写真:竹内 あや
地図を見るクルーズの拠点となるのは、ボホール島の州都タグビラランから車で約30分行ったところにあるロボック村。観光ツアー用の屋形船で、ヤシの木で縁取られた熱帯のトンネルをくぐり抜け、約2km上流のブザイ滝までの間を往復します。
途中、ボートの上で釣りをする地元の人々を見かけたり、元気よく川に飛び込む子供たちに出会ったり……。移り行く風景を眺めているだけで、ひと時も飽きません。雨季の間は少し濁って見えますが、乾季には透き通るようなエメラルドグリーン色へと変わり、両岸を覆うヤシの木と相まって、より緑に包まれた桃源郷へと生まれ変わります。
写真:竹内 あや
地図を見る屋形船では、フィリピン料理のビュッフェを楽しみながら、流れゆく景色を堪能するのが定番。イニハウ・マノックやイニハウ・ハボイといった鶏肉や豚肉を串焼きにした屋台料理から、家庭料理の代名詞ともいえるシニガンやアドボ、フィリピン風の焼きそば・パンシット、ボホール島ならではのシーフードを具材にしたカレカレなどの料理が並びます。
見た目も鮮やかな南国フルーツや、イモの一種であるキャッサバやウベ、もち米を使ったデザートも豊富。静かに流れるギターや歌の生演奏が、さらにムードを盛り上げます。
写真:竹内 あや
地図を見る川下りの途中では、川沿いの村に立ち寄り、船の上から地元の子供たちのダンスを観賞。水上に設けられたステージで、子供たちが伝統の竹の棒を使ったダンスや各村に伝わるイニシエーションの際の舞踊などを披露してくれます。
興味があれば、船から降りて、ダンスに加わることも可能! 子供たちが、身振り手振りでダンスに必要なステップなどを一生懸命に教えてくれます。
写真:竹内 あや
地図を見る実は、クルーズ以外にもさらにロボック川の大自然を満喫する方法があります! もしや、クルーズが引き返す上流あたりで、はるか上空を猛スピードで駆け抜ける物体に気付く人も多いのでは? 実はこれは、ロボック川上空に渡されたワイヤーを滑車で滑り降りるジップライン。クルーズ発着地点から車で10分ほどの場所にある、ロボック・エコツーリズム・アドベンチャーパークで楽しめます。なかなか景色を堪能する…というわけにはいきませんが、壮大な景色を眼下に走り抜ける爽快感はたまりません。
ほかにもボードの上に立ち、舵を取りながら川を下るスタンド・アップ・パドルなどのアクティビティも体験できます。興味のある人は、川沿いの宿泊施設やレストランへ。ガイドの案内で、ゆったりとした水上散歩が楽しめます。
フィリピンの人気リゾートのひとつ、セブ島からの日帰りツアーで人気のロボック川クルーズ。海風ならぬ、川風を感じながら、ジャングルの中を突き進む爽快感は最高です!
セブ島からのボホール島日帰りツアーに組み込まれていることがほとんどですが、個人でボホール島に渡り、クルーズ乗り場で直接で申し込むことも可能です。1日に何便も出航しているので、料金とスケジュール、内容を比較してから選ぶといいでしょう。
- PR -
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2023/12/1更新)
- 広告 -