写真:カカミ ユカ
地図を見る「ホノルル・ミュージアム・オブ・アート」(以下、ホノルル美術館)には、世界中の優れた作品が集められています。ゴッホ、モネ、ゴーギャン、セザンヌといった誰でも聞いたことのある巨匠の作品もあります!まさか、ハワイに来てそんな作品に出会えるとは!感動もひとしおです。
その他、エジプト、ギリシャ、オリエント、ヘレニズムの美術品や、東南アジアシルクロードの国々、日本の鎌倉時代の仏教彫刻もあります。西洋と東洋の美術品が5万点以上を収蔵されており見応え十分です。
写真の観音菩薩は、アジア圏の作品が展示された建物の中を進むと突然見えてきます、TBSドラマ『ごめんね青春!』の母親扮する菩薩様にそっくりです。ドラマを見たことがある人なら「あっ!母ちゃん!」となってしまうのではないでしょうか(笑)。
ハワイを訪れる観光客の方は、ビーチやショッピングがメインのため「ホノルル美術館」の入館者はそれほど多くありません。ホノルルの喧騒を逃れるにはぴったりのスポットですし、他国の美術館に比べて、美術作品にグッと近づいてゆっくりと作品を楽しむことができます。
なお、「ホノルル美術館」では写真撮影は可能ですが、三脚やフラッシュを使っての撮影は不可ですので、お気を付けください。
■ホノルル美術館(HONOLULU MUSEUM OF ART)
住所:900 S.Beretania St.
アクセス:ワイキキ・クヒオ通り山側バス停からザ・バス 2番利用。S Beretania St. とWard Ave.が交わる交差点のバス停で下車。美術館はバス停目の前。
開館時間:火〜土曜10:00〜16:30、日曜13:00〜17:00
休館日:月曜 1月1日、独立記念日(7月4日)、感謝祭(11月第4木曜)、クリスマス(12月25日)も休館
入館料:大人10ドル、17歳以下無料 ※毎月第1水曜、第3日曜は入館無料
写真:カカミ ユカ
地図を見るホノルル美術館には、5つの庭園があります。
アジア美術、ヨーロッパ美術など、各地域の作品がエリアごとに飾られているのですが、それぞれの展示部屋を出ると、回廊と庭園が現れます。中国風、地中海オリエントスタイル、イベントをするための現代風など、どの庭園も作品として楽しめるものになっています。
写真の庭は、地中海オリエンタトスタイルの庭園。ここは特にオススメで、アーチ状の回廊を抜けると、中央で噴水が流れるお庭に着きます。四方がターコイズブルーと白の壁で囲まれており、ハワイの明るい陽射しと相まって、雰囲気が抜群です。オリエンタル気分にどっぷり浸ることができ、思わず写真を何枚も撮ってしまいます。
インド美術が置かれているエリアにあるパームコートヤードには、小さなカフェもあり、中庭で涼みながらティータイムを楽しんでいる人の姿もあります。気候のいいハワイという土地にある美術館だからこそ味わえる庭の雰囲気。ぜひ味わってみてください!
写真:カカミ ユカ
地図を見る館内にある『ホノルルミュージアムカフェ(Honolulu Museum of Art Cafe)』は、ローカルの人が足しげく通うお店で大人気!事前にホテルのコンシェルジュなどを通して予約しないと、予約を取るのが難しいほどです。
火曜から土曜までの11時半から1時半までのたった2時間半の営業のため、お店を目指して午後に訪れても閉まっていてガッカリ!という方が多数なのでお気をつけください。
美術館の庭に面しており、目の前には、“この木なんの木”のCMで有名な樹齢85歳のモンキーポッドがあります。いい感じの雰囲気の中で、オアフ島の食材を使い、地中海風にアレンジされたキュイジーヌを楽しむことができます。美術館を歩き回った後、こちらのカフェで一息つかれるのはいかがでしょうか。
■ホノルル・ミュージアム・オブ・アート・カフェ(HONOLULU MUSEUM OF ART CAFE)
営業時間:火〜土曜 11:30〜13:30
セントラルコートの裏にあるミュージアムショップは、洗練されたハワイギフトが揃っているので要チェック!
子どものおもちゃ、エコバック、陶器やガラス細工など、美術館のセンスで選び抜いた逸品が揃っており、見ているだけでも楽しめます。ハワイの定番お土産もいいですが、他にはないグッズを探すならココです!
「HONOLULU MUSEUM OF ART」のロゴがプリントされたTシャツ、メモパッド、トートバッグなども販売しており、お洒落なのでぜひチェックしてみてください。
なお、カフェ、ショップのみ利用の場合、美術館入館料は不要ですので、近くに行った際、ちらっとおみやげ物を探しに顔を出してみるのもいいかもしれませんね!
■ザ・ミュージアム・ショップ(THE MUSEUM SHOP)
営業時間:火〜土曜10:00〜16:30、日曜13:00〜17:00
写真:カカミ ユカ
地図を見る「ホノルル美術館」が行っている「シャングリラ邸見学ツアー」への参加もオススメです。
「シャングリラ邸」とは、カハラのブラックポイントという超高級地区にある邸宅で、タバコと電気会社で巨万の富を気付いたデューク家の令嬢、ドリス・デュークが作った家です。彼女と夫が世界一周の新婚旅行で最後に訪れたハワイの地に魅了され、自身の好きなイスラム建築を取り入れてた建物。ただの豪華な家というレベルではなく、美術品に精通したドリスがこだわり抜いてつくった邸宅は、まるでお城のようです。内部に入った瞬間に、想像以上の豪華さに思わず息をのんでしまいます。
1993年、80歳で生涯を閉じた時、シャングリラ邸はドリス・デューク・イスラムアート財団に寄付され、ホノルル・アカデミーオブアーツが行うガイドツアーでのみ一般公開されています。
シャングリラツアーは水曜日〜土曜日まで行われ、各ツアーには建物について詳しく説明してくれるガイドが付きます。毎週水曜・金曜の正午に出発するツアーは日本語ガイドツアーとなっているので、英語に自身のない方でも安心して参加できます!
美術館を飛び出して、ハワイの芸術的邸宅を訪れてみるのはいかがでしょうか。
■シャングリラ邸ツアー参加方法
ツアーは1回12名まで。ホノルルアカデミーオブアーツによるガイドツアーでのみシャングリラを訪れることができます。
電話予約:808-532-3853または、メ−ル shangrilatickets@honolulumuseum.org にて
料金:$25(ハワイ居住者は$20)12歳以下は不可
ツアー時間:水曜〜土曜 9:00〜、10:30〜、13:30〜(所要時間:約90分)
日本語ツアーは水曜、金曜の12:00〜
集合場所:「ホノルル美術館」(ミニバンでシャングリラ邸まで移動、見学後、アカデミーオブアーツに戻り解散
「ホノルル美術館」では様々なイベントがあります。
■入館料無料
毎月第1水曜、第3日曜
■「バンク・オブ・ハワイ ファミリー・サンデー」
毎月1回、第3日曜にある子供向けイベント。子どもたちによるライブ・エンターテイメント、子ども向けの工作やゲーム、ギャラリーツアーなどアクティビティが楽しめます。子どもの入館料が無料。
■「アート・アフター・ダーク」
毎月1回、最終週金曜の夜の大人向けのイベント。屋外スペースがパーティ会場と化し、ダンスや演奏など様々なエンターテインメントが行われ、フード屋台やバーも登場します。
楽しいイベントがある日を狙っていくのもいいですね!
ハワイは「海で遊ぶ!」というイメージが強いですが、南国の雰囲気の中でアートを楽しむのもオツでいいですよ!
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(2024/10/5更新)
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