出島電停徒歩3分、緑豊かな長崎水辺の森公園の向かいに位置する長崎県美術館。景観を損ねない大地を感じさせる色合い、縦のルーバーが印象的な建物は、世界的建築家・隈研吾氏のデザイン。サイン・ロゴは無印良品などで知られるグラフィックデザイナー・原研哉氏によるもの。
夜はその姿がライトアップされ、よりスタイリッシュさが引き立ちます。
長崎県美術館では、企画展として、古今東西のさまざまな分野のアートを紹介しており、親しみやすいテーマも多いので、誰でも気軽に楽しめます。
スタッフの方が動くアートのデモンストレーションをしたり、ワークショップを行ったり、楽しみながら作品への理解を深める企画も盛りだくさん!
コレクション展は、アジア有数の規模を誇るスペイン美術等が充実したコレクションが、落ち着いた照明と空間の中でゆったり鑑賞できます。
アートを堪能した後は、2階の渡り廊下に位置する、フランス料理界の巨匠、上柿元勝氏がプロデュースするカフェでひと休み。中でも、窓際の運河の見えるガラスのカウンター席は、昼は運河をのぞむ爽やかな風景、夜はイルミネーションと建物のライトアップをかぶりつきで見下ろせる特等席。イチオシです!
ムースやサクサク食感の濃厚なプラリネなど、食感の変化が楽しいホワイトチョコレートケーキ「ショコラ・ブラン」など、こだわりのケーキとドリンクのセット(880円税込)等の他、フードメニューやアルコールも充実しています。
※カフェのメニューは季節により変更になる場合があります。
冬のオーダーストップは少し早め(18:30/フード17:30)ですが、日が落ちるのが早い冬の時期、こちらでイルミネーションを眼下にアペリティフ(食前酒)などいかがですか? すぐ隣に、レストランが集う「出島ワーフ」もあり、夕食にも困りません。
屋上階に上ると、また違う世界が広がり、思わず息をのみます。
青く光る女神大橋や、稲佐山がぐるりと見渡せる屋上庭園は、世界新三大夜景・長崎のおいしい所をさらった、知る人ぞ知る素晴らしいロケーションなので、夜景好きなら絶対チェック!
夏の花火の日も無料で開放され、目の前の長崎港から花火が上がるという、ちょっと秘密にしたくなる場所です。
どこか凛とした美術館のライトアップ&イルミネーションはとてもロマンティック。
運河沿いは遊歩道になっていて、港に面した長崎水辺の森公園にもつながっています。
緑豊かで広々とした長崎水辺の森公園は夜も素敵で、水辺から見上げる長崎の立体的な夜景もまた美しいので、余力があればぜひ、足をのばしてみてください。
空気が澄む冬、アートや隈研吾デザインの建築の魅力に加えて、街なかや観光名所の賑やかさとはまた違うイルミネーションと夜景を、長崎県美術館で、心ゆくまでお楽しみください!
長崎県美術館
長崎県長崎市出島町2−1
095-833-2110
■開館時間:10:00〜20:00(ライトアップは22時まで)
※イルミネーションは2015年3月5日まで
■カフェ営業時間:
4〜8月 10:00〜20:00(19:30LO/フード:11:30〜17:30LO)
9〜3月 11:00〜19:00(18:30LO/フード:11:00〜17:30LO)
■定休日:毎月第2・第4月曜(休日・祝日の場合は火曜休館)、年末年始
■入館料金:無料(展示室を除く)
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