古市・金屋地区は、江戸時代には岩国藩の商業の中心地でした。岩国藩は、当時海沿いにあった古市・金屋地区に有力な商人を移住させました。古市・金屋地区は大いに発達し、岩国藩の経済を支えました。
古市・金屋地区は江戸時代に4度も大火に見舞われたため、防火のために白壁でうだつを備えた商家が立ち並ぶようになりました。白壁・うだつの街並みは現在にも色濃く残り、ほぼ同じ高さの商家が立ち並び、綺麗な並びの街並みです。
柳井市の代名詞ともいえるのが、「金魚ちょうちん」です。金魚の形をしたちょうちんで、つぶらな瞳と丸いおちょぼ口の顔がユーモラスです。江戸時代に、柳井の商人が青森のねぶたを参考に、地元の織物である柳井縞を用いて、子供が親しみやすいものを創ろうとした結果、金魚ちょうちんが誕生しました。
現在、金魚ちょうちんは古市・金屋地区の商家に飾られ、街並みを彩っています。金魚ちょうちんが泳ぐ街並みは、古市・金屋地区だけでしか見ることができない、メルヘンな街並みなのです。
古市・金屋地区の街並みを彩る金魚ちょうちんですが、作ってその日のうちに持ち帰ることができます!「やない西蔵」では、金魚ちょうちんの製作体験をすることができます。
胴体の部分ができあがっている状態から、目・口を貼り、ひれやしっぽをボンドで取り付け、模様を描けば、あっという間に金魚ちょうちんの出来上がり!手先が不器用な方、お年寄りや子供でも簡単に作ることができちゃいます!
※ご参考までに、やない西蔵のリンク先を下記MEMOに掲載いたします
以上、柳井市の古市・金屋地区の街並みと金魚ちょうちんをご紹介しました。街並みとともに金魚ちょうちんを見て、作って、お土産にすれば、いい旅の思い出になると同時に、いい旅の土産話になりますよ!アクセスも柳井駅から徒歩10分程の場所にあり、比較的良好です。是非訪れてみてはいかがでしょうか?
【街並み散策の注意事項】
古市・金屋地区の街並みは観光だけでなく、住民の生活の場です。建物や私有地に勝手に入る、住民を目で追うなどの迷惑行為は絶対にしないようにしましょう。
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(2024/9/9更新)
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