土佐に感じる男意気。カツオを食らい室戸岬に立つ!

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土佐に感じる男意気。カツオを食らい室戸岬に立つ!

土佐に感じる男意気。カツオを食らい室戸岬に立つ!

更新日:2016/02/19 12:42

タケモト スグルのプロフィール写真 タケモト スグル カメラマン、ライター、撮影コンサルタント

東西南北に広がる海。四国には4県それぞれに海の景色があります。うち3県は内海で、穏やかで風光明媚な景色が広がりますが、南に位置する高知県が接するのは広くて荒い太平洋です。ここでは、大海の波や風が直撃する「室戸岬」の魅力と撮影のノウハウに触れると共に、高知名物「カツオのタタキ」の名店をご紹介したいと思います。

名勝「室戸岬」

名勝「室戸岬」

写真:タケモト スグル

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室戸岬は高知県の岬です。四国の右下の出っ張りと表現すればよいのでしょうか、高知県の南東端に位置します。付近一帯(室戸岬〜徳島県南部)は国指定の室戸阿南海岸国定公園で、中でも室戸岬は国指定の名勝(めいしょう:芸術上または観賞上価値が高い土地)です。世界ジオパークにも認定されています。

この通り日本も世界も認める場所ですから、景観も普通ではありません。広がる景色はまるで「漢(オトコ)」。荒い岩と荒い海を眺めることができます。

弘法大師 空海ゆかりのパワースポット

弘法大師 空海ゆかりのパワースポット

写真:タケモト スグル

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四国八十八箇所。弘法大師ゆかりの地が点在する四国にあって、室戸は重要な地の1つです。室戸岬の「御厨人窟(みくろど)」は弘法大師が悟りを開いたといわれる洞窟で、ここから見える空と海に感銘を受け、「空海」の法名を得たといわれています。

これぞまさしく「パワースポット」です。
特に御来光は格別で、寄せる煩悩がサッと引き、悟りの片鱗をもたらします。同行二人(どうぎょうににん)、空海とともにあるその時間を全身で感じて下さい。

荒波強風の撮影ノウハウ

荒波強風の撮影ノウハウ

写真:タケモト スグル

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弘法大師に添ううちに寄せる煩悩は引くものの、絶景を目にすると、撮影欲は荒波のように押し寄せます。眺めるのみも一案ですが、ここは抗わず欲の高波に溺れてみましょう。

機材については、もし表示の写真のような表現がご希望ならば「リモコン」もしくは「リモートコード」と、「三脚」を用意します。

撮影モードは「M(マニュアルモード)」。f8以上に絞り、10秒以上の長時間露出を行い撮影して下さい。この長時間露出で波を雲のようにします。

三脚については、風のある環境ですので、本気の方にはパイプ径が28mm以上で重量のある三脚をお勧めします。が、重くて使わなければ本末転倒ですので、目標に応じてバランスよく選択して下さい。

なお、荒波の寄せる室戸岬は、心に優しくともカメラに優しくはありません。撮影のあとには機材から潮の香りがしてきます。レンズやカメラ本体はもちろん、カメラバッグなどについても早めの清掃が必要となりますので、レンズクリーナーや本体清掃用のタオルなどを持参して下さい。

高知といえば?カツオのタタキ!

高知といえば?カツオのタタキ!

写真:タケモト スグル

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博多といえばラーメン。広島といえばお好み焼き。大阪といえば粉モン。ご当地グルメは旅行の楽しみの1つです。自宅近所でも味わえるものばかりですが、また違う旨味がご当地にはあります。

高知といえば?それはカツオのタタキでしょう。近所のスーパーで買えると思ったら大違い。高知のタタキは素材も焼きも逸品です。以下にオススメの名店をご紹介します。

敷居は低くて本気でうまい「明神丸(明神水産)」

敷居は低くて本気でうまい「明神丸(明神水産)」

写真:タケモト スグル

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「カツオってこんなにうまかったのか・・」
明神丸は、見慣れた鰹を初体験にするお店です。高知一のカツオ船団を所有する明神水産の直営店で、釣るも食べるもカツオ一本、魅力の全てがここにあります。

【素材の良さ カツオに感じる旨味・甘み。】
一口ですぐに感じます。臭みなんて言葉は無用、そんなものはありません。

【焼きの良さ】
心沸き立つ「藁焼き(わら焼き)」です。カツオが香ばしさをまといます。店頭に立ち昇る炎はただの飾りじゃありません。

【所在地】
お店は数店あり、それぞれ高知市内に位置します。[市場+居酒屋+フードコート]な雰囲気の名所「ひろめ市場」にもあるのがうれしいところです。価格は、「塩たたき」「タレたたき」それぞれ680円からとお手頃価格となっています。
オススメは「塩たたき(黒潮町産天日塩使用)」ですが、オトコは黙って両方試しましょう。

※ちなみに、明神水産はNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で紹介された一本釣り漁船船頭・明神学武さんが所属する会社です。洋上生活年間300日。半端な根性で続けることはできません。荒波に向かう漢(オトコ)の姿を思いつつ、カツオを食して下さい。

おわりに

今回は、高知の名所「室戸岬」と名物「カツオのタタキ」をオトコ臭くご紹介しました。
感動を心に、カメラをその手に。
坂本龍馬だけではない高知の魅力を是非ご体感下さい。

【補足:機材の清掃と便利なアクセサリーについて】

前述した室戸岬での撮影について、数点の補足説明と便利な機材のご紹介をします。

通常、レンズのクリーニングは極力レンズに触れないように行います。まずブロアーでゴミを飛ばし、それでも綺麗にならなければ柔らかいブラシや液体クリーナーなどを使用して綺麗にするという流れです。

室戸岬での撮影も基本は同じ流れですが、液体クリーナーによる清掃が必須なところが違います。塩が残らぬよう念入りに清掃して下さい。

とはいえ、クリーニングセットを持ち出すのは面倒でしょう。そこで、旅人に便利なアクセサリーをご紹介します。
「KING レンズクリーニングティッシュ」
ウェットタイプのクリーナーです。50枚500円程度で、大変便利な個別包装のがなされています。持ち歩き中にクリーナー自体にゴミが付着しない事もいいところです。
面倒でなければ、仕上げ用に「乾式のレンズクリーニングペーパー」も持参しましょう。

室戸岬での撮影においては、本体清掃用のタオルの持参も推奨します。通常の撮影ではカメラを保管庫へ戻す際に表面を拭う程度でかまわないのですが、潮気のある場所ですので、今回はなるべく早めに潮気のない場所で拭う必要があります。場合によっては、カメラだけではなくその他機器やカメラバックなども、かたく絞ったタオルで塩気を拭い、仕上げに乾拭きするということも必要です。タオルを数枚持参して下さい。
(機器に水分は大敵ですが塩気よりマシという考えです。自己責任でお願いします)

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/11/12 訪問

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