大正8年に建てられた舞子ホテルは、海運王・日下部久太郎氏が海外からの客人をおもてなしするために建てられた別荘。当時の最高峰と言われた建築様式で建てられた洋館と、日本古来の数寄屋造で建てられた和館が、国内・海外からのVIPを喜ばせたといいます。
大理石を使った内装やふくろうがモチーフの木の柱、舞子の海や松をイメージしたステンドグラスなど、贅を尽くしたものになっています。
和と洋の融合した歴史ある舞子ホテルで、VIP気分に浸ってみては?
玄関を入って右手に応接室があり、レストラン利用などの際に待ち時間を過ごすことができます。
どっしりした椅子とテーブル、長椅子などがあり、暖炉は大理石。ここにある調度品は、シンガポールから買って自社の船で運んできたものと言われているんだとか。
応接室にしておくにはもったいないくらいのお部屋です。
舞子ホテルのレストランでは、淡路島産の玉ねぎや海の幸など、地元の旬の食材を使ったイタリアンが食べられます。
ランチコースは、1700円、2040円、3170円、5660円。前菜、パスタだけのものからフルコースまで幅広く楽しめます。
写真のランチは3170円のコース。前菜、スープが付き、パスタ・メイン・デザートはメニューの中から好みのものをチョイス。季節の味が楽しめる、センスある一品ばかり!
キッズメニュー(1130円、2040円)もあるので、ファミリーでもOK。
女性客が多いというレストラン、平日にゆっくり時間が取れる時にぜひ寄ってくださいね(週末はウェディングが入るとレストランが貸し切りになっている場合があるので、問い合わせをおすすめします)。
個室を貸し切れば、お部屋でゆったり寛ぎながら食事することができます。テーブルのある洋室や和室もあります。和室なら赤ちゃんを寝かせられますし、小さなお子様連れのファミリーにも嬉しい。なかなか子連れで旅行に行けないパパ&ママにおすすめ!
JR舞子駅からすぐの舞子公園には、1500本もの松が植えられています。そのため地元では「舞子といえば松」というイメージが定着しているほど。
そんな舞子のイメージがそのまま表現されたかのような日本庭園が、舞子ホテルにあります。和館と松の木の緑が絶妙な彩りで、ランチの後に散歩していく人も多いのだそう。
庭園に面した和館は、普段はレストランとして使われていますが、団体で貸し切ることもできます。記念撮影にぴったりな景観です。
舞子の魅力がぎゅっと詰まった、舞子ホテルをご紹介しました。
別荘でこれだけの作りだというのだから、海運王って儲かっていたんだなぁ…なんてつぶやきたくなる贅沢っぷり。世界のVIPも満足したという、そんな豪華で歴史あるホテルでゆったりした時間を過ごしてみてくださいね。
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