アンデス山脈とインカのパワー『サチャ・ジー』ヒーリングホテル

アンデス山脈とインカのパワー『サチャ・ジー』ヒーリングホテル

更新日:2014/11/28 14:39

市川 芽久美のプロフィール写真 市川 芽久美 南米現地旅行会社 代表
太陽を神と仰ぐ南米インカ帝国の第二の首都だったキト市。現在のエクアドルの首都でもあります。太陽により近い、標高2800mの場所にあるこの街やその周辺は、アンデス山脈の美しさと、今でも暮らしているインディヘナ(原住民)の人々の文化や習慣が、神秘とパワーをあたえてくれる場所です。
今回は、これらのパワーを取り込んだ、アンデス山脈に囲まれた『癒し』と『健康』のためのホテル『サチャ・ジー』をご紹介します。

世界の設計・精神統一を学んだエクアドル人女性によるホテル

世界の設計・精神統一を学んだエクアドル人女性によるホテル

写真:市川 芽久美

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キト市内から車で1時間半ほど北にある、2つの火山と2つの湖に挟まれた高台にある『サチャ・ジー(Sacha Ji)』ウェルネスホテル。
オーナーは多才なエクアドル人女性で、このホテルの設計士でもあるマリア・テレサさん。
彼女はアメリカで写真、アーキテクト、ヨガを学び、世界を周った後、エクアドルでその知識を教えています。

同時に、彼女は、自然のパワーに溢れるこのエクアドル北部のヒーリング・スポットに、独自の工夫がなされたエコロッジを設計、ヨガや写真を組みこんだユニークなホテルを建設しました(2013年4月オープン)。

自然の力を利用したエコ設計

自然の力を利用したエコ設計

写真:市川 芽久美

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オーナーのマリアさんも、出来るだけこのホテルに滞在し、お客様にホテルの特徴やコンセプトを説明します。

冷暖房の効果を出すために廃材のタイヤを床下にうめ(写真)、天井では植物を育てます。
敷地内に幾つかのビニールシートがハンモックのように張られていますが、雨水を集め、浄化してホテル内で使用しているのだそう。

食事もこの癒しホテルでは重要な要素

食事もこの癒しホテルでは重要な要素

写真:市川 芽久美

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食事もできるだけ、敷地内でとれたものや、地元のものを使っています。そして、スタッフも料理も地元のコミュニティーの方々が担当しています。
敷地の畑内を散策中に提供されるドリンクは、この地域の原住民の間に昔から伝わる、リラックスや喉によいというドリンク。食事も地元のコミュニティーに受け継がれる、野菜中心の伝統料理。心にも体にも良いものばかりです。

ここのホテルがある場所は、標高が高く(3000m)、年間通じて太陽をいっぱい浴びた美味しい野菜や果物が採れるんです。パワーいっぱいの素材を使った食事を、大きな窓から火山や湖を眺めながらいただきます。

あまりにも強すぎるアンデスの山々からのパワー

あまりにも強すぎるアンデスの山々からのパワー

写真:市川 芽久美

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正面に見える、なんとも不思議な形のインバブラ火山を眺めながら、天気のよい日は、テラスやキャンプファイヤーをしながら、星空を眺めての夕食なども可能です。本当に、自然の力を感じ、地の利を大いに感じるホテルです。

各国のヨガの先生も時折訪れるこの癒しホテル。その強すぎるパワーを緩和させるために、ポイントポイントに鏡を置いたり、部屋の窓ガラスも反射鏡にしたりと、パワーを反射させる(返す)工夫をしているほど。

豊富な体験メニュー

豊富な体験メニュー

写真:市川 芽久美

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部屋の中はいたってシンプルですが、各所に写真家でもあるオーナーのセンスを感じさせる写真や、地元の小物が飾られ、外観にも火山石をふんだんに使い、自然に溶け込むつくりです。
長期滞在も出来るよう、キッチン付きの部屋の用意もあります。

このホテルでの滞在を中心に、原住民インディヘナ暮らしを体験したり、パワーが集まる山々でのヨガやトレッキング、大自然の中でのスパ・プログラムなど、体験メニューも豊富にあります。

アンデスの癒し体験へ

このホテルの位置する場所は、アンデス山脈の美しさだけでなく、エクアドル最大のインディヘナの街『オタバロ』や市場、世界で最高地点を通る赤道など、観光地としても人気のあるエリアです。

『先住民シャーマン(祈祷師)による、精神洗礼』というユニークなプログラムもあるこのホテル、是非忙しい日々のサプリメント旅行に!

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/10/24−2014/10/25 訪問

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