提供元:Schweizer Landwirtschaft
http://www.landwirtschaft.ch/de/ernaehrung/rezepte…チーズがおいしいスイス、代表的な料理はチーズフォンデュですね。スイス中部のグリュイエール地方のグリュイエール・チーズは、フォンデュによく使われるチーズです。しかし!ここでご紹介するのは、この地方の名物デザート。スイス・メレンゲのクリーム添えです。
まるでホイップクリームをしぼり出したような形で、サクッと焼き上げた軽いメレンゲは、卵の白身と砂糖が原料のシンプルなもの。これにグリュイエールのクリームと呼ばれる、乳脂肪分なんと50%前後のダブルクリーム(無糖)を添えたのが、このデザートです。
このふたつの運命の取り合わせが、もう唸るようなおいしさ!この際、カロリーの高さについて考えるのはやめましょう。クリームが胃にもたれるのではと、メレンゲだけ食べるのは邪道ですよ。これだと逆に、甘さが鼻につくだけで、味気ない結果に。ねっとり濃厚なクリームとメレンゲが、口の中で溶け合うのがポイントなんです!
この地方のレストランには必ずあり、中にはチョコ風味・ピスタチオ風味と、さまざまなフレーバーが試せるところも。見た目もカラフルでかわいい!しかし残念ながら、メレンゲが大変くずれやすいので、おみやげには難しいかも……。ダブルクリームも、新鮮さが命です。これは、やはり現地で食べるに限るでしょう。
このメレンゲ&ダブルクリーム、スイスのほかの地方でもスーパーなどで入手できます。が、機会があるならやはり、本場・グリュイエール地方で召し上がることをお勧めします!
本来はスイス南東部・エンガディン地方の名物である、ヌストルテ(胡桃のタルト)。今ではスイス全土で販売されています。日本でも、エンガディナーという名前で知られているこのお菓子、実はスイスが発祥の地だとご存知でしたか?
バターたっぷりのクッキー生地の中に、胡桃のキャラメリゼがぎっしり。胡桃の皮がほんのり苦味を与えて、ただ甘いだけでない、複雑なコクが生まれています。カロリー爆弾とわかっていながら、ついつい手が伸びてしまう……この際、スイスに来た記念と思って、じっくり味わうことにしましょう!このヌストルテ、駅のキオスクにも置いてあるほど、全国に普及しているポピュラーなお菓子。それでも、ケーキ屋さんやパン屋さんごとの秘伝レシピは試してみる価値ありです。
こちらは日持ちするので、おみやげに最適。ホールで立派な箱に入っているものもあれば、一人分だけが簡易包装されているものも。くずれにくいので、スーツケースの中でも大丈夫。高級品からお手頃価格まで各種そろっており、バラマキ用にもいけます!
日本でヨーグルトというと、健康志向の人が朝食に食べるもの。しかしここスイスでは、デザート感覚で楽しめるほど、バラエティに富んでいるのです。
とある大型スーパーのヨーグルトコーナーを覗いてみると・・・そのフレーバーは、実に30種類以上!「フルーツ系」は苺、バナナといった王道から、ダークチェリー、レモン、洋梨、パッションフルーツ、ルバーブなど。季節限定では、蜜柑、栗など。2種類の組み合わせでは、苺+オレンジ、オレンジ+デーツ+シナモン、オレンジ+シーバックソーン、りんご+生姜など!
いくら体に良いとはいえ、ヨーグルトには絶対合わないと思われる生姜なども、よく吟味された配合で、なかなか自然なおいしさに仕上がっているのが驚き!です。
そして「非フルーツ系」となると、チョコ味がその代表。チョコチップ入りや、トリュフ味まで!ほかにもキャラメル味、モカ(コーヒー)、へーゼルナッツ、蜂蜜、ココナツ+チョコ、キャラメル+モカ、キャラメル+アーモンド、胡桃+メープルシロップ、オレンジ+トリュフなど。2層に分かれていて混ぜながら食べるものや、ふたの上にトッピングが入っているものも。
そのトッピングも、グラノーラ、アーモンドのキャラメリゼ、M&Mチョコ……ここまでくると、ヨーグルトの酸味は甘みに負けてしまっているものがほとんど!
中には口に入れるとシュワシュワいったり、舌がマリンブルー色になったりするトッピングもあるので、健康志向はどこへやら、もはやジャンクフード?!
さらに山羊の乳のヨーグルト、オーガニック、乳糖なし、ギリシャ風ヨーグルト、ケフィア、植物性ヨーグルト……。とにかく何でもあり!のスイスヨーグルト。1度はホテルの朝食をパスして、色んな味を試してみては!?今、話題の健康シリアル「ミュースリー」は、スイスが発祥の地。ダイエットにいいと分かっていても、ちょっと食べるのに苦労しますよね。スイスのデザート風ヨーグルトと合わせれば、ミュースリーも断然おいしくなります!
スパイスの効いた伝統的なクッキーは、秋祭りやクリスマスマーケットの屋台でおなじみ。バーゼルでは、ナッツとドライフルーツ、スパイス各種が入った硬〜い四角クッキー「レッケルリ(Leckerli)」が有名です。さらにへーゼルナッツたっぷりの細長いクッキー「ヌスステンゲリ(Nussstängeli)」となると、レッケルリに輪をかけて硬いので、歯の弱い人は要注意!!
それはさておき、今回ご紹介したいのは、スイスのおいしい乳製品をふんだんに使用したクッキーのいろいろ。例えば写真のクッキーは、カンブリー社(Kambly)の新製品。サブレの中に、エメンタール名物のラームテーフェリ(キャラメル)が入っています。サブレはもちろん、エメンタール地方でとれたバターをたっぷり使って焼き上げたもの。スイスの乳製品がダブルで楽しめるというわけです。
このカンブリー社のほかに、ヴェアンリ社(Wernli)も似たような品揃えのクッキーがそろっていて、どれもクオリティが高く、外れがありません。一箱100g前後で、300円程度。おみやげにも向いています。色んな味が楽しめる、詰め合わせセットも(600円台〜)。
喫茶店で「オヴォ」と注文すると出てくるのは、温かい牛乳にオレンジ色の小袋・オヴォマルティーネ(Ovomaltine)。牛乳に中身をあけて、よく混ぜて飲むこの飲料は、スイスでは非常にポピュラーなものです。
麦芽飲料のミロによく似ていますが、こちらのほうがずっと歴史が古いのです。原材料は麦芽とスキムミルク、カカオパウダー、それにビタミン・ミネラルが添加。オリジナルレシピにはあった卵(ラテン語で"Ovo"オヴォ)が、現在は使用されていません。体に良い健康飲料を作ることにこだわった結果、なんとお砂糖はゼロ。これは、自然の甘みなのです!
オヴォ味の板チョコやチョコレートスプレッドは、オヴォの粒がカリカリ入っていて、人によっては病みつきになるおいしさ(こちらはお砂糖入りで、それほど健康的ではありません、念のため)。オヴォ味のサンドクッキー、コーンフレーク、グラノーラ、シリアル・バーもあります。
英語圏ではオバルチン(Ovaltine)として知られ、過去には日本でも販売されていたという、幻の商品。スイスに来たら、ぜひ試してほしい味のひとつです!
このほかにも、アルプスの天然ハーブを使用したハーブティ、のど飴、シロップが有名です。ハーブ製品はスイスならでは。おみやげにも良いでしょう。
最後に、スーパーやキオスクなどで買える普通のお菓子の中には、ひたすら甘いだけで、日本人にはとても食べられないものも含まれていますので、要注意。味を重視するのなら、やはりスイーツ専門店に行くのが確実です!
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(2024/9/18更新)
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