グリーン島はオーストラリア北東のリゾート都市・ケアンズから船で約50分程と近く、気軽に行ける人気リゾートです。
年間約3万人の観光客が訪れ、多くのアクティビティが充実しています。
周囲の海には1500種類もの海洋生物が生息しており、ビーチから少し泳いで潜ってみれば、そこには様々なサンゴと熱帯魚たちが海底を彩ります。
「でも私、泳げない!サンゴ見たいのに!」
という方にお勧めのアクティビティがこちら。
その名も「シーウォーカー」です。
シーウォーカーは、その名の通り海底散歩。
とはいっても、ダイビングなどとは違い、もっと気軽で簡単です。
シーウォーカーは全く泳げない人でも水中を楽しめるアクティビティとして設計されました。宇宙飛行士の様なヘルメットをかぶり、水中を散歩します。
ヘルメットには常時空気が送り込まれ、首から上を全く濡らさず海底散歩ができる画期的なアクティビティ。眼鏡やコンタクトもしたままでOK!
まずは水着の上からウエットスーツを着て、5分ほどの簡単な説明を受けます。
終わると島からボートに乗って少し沖合まで。
そこで専用ボートに乗り換え、ボートから海底へとのびた梯子をゆっくりと降りて、海底へと向かいます。
海底にたどり着くとそこはおさかな天国!
シーウォーカー専属のカメラマンが記念撮影をしてくれます。
専属カメラマンは、グリーン島出発時から海底散歩終了までを写真と動画で撮影してくれています。自身のカメラは持ち込めませんが、しっかり記念に残してもらえますよ。
同グループの参加者が全員海底に降り立ったらいよいよ海底散歩がスタートします。
安全のため、全員で一本のバーを握りしめた状態でゆっくりと進んでいきます。
エサをやりながら進んでいるので、周りは常にお魚たちでいっぱい。環境保護のため、エサは常に天然のものだけを与えているのだとか。
普段は目にできないようなサンゴや極彩色の魚たちが自分のすぐ脇を泳いで行くのは何とも言えない体験でしょう。
思わず手で触れてみたくなりますが、サンゴはとっても繊細な生き物。直接触れることは出来ませんので御注意を。
束の間の海底散歩を楽しんで、来た時と同じようにゆっくりと梯子を登り、シーウォーカーは終了です。
これらの写真は後程、プリントアウトしたものかUSBデータかのどちらかで手に入れることが出来ます。データを選択するとクマノミ(通称ニモ)の形をした可愛らしいUSBを、これまた可愛い貝殻型ケースに入れて貰うことが出来ます。
これも良い記念になりますね。
さて、泳げなくても海底を楽しみたいという方のためのシーウォーカーをご紹介しましたが、「それもちょっと怖い…」「出来れば濡れたくないんだけど…」「でもサンゴは見たい!」そんな我儘も叶えます。
それが「グラスボトムボート」。
底の部分がスケルトンになったボートで、とってもお気軽に海底見物を楽しめます。
魚たちは流木などの下に集まってくる習性があるため、ボートの下にもわんさかとやってきます。
そしてそれを狙った海鳥たちもボートに集まってきて、ちょっとしたスリリングなショーが繰り広げられることも…。
グリーン島周辺では、38種類の陸鳥と13種類の海鳥を見ることが出来ますが、これも豊かで美しい海がはぐくむ自然ならではの光景ですね。
シーウォーカーは12歳以上という制限がありますが、グラスボトムボートなら年齢の制限なく海中を楽しむことが出来るので、小さなお子様連れの家族にはとっても嬉しいアクティビティです。
グレートバリアリーフの美しいサンゴ達は、環境変化により年々死滅が進んでいるといいます。
世界自然遺産であるグレートバリアリーフ国立海洋公園に立ち入る人は皆、必ず環境保全管理税として5$を支払っています。
これは全ての成人と4歳以上のお子様に課税され、上記で紹介したようなアクティビティでもこの管理税を支払っています。
美しい海をめいっぱい楽しむと共に、その海を守る為の活動を同時に行っているわけですね。
サンゴはその美しさで私達の目を楽しませてくれるだけではない、海の生物にとっての大事なゆりかご。海を綺麗にしてくれる存在でもあります。
アクティビティを楽しんだら、ちょっとエコについても考えてみて、そしてまた思いっきり楽しみましょう!
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(2024/10/5更新)
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