メリーゴーランドも楽しめるドイツクリスマスマーケット、大阪で毎年開催!

メリーゴーランドも楽しめるドイツクリスマスマーケット、大阪で毎年開催!

更新日:2012/12/19 15:03

ドイツクリスマスマーケットが毎年大阪で開催されます。2012年でちょうど20周年。メリーゴーランドあり、ビールやホットワイン、工芸品を販売するヒュッテ(小屋)が並び、12月の一時期、ふだんはがらんとした梅田スカイビルの空中庭園直下が賑わいます。まるでドイツの街角にいるような気分が楽しめます。大きなクリスマスツリーを見に行きませんか?

シンボルは27mの大きな大きなクリスマスツリー。

シンボルは27mの大きな大きなクリスマスツリー。
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ビルの中心が吹き抜けの梅田スカイビル。この少しもったいないような高層ビルの吹き抜けで行われる一番大きなイベントがドイツクリスマスマーケットです。27mの巨大なクリスマスツリーを中心に、可愛いドイツ風のヒュッテ(小屋)やメリーゴーランドが出現! 開催中は毎日5時にツリーがライトアップ。賑やかな夜が始まります。

このシンプルで美しいクリスマスツリーは世界最大級と言われています。このイベントが始まった1993年当時、世界一高かったのはニューヨークのタイムズスクエアにあるロックフェラーセンターのツリーでした。そのツリーの高さが27mだったことから、同じ高さのこのツリーも「世界最大級」と言われ続けているのです。

ドイツから運ばれて来るメリーゴーランドに注目!

ドイツから運ばれて来るメリーゴーランドに注目!
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イベントのもう一つの目玉がこのメリーゴーランド。馬や馬車が子どもたちに大人気! この素敵なアンティークのメリーゴーランドは毎年、はるばるドイツから運ばれてきます。時代を経て使い続けられている木製のメリーゴーランドはヨーロッバにも4 台しかなく、その1台が毎年大阪へ。華やかなメリーゴーランドはとても素敵。大人でも乗ってみたくなります。

もう1つ、会場の片隅に子どもが乗れる機関車も走っていますのでお見逃しなく。

小さなヒュッテ(小屋)ではキリストの誕生を表現。

小さなヒュッテ(小屋)ではキリストの誕生を表現。
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クリスマスはイエス・キリストの誕生日。遊んで、食べて、飲むだけではいけません。会場にはキリストの誕生を伝える小屋もあります。ヨーロッパのクリスマスですもの、当然ですよね。

20年を突破したドイツクリスマスマーケットは、ドイツ総領事館や大阪市が主催するものです。会場ではドイツの文化を紹介するアトラクションも行われています。

私は出会ったことがありませんが、会場にはドイツのサンタクロース「ニコラウス」もやって来るそうです。ちなみにドイツでは、一年間よいことをした子どもに、ニコラウスが12月6日にプレゼントをするニコラウスの日があるそう。つまり、ドイツではこれがクリスマスなんですね。

グリューワインで温まろう! 骨付きソーセージもあるよ。

グリューワインで温まろう! 骨付きソーセージもあるよ。
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本場の生ビール、そして冬のヨーロッパで飲まれるホットワイン「グリューワイン」、ソーセージやジャーマンポテト、スープを販売するヒュッテもあります。人気は可愛いサンタの形のマグカップに入ったグリューワイン。いつも列ができています。

ドイツらしい工芸品はじめ、すべてがドイツ風の演出。

ドイツらしい工芸品はじめ、すべてがドイツ風の演出。
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ドイツのベルリンでクリスマスマーケットを見たことがあります。大阪のこのマーケットは現地とまったく同じ。それもそのはず、このイベントのディレクターはドイツ人で、すべてを現地と同じに演出するために、ヒュッテ(小屋)などの資材もドイツから持ち込んで組立てているそうです。

ヒュッテで販売されているドイツの工芸品に触れながら、まるでドイツの街角にいるような気分を楽しめます。

このイベントが始まった頃は今ほど賑わっていなかったように思います。20年目に入り、今ではこの時期の夜、たくさんの人がスカイビルを目指して歩いています。ドイツ文化を大阪に伝えようと続けてきた人たちの努力が実ったようでうれしくなりますね。

掲載内容は執筆時点のものです。 2012/12/13 訪問

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