オリジナル煎餅を作ろう!岡山県・畠山製菓の煎餅手焼き体験

オリジナル煎餅を作ろう!岡山県・畠山製菓の煎餅手焼き体験

更新日:2014/11/20 16:46

乾口 達司のプロフィール写真 乾口 達司 著述業/日本近代文学会・昭和文学会・日本文学協会会員
煎餅といえば、お米を原料として作られるお菓子。カリッとした食感と香ばしいタレの香りが食欲をそそり、おやつとして愛用している人も多いはず。それだけに煎餅を製造・販売するお店も全国津々浦々にありますが、そんな煎餅を自分で焼いて試食することができるスポットが岡山県内にあること、ご存知でしたか?今回は煎餅手焼き体験のできる畠山製菓豊原工場を訪ね、自分だけのオリジナル煎餅の作り方をご紹介しましょう。

まずは生地にイラストを描こう!手焼き体験の第一歩

まずは生地にイラストを描こう!手焼き体験の第一歩

写真:乾口 達司

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畠山製菓の創業は昭和25年。創業者の畠山長次兵衛が岡山市二日市で営業をはじめたのが、そのはじまりです。以来、岡山を代表する米菓製造販売店として数々の魅力的な商品を世に送り出してきました。工場に直売所『吉備の舎』ができたのは平成10年。現在ではわざわざ工場まで出向いて商品を買い求めるお客さんもたくさんいます。

『吉備の舎』の一角にあるのが、煎餅手焼き体験コーナー。体験コーナーでは、まずは従業員の方のお手本を見るところからはじめましょう。その上で従業員の方のアドバイスにしたがって煎餅の生地に醤油でイラストを描くところからはじめます。ご覧のように、写真ではアンパンマンの顔が描かれていますが、もちろん、生地に描くイラストはどのようなものでも構いません。しかし、生地の表面がそれほど広くないことを思えば、あまり複雑なイラストは描かない方がよいでしょう。

網の上でこんがり!焼き上がりが待ち遠しい手焼きせんべい

網の上でこんがり!焼き上がりが待ち遠しい手焼きせんべい

写真:乾口 達司

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生地の表面にイラストを描き込んだら、今度は網の上で煎餅を焼きます。生地が下からの熱でぷくぷくとふくらみはじめたら、何度か裏返し。これを繰り返すことで生地の全体がキツネ色に変化していきます。この作業は従業員の方が手伝ってくださるので、不器用な方も心配ご無用。香ばしい香りがあたり一帯にただよいはじめると、焼き上がりが待ち遠しくなりますよ!

イラスト部分がこんなにくっきりと!完成した自分だけのオリジナル煎餅

待つこと、数分。いよいよ自分だけのオリジナル煎餅の完成です。ご覧のとおり、自分で描いたイラストが表面にはっきりと浮かび上がっていますが、こんなにはっきりしているなんて、予想していましたか?

イラスト部分がこんなにくっきりと!完成した自分だけのオリジナル煎餅

写真:乾口 達司

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お待ちかねの試食タイム!黒板と机のあるこの部屋はいったい!?

お待ちかねの試食タイム!黒板と机のあるこの部屋はいったい!?

写真:乾口 達司

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焼き上がったら、場所を移して、ご自身が焼いたオリジナル煎餅を試食しましょう。試食コーナーは直売所と隣接するご覧の部屋。壁には黒板が打ち付けられていますし、並べられている机は昔懐かしい小学校机!そう、実はこの部屋、かつてこの地に存在した豊原小学校の教室を再利用したものなのです。懐かしい雰囲気のなか、自分で焼いたオリジナル煎餅をほうばりながら、童心に帰る。何とも魅力的な演出だと思いませんか?

直売所で販売されている商品の数々

直売所で販売されている商品の数々

写真:乾口 達司

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試食の後は直売所に戻り、店内に所狭しと並べられた商品に目をやりましょう。試食のできる商品も多いので、それぞれを味見をしながら、商品をじっくり選ぶことができます。もちろん、直売所ならではの価格も魅力。旅のお土産として、ぜひ、お買い求めください。

おわりに

自分で焼いたオリジナル煎餅をその場で試食!この体験がいかに貴重で魅力的か、おわかりになったのではないでしょうか。岡山市内と県東部の海沿いとをつなぐ岡山ブルーラインの沿線にあるので、アクセスも快適。近くを訪れたら、ぜひ、足を運び、自分だけの煎餅を焼いて、旅の思い出としてみてください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/05/06 訪問

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