写真:おしみ ゆかり
地図を見る王子駅から徒歩6分。「王子稲荷神社」は、幼稚園の中を通って御参りすると云う、ちょっと変わった場所にあります。※通れるのは休園日のみ。
江戸時代には広重の「名所江戸百景」に描かれ、現代では連続ドラマのロケ地として使われる、長い歴史と人気を誇る神社です。
御祭神:宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)・宇気母智之神(うけもちのかみ)・和久産巣日神(わくむすびのかみ)
写真:おしみ ゆかり
地図を見る毎年2月の初午の日には「凧市」が開催されます。参道には沢山の屋台が立ち並び、様々な種類の凧が販売され、多くの参拝客で賑わいます。「凧市」も江戸時代から続く歴史ある行事。当時、江戸の街はよく火事に見舞われ、風が大火につながることから、風を切って上る凧を火事除けのお守りにと、民衆が王子稲荷神社の奴凧を「火防の凧(ひぶせのたこ)」として買い求めたのが始まりだそう。
当日限定で授与される「火防せの凧」も人気で長い行列が出来るほど。さらに、「凧市限定御朱印」も授与して戴けます。
写真:おしみ ゆかり
地図を見る2019年の凧市は初午の2月2日(土)、二の午の14日(木)の2日間開催されます。
時間は10:00から18:00まで。御朱印は書き置きのみとのこと。
写真:おしみ ゆかり
地図を見る御参りして奥に進むと小さな社があり、大きな石が鎮座しています。その前には看板があり、「御石様 願い事を念じつつ持つ石の軽重により御神慮が伺えるといふ」と書いてあります。願い事を念じながら石を持ち上げて、思ってたより軽かったらその願いが叶いやすく、重かったら叶いづらいので努力が必要、との言い伝えがあるそうで、王子神社の目玉スポットとなっています。
さぁ、あなたの願いはどれくらいの重さなのでしょうか?是非、チャレンジしてみてくださいね!
写真:おしみ ゆかり
地図を見る「大晦日の晩に、東国一円の神様の御使い狐が、王子稲荷神社に参拝する。狐たちは、まず装束榎に集合して衣装を整え、王子稲荷神社を目指す」という伝説から、毎年大晦日に大祭「狐の行列が」行われ、全国からたくさんの見物客が訪れます。
この穴はまさに、狐さまが住んでたと云われる穴で、信仰の対象になっています。ちょっと高い所にあるのですが、ここにくるとまた空気が変わり、その歴史とパワーを感じることができますよ。
写真:おしみ ゆかり
地図を見る王子稲荷神社への参拝の際に是非寄って欲しいのが「石鍋久寿餅店」です。明治20年創業で100年以上の歴史を持つ老舗で、全ての商品が明治以来の製法で作られています。なかでも人気なのは葛餅で、2年の発酵を得て造られているそう!人気で売り切れることもありますので、食べてから参拝の方が良いかもしれませんね。
※お持ち帰りもできます。
なにか叶えたいことがあったり、勝負に出たい時に御参りすると効果があるとも云われている王子稲荷神社で、是非、開運パワーを戴いてくださいね。
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この記事を書いたナビゲーター
おしみ ゆかり
仏像やこけしなどの伝統工芸品、郷土玩具など、その土地でずっと守られているものに魅力を感じ、その土地を訪れるのが大好きで良く旅に出ます。旅先で出会った、美味しいものや可愛いものなども、紹介していければと…
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