現代人に必要な効能はコレ!開湯700年の目の温泉「貝掛温泉」へ

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現代人に必要な効能はコレ!開湯700年の目の温泉「貝掛温泉」へ

現代人に必要な効能はコレ!開湯700年の目の温泉「貝掛温泉」へ

更新日:2014/11/21 13:21

All the positive health effects that a person nowadays needs! Kaikake Onsen opened 700 years ago
鮎川 キオラのプロフィール写真 鮎川 キオラ 子どもの好奇心を育てる旅育ライター、ホテル朝食研究家

神経痛、腰痛、疲労回復、冷え性、婦人病・・・など、温泉の効能は様々。スマホやPCの画面を長い時間見ている現代人にとって、眼精疲労は深刻なお悩みのひとつ。ならば、新潟県奥湯沢の一軒宿「貝掛温泉」へ出かけませんか。こちらの温泉は、鎌倉時代より700年の歴史をもち、目の温泉として伝わる珍しい源泉が湧き出しています。なんと源泉で目を洗うと視界がクリアになるなんていう方も!!さぁ、目の湯治に出かけましょう。

お疲れ目の方へ 秘湯の一軒宿で「目」の湯治しませんか?

お疲れ目の方へ 秘湯の一軒宿で「目」の湯治しませんか?

写真:鮎川 キオラ

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パソコンやスマホを手放せない生活を送っている私たち。とっても便利になったけど、ついつい目を酷使している現代人にとって、眼精疲労やドライアイは深刻なお悩みのひとつ。夕方になると、なんか目がショボショボするなんて方も多いのではないですか。

目を酷使した1日の終わりに、目玉ごと湯船に浮かべてみたら、きっと心地よいだろうなぁ♪現実には、そんな事できませんよね。でも、温泉大国・日本には、「目の温泉」として伝わる神秘の湯があるんです。

場所は、新潟県越後湯沢駅から車で20分ほどのブナの原生林に囲まれた自然豊かな山の中。今から約700年ほど前、鎌倉時代に開湯した貝掛温泉です。戦国時代には、あの上杉謙信も「隠れ湯」として利用したと伝えられています。温泉文化が庶民にまでひろがった江戸時代になると、いつしか「目の温泉」として広く知られるようになりました。昭和初期までは、源泉を使用した政府公認の「貝掛の目薬」が一般に販売されていたと言うから驚きです。

そんな由緒ある目の温泉こと「貝掛温泉」へ目のプチ湯治へ出かけませんか。

温泉で目を洗う!?かけ流しの新鮮なお湯で目をパチくり

温泉で目を洗う!?かけ流しの新鮮なお湯で目をパチくり

写真:鮎川 キオラ

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貝掛温泉は、全国的にも珍しい目の温泉。身体だけでなく、文字通り新鮮な源泉で目を洗う入浴法があります。「ええぇ!!目を温泉に!?」と思われるかもしれませんが、貝掛温泉直伝の方法でぜひ試してみてくださいね。

【正しい目の洗い方】
手のひらで源泉(37度ほどのぬる湯)の注ぎ口より湯をすくい、目を大きく開けて湯に浸します。慣れたところで、目を開けたり、閉じたりを繰り返す。約1〜2分ほど。

【目を洗う際の注意事項】
露天風呂または内湯のぬる湯を利用しましょう。内湯には、上がり湯用に加熱した湯船があります。その注ぎ口は、42度に加熱していますので目には使用しないようにご注意ください。また、たくさん洗ったからといって効果が大きくなる訳ではありません。もともとある目のバリアが崩れる場合もあるので、洗い過ぎに注意しましょう。

最大限の効能をひき出す約37度のぬる湯に浸かるポイント

最大限の効能をひき出す約37度のぬる湯に浸かるポイント

写真:鮎川 キオラ

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貝掛温泉の源泉は約37度ほどとぬる湯です。ぬる湯ならではの長湯をすることで最大限の効果が期待できます。自然豊かな奥湯沢の風景や源泉が湯船に注がれる心地よいリズムを聞きながらのんびり湯に浸かりましょう。

ぬる湯に30分ほどじっくり浸かっていると、身体中に小さな泡がついてきます。それは、身体が温まり始めた合図です。ぬる湯は、長い時間お湯に浸かれるので、温泉の成分を身体にたくさん取り込めます。ぬる湯にじっくり浸かり、時々目を洗う、そして最後に熱めの上がり湯にサッと入浴して出るのが貝掛温泉流の入浴法です。

神秘の温泉の不思議な効能

神秘の温泉の不思議な効能

写真:鮎川 キオラ

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貝掛温泉の成分には、メタホウ酸が多く含まれています。ホウ酸は、眼科で目を洗う際に使用される成分のひとつです。現代のように抗生剤などの医薬品がなかった江戸時代においては、はやり目などの眼病を患った際に、貝掛の湯で目を洗うと良くなったことから「目」にいい神秘の湯としてその名が広まったそうです。

この目にいい温泉ですが、実はもうひとつ不思議な効能があるそうです。お宿の周りには大きな池があり、色鮮やかな錦鯉が悠々と泳いでます。池の水の半分は、温泉が注ぎ込まれています。錦鯉の特長である模様が、温泉を入れることでより色鮮やかになるそうですよ。錦鯉の産地・新潟が誇る神秘の湯の不思議な効能ですね。

奥湯沢に佇む一軒宿へようこそ!!

奥湯沢に佇む一軒宿へようこそ!!

写真:鮎川 キオラ

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貝掛温泉は、「日本の秘湯を守る会」会員の宿となります。秘湯と言っても湯沢から苗場へと続く国道17号を少し脇道に入った場所にありますので、大変アクセスしやすい秘湯と言えます。

しかしながら、国道から1本道を入ると、急な貝掛坂と車1台通過するのがやっといった狭い貝掛橋を渡った先にあります。初めて訪れる際は、「本当にこの先に宿があるの?」と不安になるかもしれません。

目の前に庄屋造りの重厚感のある一軒宿が現れると、その不安がある種の感動に変化するのが秘湯を訪れた時の醍醐味ですね。けっして華やかな宿ではないけれど、ほっと安らぐ温かさに包まれたお温泉宿です。

貝掛温泉の湯力と魅力

越後湯沢駅から20分ほど離れた貝掛温泉の周辺は、何にもありません。そう、コンビニやスーパーなど便利なものは何ひとつありません。

でも、その変わり源泉かけ流しのいで湯と豊かな自然、満天の星空など疲れた身体が必要としている癒しが揃ってます。目の疲労が回復するのは、湯力だけでなく、心地よい安らぎの空間が整っているからかもしれません。

目と肩がお疲れでガチガチなら、都心から新幹線利用で100分ほどでたどり着ける湯力と魅力たっぷりの秘湯へプチ湯治へ出かけませんか。

【温泉データ】
泉質:カルシウム塩化物温泉、無色透明
泉温:36.8度
効能:白内障、ドライアイ、眼精疲労、火傷、切り傷、神経痛、腰痛、五十肩など
宿泊:1泊2食13,800円〜
その他:立ち寄り湯あり大人1,000円〜(11:00-14:00受付終了)

掲載内容は執筆時点のものです。

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