写真:野山 苺摘
地図を見る箱根登山鉄道・強羅駅を降りてすぐの場所にある「角田屋物産店」では、とても沢山の箱根寄木細工を販売しており、店内で常時ひみつ箱の体験に参加することができます。
ひみつ箱とはパズル的な機構を組み込んだ小箱のことで、江戸時代の「からくり」の原理を応用したものが始まりと言われています。
店内で挑戦できるのは72回ひみつ箱で、10分以内に開けることが出来たら温泉まんじゅうを2つサービスしてもらえます。
72回という数字は箱が開けられるまでの仕掛けの回数で、簡単なものでは3〜4回のものもあります。
1度もひみつ箱を触ったことのない人は、10回の小箱でも10分以内のクリアは難しいかもしれませんが、箱根独自の工芸品と楽しく触れ合うことが出来る貴重な体験なので、箱根観光の際には是非挑戦して欲しいです。
お土産の数も豊富で、昔からあるオーソドックスなデザインの寄木細工から、ケーキ型やコーヒーカップ型のものまで揃っています。
写真:野山 苺摘
地図を見る富士屋ホテルの中にある「オーキッド」というティーラウンジでは、寄木に見立てた「マーブルケーキ寄木細工風」を味わうことができます。
店内は明治時代からの歴史を感じるノルタルジックな空間でゆったりとした時間を過ごすことができます。
このケーキは約60年程前にダイニングルームで提供されていたマーブルケーキを復刻したもので、その際に箱根の伝統工芸品である寄木細工風にアレンジをしています。
伝統工芸と聞くと渋いイメージかもしれませんが、見た目はとっても可愛らしく、ゴールドも散りばめられていて華やかでもあります。
味はナツメグやシナモンがしっかりと効いていて、一度食べたらとても印象に残るテイストだと思います。
食感がやや固めなところが昔懐かしい味わいだというファンも多く、日によっては昼過ぎには完売してしまうこともあるので、興味が湧いた方は是非午前中のうちに訪れてみてください。
写真:野山 苺摘
地図を見る温泉地のお土産として欠かせない温泉まんじゅうと寄木細工のコラボレーションが実現しました。
しいの食品と、箱根の寄木細工製造所の浜松屋とのコラボで2014年10月18日から「箱根寄木まんじゅう」の販売がスタートしました。
湯本富士屋ホテル内のしいの直売店や箱根町の土産店で販売されており、12個入りで1080円です。
12個のまんじゅうは6個ずつの包装が2段に重ねて詰められています。
パッケージは寄木細工柄のデザインになっていてとてもインパクトがあり、中には本物の寄木細工のしおりが1枚入っています。
しおりの柄や紐の色は1つ1つ異なっているので、どんなものが入っているかは開けてからのお楽しみです。
実はこの温泉まんじゅうは南箱根産のバターが使用されており、味は以外にも洋風な香りがします。
今までにないユニークな味わいで、食べなれている温泉まんじゅうとは全く違うので、お土産としても喜ばれるのではないでしょうか。
昔ながらの寄木細工を角田物産店で眺め、富士屋ホテルの寄木柄ケーキで寛ぎ、最後に寄木まんじゅうをお土産に購入して帰るという寄木三昧のツアーも面白いと思います。
箱根寄木まんじゅうに入っているしおりはどんな柄のものが入っているのか化粧箱を開けるのがとても楽しみな商品です。
賞味期限も製造日より90日と割と長いので遠方の方への贈り物にも良いかもしれません。
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2023/12/8更新)
- 広告 -