福島屈指の景勝地は青、碧、蒼の万華鏡〜裏磐梯・五色沼〜

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福島屈指の景勝地は青、碧、蒼の万華鏡〜裏磐梯・五色沼〜

福島屈指の景勝地は青、碧、蒼の万華鏡〜裏磐梯・五色沼〜

更新日:2014/11/21 12:21

小谷 結城のプロフィール写真 小谷 結城 国内旅行業務取扱管理者、京都検定2級、温泉ソムリエ、日本城郭検定2級、国内旅行地理検定2級

福島県の磐梯山北麓。五色沼は明治21(1888)年、磐梯山の大噴火によって川がせき止められて誕生した多くの湖沼のうちの一部です。沼の色は、水質の違いのほかにも、周囲や底に生息する植物の違い、季節、天候によっても微妙に変化し、独特な美しさを見せてくれます。この福島県屈指の景勝をじっくりと紹介します。

五色沼筆頭は「毘沙門沼」

五色沼筆頭は「毘沙門沼」

写真:小谷 結城

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磐越西線のJR猪苗代駅を降り、駅から磐梯東都バスに乗車してぐんぐんと山道を上っていきます。「五色沼入口」バス停で下車すれば目的地まで間もなくです。

最初に現れるのが、五色沼最大の毘沙門沼になります。コバルトブルーの水を湛え、湖畔は紅葉もあって色とりどり。水面には陽の光が煌めき、木々の向こうには磐梯山も顔を見せます。
沼底から酸性の鉱泉が湧いており、これが沼の色に影響しているようです。葦がよく繁茂していたり、水草がよく生育し沼の中からぼんやりと浮かび上がって見えたりと様々な景色も楽しめます。

いつまでも眺めていたい「弁天沼」

いつまでも眺めていたい「弁天沼」

写真:小谷 結城

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ブナ林の風景を挟みながら、赤沼、深泥(みどろ)沼、そして弁天沼と続きます。
赤沼は透明度の低い緑白色を帯びた水面ですが、葦の根元が酸化鉄によって赤錆色になっており、深泥沼は西部分と東部分で水質や水中の植物相が異なる珍しい特徴を有しています。

久々に目の前が開け、大きな空が見えてくると五色沼で2番目に大きい沼の弁天沼が姿を現します。はっとさせるほど見事なエメラルドグリーンに思わず足を止めるでしょう。
静かに木々を映す澄み切った浅葱色の水鏡、これが五色沼のハイライトです。

裏磐梯の宝石「青沼」、そしてエンディング

裏磐梯の宝石「青沼」、そしてエンディング

写真:小谷 結城

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弁天沼の展望台から数分歩くと青沼に至ります。
青沼自体は小さいですが、すっきりしており、豊かな緑の中に浮かぶ清々しいスカイブルーが印象的。ブルートパーズのような輝きを放っています。沼底を覆う苔の群落もよく見え、透明度の高さを証明しています。五色沼では珍しく、葦がほとんど生えていないのもすっきりとして見える理由でしょう。

青沼を過ぎてしばらくすると、無色透明な柳沼、父沼、母沼が連続して現れ、遊歩道は終焉を迎えます。

参考までに

五色沼をめぐることのできる道は五色沼自然探勝路という名です。多少の歩きにくさは覚悟する必要がありますが、一定の整備がされているので、運動靴やスニーカーさえ履いていれば問題なく歩くことができるでしょう。

所要時間は1時間から1時間30分程度。遊歩道は一方通行ではないので、毘沙門沼をスタートにするも、母沼をスタートにするも自由です。なお、母沼側のバス停は「裏磐梯高原駅」になります。

ここでの主役は人間ではなく自然です。決して自然を汚したり、傷つけたりすることのないように心掛け、謙虚な気持ちで散策を楽しみたいものですね。

掲載内容は執筆時点のものです。

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