写真:六三四
地図を見る西南戦争(または西南の役)は明治10年(1877年)明治初期に起こった士族の反乱としては最大規模の内戦。
西郷さん率いる西郷軍と政府軍の戦いは皆さんも知るところだと思います。
西南戦争最後の激戦が繰り広げられたのが現在の鹿児島市城山。
戦争のさなか被弾した西郷さんはこの南洲翁終焉之地で別府晋介の介錯によりこの世を去りました。
この西郷さん最後の地に鹿児島でも知る人ぞ知る名湯が湧き出ています。
温泉好きだった西郷さんが亡くなった場所が市街地屈指の温泉が湧く場所だったというのは何とも不思議な縁を感じます。
写真:六三四
地図を見る「天然温泉湯乃山」は鹿児島市中心部に位置している特殊公衆浴場。
敷地内は静かで街の中とは思えない長閑な温泉です。
自由浴場と名付けられた大浴場と家族湯棟が中庭を中心に配され中心部にはオーナー手作りの休憩所も。
オーナー曰く「設備は最低、温泉は最高」(笑)
非常にユニークなオーナーでお話をするときはいつも笑いが絶えません。
写真:六三四
地図を見る天然温泉湯乃山はオーナー同様、料金設定もユニーク。
大浴場も家族湯も料金は¥500。建物は確かに老朽化は否めませんが掃除が行き届いており個人的には好印象。
このような温泉を筆者は「鄙びている」という表現を使っております(笑)
湯乃山には「美人になる温泉」と書かれた看板が掲げられています。
その名の通り確かに女性のお客さんが多い!
以前テレビ取材にご協力させていただいた際、お客さんにお話を伺う機会があったのですが皆さん口々に温泉の良さを語っていらっしゃいました。
写真:六三四
地図を見る家族湯は壁面タイル貼り、浴槽には薄い飴色の湯が蓄えられかけ流し。
水風呂用の浴槽もあります。
やわらかな肌触りの優しい湯で非常に心地良く女性に人気の理由も入って納得。まさに「美人になる温泉」にぴったりの湯です。
写真:六三四
地図を見る鹿児島市内には西郷さんや明治維新の足跡を辿る観光スポットがたくさんあります。観光の最後に南洲翁終焉の地に向かい、その後「天然温泉湯乃山」に。
実は筆者は知人を市内観光に連れて行く際そのコースをとっています(笑)
「天然温泉湯乃山」是非足を運んでいただきたいスポットです。
【温泉名】天然温泉湯乃山
【住 所】鹿児島県鹿児島市城山町12-1
【電 話】099-227-2641
【泉 質】単純温泉
【適応症】神経痛,筋肉痛,関節痛など
【立寄湯】¥500(大浴場、家族湯とも)
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(2023/12/10更新)
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