伊勢神宮の後に立ち寄りたい!おはらい町で食べ歩く、三重の名物餅

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伊勢神宮の後に立ち寄りたい!おはらい町で食べ歩く、三重の名物餅

伊勢神宮の後に立ち寄りたい!おはらい町で食べ歩く、三重の名物餅

更新日:2014/01/07 18:49

下川 尚子のプロフィール写真 下川 尚子 ライター

赤福餅、へんば餅、太閤出世餅。三重県には古くから伝わる「名物餅」が多いことをご存じですか?
これは昔、伊勢神宮をめざして歩いた旅人たちの疲れと空腹をいやすために、お餅が好んで食べられたからだといいます。
伊勢神宮、内宮の門前町である「おはらい町」では、そんな三重県の名物餅を食べ歩きできるところがたくさんあります。
参拝帰りに、ほっこりと甘いお餅で疲れをいやしてみませんか?

言わずとしれた名物「赤福餅」

言わずとしれた名物「赤福餅」

写真:下川 尚子

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まずは、説明不要といってもいいくらいの名物「赤福餅」。
お餅を口どけのよいこしあんでくるんだ餅菓子で、表面の波打つラインは五十鈴川の流れを表しているといいます。
全国的にも非常に有名ですので、お土産にしても喜ばれます。

そして、写真右は、冬季限定の「赤福ぜんざい」。
香ばしく焼かれたお餅が入ったぜんざいで、寒い中、参拝したあとには格別のおいしさ。
夏季限定で販売される「赤福氷」は抹茶のかき氷に赤福が入ったもので、こちらも人気ですね。

おはらい町には赤福本店があるほか、内宮前支店でもこの赤福ぜんざいは食べられます。
ただ、いつも行列ですので、ちょっと歩いて「五十鈴川店」に行ってみたり、外宮も参拝するという方は「外宮前特設店」でも赤福ぜんざいや赤福氷を食べられますので、そちらを試してみてもよいと思います。
おはらい町と違って、比較的待たずにいただくことができますよ。

また、赤福本店はなんと朝の5時という早朝から開店していますので、早朝参拝の場合でも、おみやげを買うことができます。

香ばしさと歯ごたえがおいしい「へんば餅」

香ばしさと歯ごたえがおいしい「へんば餅」

写真:下川 尚子

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次にご紹介するのは、「へんば餅」。
こしあんをくるんだ丸い形で、両面が軽く焼かれて焼き色がついています。
味は、少し歯ごたえのあるお餅と、控えめに広がる香ばしさが特徴。
そんなお餅部分と、こしあんの上品の味わいがとても美味しいです。

ちょっと不思議な名前ですが、その由来はというと、二百余年前にこのお餅を商いはじめたとき、馬を使って参宮する方がお店で憩い、その後に馬を返して参宮する方が多かったため、へんば(返馬)餅という名前がついたのだといいます。

この名前の由来は公式なものとしてさまざまな場所で紹介されていますが、一方で、「地元の昔話」に由来する名前なのだという説もあります。
実際はどうなのでしょうね。いずれにせよ、美味しさは変わりませんが・・・。

へんば餅の本店は小俣町というところにありますが、「おはらい町店」もありますので、参拝のついでに、気軽に購入することができます。

柔らかさと少しの塩っけが美味しい「さわ餅」

柔らかさと少しの塩っけが美味しい「さわ餅」

写真:下川 尚子

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次にご紹介するのは、さわ餅。
さわ餅は、江戸時代より全国で唯一、伊勢志摩地方だけに伝わってきた餅菓子だといわれており、この地方での行事には欠かせない和菓子です。
いわば郷土料理のひとつですね。

「さわ餅」という名前の由来には諸説あり、笹竹に似ていることから「笹餅」がなまってさわ餅になったという説、近くの沢水で手返ししたからさわ餅と名付けられたという説、さおのような形から「さお餅」がなまってさわ餅になったという説などがあります。

四角く伸ばした柔らかいお餅に、あんをくるんだ形が特徴的で、白のお餅と草餅の二種類があります。
ほんのりとした塩っけと、お餅の柔らかい食感が美味しいお餅でした。

伊勢志摩地方では、いくつかのお店でさわ餅を作っており、お店によってこしあんだったりつぶあんだったり・・・という違いもあるようです。
食べ比べをしてみるのも楽しいですね。
「へんば餅」をつくっている「へんばや商店」でさわ餅もつくっていますので、おはらい町ではそちらで買うことができます。

五十鈴茶屋で、季節のお菓子に目移り

五十鈴茶屋で、季節のお菓子に目移り

写真:下川 尚子

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次なるお餅を探して訪れた「五十鈴茶屋」で、素敵なお菓子を見つけ、思わず目移りしてしまいました。
それが写真の「節気菓子」。
節気菓子とは、二十四節気にあわせて、そのときどきの季節にあわせてつくられたお菓子のこと。
(二十四節気とは、かつて、季節の変化に合わせてつくられた二十四の暦の区切りのことです。)
移ろいゆく季節とともに、「そのときしか味わえないお菓子」が用意されているというのは、なんとも素敵ですね。
どんな風にその季節がお菓子に表現されているのか、想像しながらいただくのも楽しみのひとつです。

このときには、冬至のお菓子としてつくられた3つに、季節限定の芋大福をセットにした4つセットのものを購入しました。
写真の右上から時計回りに、「神苑の松(しんえんのまつ)」「芋大福」「年越饅頭」「侘助」という名前がつけられています。
冬至のお菓子の販売期間は、12月21日〜31日まで。その後は、また別の節気菓子に変わります。

他にもたくさん、三重の名物餅

他にもたくさん、三重の名物餅

写真:下川 尚子

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おはらい町には、そのほかにも「太閤出世餅」「伊勢たまり餅」「岩戸餅」など、名物餅が購入できる場所が数多くあります。

お餅好きの方はぜひ食べ歩いてみてくださいね。
また、お土産に買っていって、食べ比べてみるのも楽しいと思います。

おわりに

伊勢神宮の敷地はとても広大。参拝のためとはいえ、歩き回っていると疲れてしまうものです。
参拝で疲れたら、ちょっと一休みをしてお餅をいただいてみてはいかがでしょう。
かつて、伊勢神宮を目指して歩いた旅人たちの気持ちに、少し近づけるかもしれません(^^)

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2012/12/22 訪問

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