宝石箱を眺めるような夜景も!南米第三の大都市ボゴタの魅力とは

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宝石箱を眺めるような夜景も!南米第三の大都市ボゴタの魅力とは

宝石箱を眺めるような夜景も!南米第三の大都市ボゴタの魅力とは

更新日:2014/11/21 16:20

Aya Mariaのプロフィール写真 Aya Maria 元外資系航空客室乗務員、ライター、ブロガー

南米コロンビアの首都ボゴタと聞いて何を思い浮かべますか?
スペインの文化と、ネイティブアメリカン達の伝統が融合する街には、世界トップレベルの美しい夜景の見られる丘や、未体験の食文化、アート、更には興味深い歴史が存在します。
近年、治安と安全面の改善が急速に進み、経済・文化・観光などの様々な面で世界から注目を置かれているボゴタを訪れてみませんか?

ボゴタってこんなところ!

ボゴタってこんなところ!

写真:Aya Maria

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南米コロンビアの首都ボゴタは、アンデス山脈の標高2600mに位置しています。
都市のまわりも山々が囲い、賑やかな街並の背後にいつも緑の見えるエキゾチックな空間を生み出しています。
スペイン侵略時の面影と、未だに大切な自分達の文化として保護しているネイティブアメリカンの文化が融合する情熱と活気の溢れる都市です。

コロンビアの天候は実に変わっていて、それぞれの都市やエリアによって異なる天候を持ち、その天候は1年を通してあまり変化がありません。つまり国内に四季折々の天候は存在するが、ひとつの場所で四季の変化は無いのです。ボゴタは1年中春の場所と言われ、年間を通して最高気温20℃、最低気温10℃程の過ごしやすい気温が続いています。

2014年現在、ボゴタの人口はおよそ800万人と世界41位であり、アルゼンチンのブエノスアイレス、更にブラジルのサンパウロに次ぐ、南米第3の大都市と言われています。

公用語はスペイン語。しかしコロンビアは、自分達のルーツであり、国の大切な伝統と文化であるネイティブアメリカンを大切に守ろうという意思を強く持っており、数多くの民族が未だに昔ながらの生活をジャングルや山の中で送っています。彼らはそれぞれ独自の言語を持っており、その数は合計64種類にも及び、それら全てが国の言語として正式に認められています。

また国民の90%以上がカトリック系キリスト教徒で、スペイン支配下の時代に作られた古く美しい教会も数多く残されており、クリスマスの時期は街全体がイルミネーションで彩られたり、キリスト教文化を強く感じられる街でもあります。

リャマにも会える!ボリバール広場

リャマにも会える!ボリバール広場

写真:Aya Maria

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コロンビアはかつて、スペインにより植民地支配されていました。そこから独立の為に市民と共に立ち上がり、現在のコロンビア共和国へ導いたとする英雄「シモン・ボリバール」の銅像がそびえ立つボリバール広場は、ボゴタで必ず訪れたいスポットの1つです。

ボリバールはベネズエラ出身ですが、コロンビア、ベネズエラ、ボリビア、ペルー、エクアドルの5カ国をスペインからの独立へと導き、彼が存在しなければ現在のこのボゴタは見られなかったかもしれません。

さてこのボリバール広場は、中央にボリバールの銅像があり、広々とした空間の四方を市役所、大統領公邸と国会議事堂、最高司令裁判所、そして大聖堂が囲んでいる迫力のある場所となっています。
広場の東側に佇む古い大聖堂は、コロンビア人の多くが信仰を続けるローマ・カトリック様式で、1807年〜1823年にかけて建築され、コロンビアで一番大きく、南米でもトップに入る大聖堂です。写真の美しい建物は国会議事堂で、広場の南側にあります。1846年に着工しましたが、国の政治的不安定により完成は1926年。長い時間を経て造られた背景があるからか、他の建物とは少し異なるオーラを放っています。この国会議事堂の裏に、豪華な大統領公邸があります。入り口を常に警備員が監視していますが、門の外から眺めたり写真を撮る事は出来ます。

更にこの広場では、南米といえばの動物「リャマ」に出会う事も出来ます。もちろん野生ではなく観光用なのですが、料金を支払えば、可愛い装飾を施されたリャマと一緒に記念撮影をしてくれます。

ボゴタの定番料理は優しいお味

ボゴタの定番料理は優しいお味

写真:Aya Maria

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食文化を大切にする日本人にとって、観光に訪れた場所での食事や料理は最大の楽しみのひとつでしょう。
コロンビア人は、基本的にスープが好きな人が多く、スープ料理が多々存在します。朝食の定番メニューにも、魚、チキン、ビーフなどでだしをとり、じゃがいもやキャッサバなどの芋類が入ったスープがあるほど。
ボゴタで一番有名な料理のひとつもスープ料理で、「アヒアコ(Ajiaco)」と言います。数種類の食感や味の異なるじゃがいも、とうもろこし、チキンのクリーミーなスープで、ごはんとアボカドと一緒に食べるのですが、優しい味は日本人の口にもよく合います。じゃがいもが数種類入っている事で、とろけてスープとなっているもの、形が残って食感を楽しめるもの、と絶妙なコンビネーションを生み出しています。

また主食はお米。日本米とタイ米の中間のような少しパラパラとしたお米をにんにくと炊いたもの「アロス・アル・アホ (Arroz al ajo)」、あるいはココナッツミルクで炊いたもの「アロス・コン・ココ (Arroz con coco)」を毎日食べます。
ボゴタは周りに海がなく、肉類の食事が圧倒的に大多数を占めますが、ステーキやバーベキューなどの肉料理の付け合わせにもお米の選択が出来ます。その為、お米が大好きな日本人にとっても、旅行中の食事を十分に楽しめると思います。

コロンビア人はお水よりもフレッシュジュースを好み、食事の際にもよく飲みます。コロンビアのフルーツは何を食べてもとにかく甘くジューシーで、100%フルーツのジュースにはまってしまう観光客も少なくありません。値段も安く、種類も豊富で、日本や他の国では見かけない珍しいものもたくさんあります。レストランでもジューススタンドでも、好きなフルーツに、水かミルクを合わせてお好みのジュースをオーダーする事も出来ます。おすすめのフレッシュジュースは、「グアナバナ (Guanabana)」とミルクを混ぜたジュース。濃厚で甘酸っぱくてまるでフローズンヨーグルトのような味わいです。そしてもう1つは「ルロ (Lulo)」のジュース。フルーツそのものだと酸味が強すぎるのですが、ジュースにする事で爽やかな柑橘系の香りが口いっぱいに広がります。

これぞボゴタ最大の魅力!モンセラーテの丘

これぞボゴタ最大の魅力!モンセラーテの丘

写真:Aya Maria

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ここを訪れないでボゴタは去れないと言っても過言ではない絶景スポットがあります。
それはボゴタの都市を見下ろすようにそびえる「モンセラーテの丘」です。頂上には教会があり、敬虔なキリスト教徒たちの間では、麓から頂上まで徒歩で登り、その後にその教会で神に祈りを捧げれば、その願いは叶えられると信じられているそうです。しかし険しい道のりのため、観光客や一般の人々は、ロープウェイか電車を使って頂上へ向かいます。おすすめは、片道ずつロープウェイと電車に乗ってみること。どちらも違った魅力があるので、是非両方試してみて下さい。

ボゴタの標高はすでに2600m程とお伝えしましたが、モンセラーテの丘はそこから更に500m以上の標高3152mの高さにあります。富士山の高さが3772mですから、どれほど高いところなのかはお分かりになるかと思います。高山に慣れていない人にとっては、少し小走りしただけで息苦しく感じる程です。いつもはすぐに息切れをしない人でも、気分が悪くなったり、酸欠になってしまう恐れがあるので、体が慣れてくるまではゆっくり歩いたり、無理をしないように行動なさる事をおすすめします。

しかしその頂上から見下ろすボゴタはまさに絶景で、夜訪れるとまるで巨大な宝石箱を眺めているような感覚に陥ります。
標高が高いからか、空を近くに感じ、雲海の下に浮かび上がる夜景は一生目に焼き付く程に素晴らしく輝いています。夕暮れ時に訪れれば、昼間の街と山の輪郭、その後に夕日に染まる幻想的な景色、そして日が沈めばこの美しい夜景と3つの異なる絶景を見る事が出来ます。

最後に

ボゴタには他にも注目スポットは多々あります。大昔から使われて来た金の装飾や黄金細工、エルドラードの伝説、そして歴史を学べる「黄金博物館」、更にはコロンビアを代表する芸術家フェルナンド・ボテロやピカソやダリなどの芸術品を無料で閲覧出来る「ボテロ美術館」など、訪れる者を魅了してくれます。

2014年のFIFAワールドカップで日本と対戦した事で注目を浴びたコロンビアの首都ボゴタですが、90年代までは治安の悪さや麻薬などのイメージが強く、今でも危ないと思っている方も多いと思います。しかしコロンビア人の多くも、観光客以上に市民の安全と治安の良好を強く望んでおり、2000年代に入ってから年々急激に改善されてきています。近年経済活動も盛んで、今後益々の発展を遂げていく事が期待されています。

ラテン音楽に踊り暮れるフレンドリーで陽気な人々に迎えられれば、きっとあなたもコロンビアの魅力に心を奪われていくはずです。是非次の旅の行き先リストに、ボゴタを加えてみてはいかがでしょうか?

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/01/10−2014/01/28 訪問

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