まずは、海沿いを眺めながらフィッシャーマンズワーフに行ってみましょう。観光客に溢れたサンフランシスコのフィッシャマンズワーフとは異なり、地元の人のお散歩姿もちらほら見られる、こじんまりとしたワーフです。懐かしささえ感じる、サンフランのフィッシャーマンズワーフとはひと味もふた味も違ったここでの良さをゆっくりと味わってみましょう。
水面をよく見てみると、小岩の上で日向ぼっこをするシーライオン(アザラシ)がいたり、ヨットハーバーには、たくさんのヨットが出航を待ってゆらゆらゆれていたりと、のどかな風景に心癒されます。
ピアのほうに足を進めてみましょう。ピアの規模は小さいながらも、おみやげ物や、シーフードレストラン、クレープやキャンディーなどの小腹がすいた時にぴったりのスイーツなど、いろいろな種類のお店が並んでいます。
フィッシャーマンズワーフと言えばやっぱりアレですね。「サワードウ(固めのすっぱいパン)のボウルに入ったクラムチャウダー」も、各お店で味の競争をしているように、小さなカップで味見させてくれます。お気に入りのお味が見つかったら、それを購入してベンチに座って潮風を感じながら味わってくださいね。
ここでのアクティビティーの目玉は、なんといってもホエールウォッチング。ここでは年間通してホエールウォッチングの船が出ているので、訪れる季節に関係なく体験できます。予約がなくても、空席があればウォークインでの申し込みもできます。ピアには複数のホエールウォッチング会社が並んでいますので、お好きな会社を選んでください。前日や前の便で見ることのできた鯨の種類などがお店の前に掲げてありますので、そういったものを参考に選んでもいいかもしれませんね。
受付では小さな売店が併設されているので、船酔いが心配な人はここで酔い止めを購入しましょう。双眼鏡のレンタルもここで受け付けてくれます。さぁ、船に乗り込んでenjoy!
おなかがすいたら是非お勧めしたいのがそこでのシーフード料理。お店の前でお客さんを呼び止める店員さんも、自分のお店の味に誇りを持って薦めてきます。クラムチャウダーの味見も、それぞれのお店が自分の味に自信があることの証。
お勧めのメニューなど、日によって変わるそうなので、店員さんとのおしゃべりで入るお店を決めるなんていうのも面白いですね。(観光客には慣れているので、片言の英会話でも結構楽しめますよ。)
フィッシャーマンズワーフから、ちょっと離れた観光スポットも紹介しますね。
キャナリー・ロウの漁村としての歴史は、9世紀末に数軒のイワシの缶詰工場から始まりました。第1次、第2次世界大戦の時には軍用保存食として需要が高まり、この地域の大きな発展につながったのです。
この町の様子はスタインベックの小説「缶詰横丁」にも描かれ、今ではスタインベックの銅像も建っています。
今ではかつての工場の雰囲気を生かしつつ、おしゃれなショッピングモールに生まれ変わって観光の町の繁栄に一役買っています。
レンタサイクルを借りて辺りを一回りしても気持ちいいものです。
今回はワンデイトリップとしてご紹介しましたが、これ以外にも、モントレー・ベイ水族館、17マイル・ドライブ、モントレー半島南側のカーメルなど、1泊2日の旅行にしても十分楽しめる場所が一杯の観光地です。サンフランシスコに行った際にはぜひ足を伸ばしてみてください。
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(2024/10/5更新)
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