提供元:a branch of Museo del Jamón in Madrid/Andreas Praefcke
http://commons.wikimedia.org/wiki/File:Madrid_Muse…地図を見るMuseo del Jamónはマドリード市内に数店舗ありますが、観光ついでに行くならプエルタ・デル・ソル近くやプラド美術館近くの店舗が便利でしょう。
入店してまず驚くのが、無数に吊るされている生ハムの原木!熟成段階の違いなのか、むき出しの状態で吊られている原木と白い靴下ような布で覆われている原木があります。
これは一体、豚何頭分の生ハムなのか…と、考えなくてもいいことがつい頭をよぎります。
提供元:Butcher shop (museo del jamón) in Madrid, Spain/Anagoria
http://commons.wikimedia.org/wiki/File:2012-04-29_…地図を見るMuseo del Jamónの1階は、生ハムやサンドイッチを売っているデリカテッセン。
朝食や昼食はもちろん、ホテルでの晩酌用のおつまみを買うのにもぴったりです。
生ハムの種類が多すぎて選ぶのが難しそうですが、お肉の判断基準は日本もスペインも同じ。
・基本的に値段は正直である。
→100g1ユーロより100g2ユーロのほうがおいしいだろう、という判断はできます。
・ブランド物は高い。
→ハモン・セラーノやハモン・イベリコはやはり高いです。
・高すぎるとよくわからなくなる。
→ワインのようなもので、高すぎると食べ慣れない人にはよくわからないことも…。
塩味が強くて脂身がくどいとしか感じられないかもしれません。
口に合わないという失敗もまた旅の思い出なので、予算の範囲内で食べ比べてみましょう。
値段表示はkgあたりですが、50gや100gでも買えます。
スペイン語に自信がなくても、「50g」などと紙に書いて見せればOKです。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見るMuseo del Jamónの2階はレストランになっていて、座ってゆっくり食事を楽しめます。
特にランチは前菜、メイン、ドリンクを選べるプリフィクススタイルで値段もお手頃ですし、パエリアやガスパチョ、魚フライといったメジャーなスペイン料理が揃っているので、滞在中に一度は訪れたいところです。
注意点は、できるだけ同行者と別のメニューを選ぶこと。
日本では「二人前」は「一人前の倍」ですが、スペインではそのあたりがとても適当。
ワインとビールを選ぶとそれぞれ1本ずつ出てくるのに、2人ともワインを選ぶとワイン1本にグラスが2個なんていうことも普通にあるのです(ワインが2本出てくる場合もあります)。
スペイン語でクレームを言えないのであれば、別々のメニューを選ぶのが確実です。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見るスペインに来たからには本場のスペインバルで飲みたい!
Museo del Jamónにはバルも併設されているので、そんな希望も叶います。
気軽な立ち飲みスタイルで、2階のレストランより地元客が多く大賑わいです。
ビーノ(ワイン)、セルベッサ(ビール)といった簡単な単語さえ覚えておけば問題なし。
地元客に交じって、本場のバルの雰囲気を満喫しましょう。
Museo del Jamónはガイドブックにも必ず載っているので「いわゆる観光客向けのお店かな」と思いがちですが、マドリード市民に聞いても真っ先におすすめされる信頼できるお店です。
ちなみに、Museo del Jamónはデザートもおいしいのですが、プラサマヨール店の近くには「San Gines」という老舗のショコラティエがあり、こちらもマドリード市民のお墨付き。
チョコレートにチュロスを浸して食べるチョコラテ・コン・チュロスが絶品なので、食後のデザートはこちらに移動されることをおすすめします。
この記事の関連MEMO
この記事を書いたナビゲーター
一番ヶ瀬 絵梨子
お酒とおいしいものが大好きな、名古屋在住の関西人。2児の母。ヨソ者目線で、名古屋の魅力をフカボリ中です。名古屋観光検定(上級)。フェリーやLCC、民泊を使い、家族で格安に旅する方法を探すのが得意。その…
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