東京・九段、靖国神社を観光スポットとして探求してみよう!!

| 東京都

| 旅の専門家がお届けする観光情報

東京・九段、靖国神社を観光スポットとして探求してみよう!!

東京・九段、靖国神社を観光スポットとして探求してみよう!!

更新日:2014/11/20 15:38

とかく政治的なニュースで取り上げられることの多い靖国神社。「観光スポットとしての靖国神社ってどうなのよ?」と言うのが最初に浮かんだ疑問。ならば事細かに取り上げて、旅行者として訪れる場所にふさわしいかどうかを検証しようと、それが今回のテーマです。で、結論はというと、「政治思想に関係なく一度は訪れてよいスポット」ということになりました。

靖国神社は意外に新しかったという事実

靖国神社は意外に新しかったという事実
地図を見る

靖国神社は、東京の中心にあり、最寄り駅は東京メトロまたは都営地下鉄の九段下駅、徒歩で5分程度のところに位置しています。バス停なら「九段上」で下車すればすぐ正面です。車で訪れる場合でも、有料ではあるものの、敷地内に都心としては広い駐車場が用意されているので、不便を感じることはありません。

神社といえば、古代から延々と存在しているものと思われがちですが、靖国神社の場合、神社仏閣としての歴史は新しく、建築されたのは1869年という明治維新の後のこと、当時は、「東京招魂社」として建てられていて、現在の名称になったのは1879年のことになります。
現在は、ニュースなどで報じられるとおり、第二次世界大戦の頃の軍人のほか、明治維新による戦没者を祀る神社となっています。

後で述べる遊就館には、建築当時の靖国神社の写真が収蔵されています。

政治ニュースにしばしば現れるのが拝殿だった

政治ニュースにしばしば現れるのが拝殿だった
地図を見る

1年を通じて様々な祭事が行われるのも靖国神社の魅力。たとえば、毎年7月13日から16日にかけて行われる「みたままつり」は、大小3万を超える提灯が掲げられるほどの大きなイベントです。また、春と秋には例祭と呼ばれる大規模な祭事が行われます。小さなイベントでは毎月3回の月次祭、更には毎週日曜日に骨董市が行われるなど、いつ訪れても楽しめるところです。
また、都心の中でも緑の樹木が多いところで、四季の景色の移り変わりは見所のひとつ。春には桜満開の景色が、秋には赤や黄色の染まった木々が美しく、景色の中に映える場所です。

拝殿は神社の中にある大きな鳥居のひとつ、「中門鳥居」の奥にあります。一般の来訪者なら拝殿を見て参拝すればよいのですが、この奥には本殿があり、社務所で受付を行うことで昇殿参拝できます。ただし、観光目的でなく、あくまでも参拝が目的なので、厳かな気持ちを忘れないことが大切です。政治ニュースで取り上げられる公式参拝などは、本殿で行われますが、報道陣がそこまで同行できる機会は、靖国神社側の定めでかなり限定されるのが実情です。

神社の中には入れるのは6時から19時までとなっています。

遊就館で本物の零戦を見よう

遊就館で本物の零戦を見よう
地図を見る

拝殿、本殿に隣接するのが遊就館。
日本で初めての、そして今なお最古の軍事博物館で、靖国神社に来たならば是非訪れておきたい場所であり、しかも神社を見るよりもはるかに時間を使う施設です。

そう、これを書いている時期は、終戦から70年の節目なので、これにちなんだ特別展が2014年12月7日まで行われています。ただし、この特別展は写真撮影不可、明治維新から終戦にかけての貴重な資料やコレクションが展示されているのですが、それは実際に見て確かめてください。当時のニュース映画を上映しているので、古い映像が好きな方は是非こちらも訪れるのがよいでしょう。
写真撮影可能な場所にも、第二次世界大戦もしくは、それ以前に製造された様々な軍需品が展示されています。そのひとつが、日本でも実物にお目にかかれるのは数カ所、常時見ることができるのはここだけというゼロ式戦闘機、通称「零戦」の実物です。ここに保存されているのは最も多く製造された「五二式」というバリエーション。飛行機や軍事のマニアはこのあたりを詳しく語りたがるものなのです。
遊就館には、多数の軍事品が展示されていますが、この零戦と同じフロアには、戦時中にタイで活躍した蒸気機関車C56型も保存されていて、あたかも日本の国鉄で走っていたかのような姿になっていますが、これ、保存が決まってから改造されたもので、元はタイで走っていたものなのです。

休館日:原則年中無休
入場料:大人¥800

意外と今風な遊就館ミュージアムショップ

意外と今風な遊就館ミュージアムショップ
地図を見る

遊就館が開館したのは1882年のこと。そういえば、芥川龍之介が訪れたことがあると彼の小説に書かれていました。
ともあれ、日本の歴史を直視するのであれば、欠かすことができない一級品の収蔵品があるのも事実で、特に第二次世界大戦の頃の文化を研究するのであれば、見て損はしない場所でもあります。

博物館にはつきもののミュージアムショップ。もちろん遊就館にも存在していて、おそらく、ここでしか購入できない品物も数多く販売されています。
写真は、自衛隊が正式採用しているのと同じ非常食で戦闘食「ミリメシ」。調理に手間がかからず行動に必要なカロリーが確保でき、保存性が高く、しかもおいしいというもの。しかも三種類の味が選べるというので、ショップの中ではお勧めのひとつ。
しかし、保存食ゆえに、これを買ってすぐに開いて食べてしまうというのは勿体ないですね。

ミュージアムショップの隣にコーヒー、軽食なども扱っている休憩スペースもあります。

靖国神社を訪れて……

いきなり筆者なりの結論を書きますが、
「靖国神社に行ったら、遊就館はぜひ訪れてみるべし!!」
ということになりました。
政治的な色合いが濃い場所となってしまったのは事実ですが、それを抜きにしても、観光スポットとしての見所は多く、特に祭事が行われる機会に訪れるなら、よい思い出になるかと思われます。
また、季節によっては都心に近いお花見スポットとして取り上げられることもあり、1年を通じて憩いを感じられる場所になっている印象を受けました。
なお、遊就館だけでなく、売店、休憩所の施設は充実しているので、このあたりも、観光スポットのひとつとしてお勧めしたくなる理由なのです。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/11/14 訪問

- PR -

条件を指定して検索

トラベルjp 旅行ガイド

トップページへ戻る

トラベルjpで一緒に働きませんか? 旅行ガイド編集部では運用サポートスタッフを募集中です!

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ