの自然の夜の世界には触れられないので、あえて山道に入っていきます。

夜の山の何が怖いんだろうと考えてみると、一番怖いのはイノシシに出会うことでしょうか。六甲周辺ではイノシシに襲われたニュースが多く聞かれていて、ガイドさんから「もしイノシシに出会ったら、目をそらさずゆっくりと後ずさりしましょう」という説明もあって、もしもと思うとドキドキです。もちろんそれ以外にも、暗い山では鈍っていた動物的勘が研ぎ澄まされるのか、足の裏、目、耳、肌がすべて敏感になり、明るい場所では感じない多くのことが体に入ってきます。普段感じないゾクゾク、ぞわぞわ、ドキっ! という瞬間の連続。だからこそ、とっても貴重な体験なんです。

キラキラ輝く『六甲ガーデンテラス』

キラキラ輝く『六甲ガーデンテラス』

写真:SHIZUKO

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月が明るい夜なら、ヘッドライトを消してみると、月明りで自分の影が道に映ることにびっくり。月影さやけくとは、まさにこういうことかと感動体験。煌々と輝く電気に囲まれた生活では、見えなくなっているものが多いと気付かされされます。

そんなことを感じながら暗い道を歩いていると、突然、人工的にキラキラ輝く世界が目の前に現れます。そこが『六甲ガーデンテラス』。おしゃれなレストランや英国風庭園コッテージガーデンがある観光エリア。ドライブデイトの人がほとんどで、登山姿のナイトハイクチームは、ここでは珍客。

冬の夜はイルミネーションが点灯し、あたたかな光に包まれます。クリスマスグッズのお買い物やディナーをぜひお楽しみください。

このエリアの一押しは『六甲枝垂れ』。自然体感展望台と銘打たれた有料の展望所で、内部は様々な工夫が施されていて、いろんな角度から風景を眺めることが出来ます。

知る人ぞ知る『天狗岩』は最高の夜景スポット

知る人ぞ知る『天狗岩』は最高の夜景スポット

写真:SHIZUKO

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ナイトハイクの最終目的地は『天狗岩』。夜景愛好家にはメジャーなスポットですが、車道からは遠く、判りにくい、細くて暗い山道を5分ほど歩かなければならない場所なので、誰でもが行ける場所ではありません。ガイドツアーならではの場所です。

だからこそ行く価値があります。本当に素晴らしい夜景スポットです。天狗岩と呼ばれる岩の上に登れば、右手にはまさに天狗の顔を見ることが出来ます。海の方へ眼をやれば、ライトアップされた明石海峡大橋が見えます。暗い空に、神戸空港、関西空港、伊丹空港から飛び立つ飛行機の点滅するライトが細い線を描き、点滅する三本の光の筋を見られる唯一の場所じゃないでしょうか。寒くなく快適な季節なら、ここで寝てしまいたいような誘惑にかられる静かで、安心できる素敵な場所です。

夜の山は神秘的

行くべきか行かざるべきか、ちょっと悩んでしまうナイトハイク。物の怪たちが彷徨う妖怪の世界か、動物たちの咆哮響く世界か。どちらにしてもかなり日常とかけ離れた体験が期待できる山の時間。夕暮れから夜景へと移り変わる風景の中に人々の暮らしを見る時、忙しい都会時間に生きたいのか、もっと違う時間軸で生きたいのか…、など自分と話す時間が持てるナイトハイク。コースが判らないままで夜の山を歩くことし出来ないので、ガイドツアーで行ってみてください。家路につくとき、自分の中に起こっている変化にびっくりするはずです。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2014/10/14 訪問

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