写真:凜風 杏花
地図を見るまずは、境内から尾道の絶景が堪能できるという名刹「千光寺」に向かいます。
駅から国道沿いに5分ほど歩くと、「放浪記」で有名な尾道ゆかりの作家「林芙美子」の像がたたずんでいます。像の近くの商店街へ入るとすぐに「千光寺公園登山口」と書かれた標識があり、それに従って階段や坂道を登っていきます。
千光寺に着くまでには結構急な坂道を15分から20分ほど登っていくため、ちょっと自信がないという方にはロープウェイを使う方法もお勧めします。また、場所がわかりにくい場合は、駅構内の観光案内所で地図を入手しておけば安心でしょう。
写真:凜風 杏花
地図を見る坂道を上がること15分。尾道ゆかりの作家や詩人の名作が石碑につづられた静かな散歩道「文学のこみち」に出ます。ここをたどって行けば千光寺はもうすぐです。
千光寺は朱塗りの本堂「赤堂」や日本の音風景100選に選定された「鐘楼」なども趣がありますが、本堂から眺める尾道水道の景色がとても美しくなぜか懐かしい気持ちになります。また、本尊「千手観世音菩薩」は平成25年が三十三年に一度の開帳の年にあたっています。
※開帳日程は千光寺ホームページを参照
千光寺から道を下って行く途中に、文学記念室・中村憲吉旧居・志賀直哉旧居の3館から成る「おのみち文学の館」があります。文学記念室には尾道ゆかりの作家たちの資料や林芙美子の直筆原稿、実際に使用していた万年筆、メガネなどが展示されていて、興味深い場所となっています。尾道の美しい景色と風土が文学を育んできたのかも知れませんね。
おのみち文学の館 3館共通入場料300円
中学生以下無料
※開館時間や休館日については市役所ホームページ「おのみち文学の館」を参考にしてください。
写真:凜風 杏花
地図を見るポスターにもなったという有名な坂道です。昭和を連想させるレトロな街並みに、映画のロケ地としてこの町が選ばれた理由もわかるような気がします。
ふもとのロープウエィ乗り場の近くには、尾道出身の大林宣彦監督の映画にも登場した人気のワッフル専門店「こもん」があり、カフェとテイクアウトのお店が隣接されて、週末には行列ができるほどの人気です。
観光地以外にも、博物館や美術館にふらりと立ち寄ったり、思いがけない路地やお店を発見して、お茶を飲んだりお土産を買ったりするのも楽しみのひとつ…時間がゆったりと流れていきます。
写真:凜風 杏花
地図を見る「招き猫美術館」はロープウェイ山ろく駅からすぐ近くの裏道にあります。
建物自体は普通の二階家ですが、中に入ると見事に猫だらけ!!2階には全国から集められた約3,000体の招き猫がびっしりで、よくもこんなに集めたものだと驚かされます。また、1階はお土産コーナーになっていて、縁起のよさそうな招き猫グッズを探すのに時間を忘れます。種類が多く、他では見たことがない珍しいものもたくさんあります。ちなみに可愛い入場券もお楽しみに!
館内は撮影禁止のため、尾道観光協会のホームページでご覧ください。
【入館料】中学生以上200円 小学生100円
写真:凜風 杏花
地図を見る締めくくりに、尾道駅近くの「たに」というお店で尾道ラーメンを頂きます。魚のだしとしょうゆをベースに、鶏ガラやトンコツで煮込んだ美味しいスープが自慢のお店です。
浮いているのは天カスかと思いきや背あぶら。こんなにも浮かんでいるのにさっぱり味のスープと堅ゆでの麺がとても美味。尾道ラーメン単品は550円。もっとおなかが空いているという人にはお得なセットがいろいろとあります。
尾道は他にも、たくさんのお寺や映画資料館、お好み焼きやスイーツなど、見どころもグルメも満載。なんだかほっとする尾道の町であなただけの時間を探してみませんか。
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(2024/12/4更新)
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