新橋ナポリタン戦争!昭和レトロなグルメに出会う厳選5店

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新橋ナポリタン戦争!昭和レトロなグルメに出会う厳選5店

新橋ナポリタン戦争!昭和レトロなグルメに出会う厳選5店

更新日:2014/12/12 15:12

Naoyuki 金井のプロフィール写真 Naoyuki 金井 武蔵国ナビゲーター、歴史探索ブロガー

昭和グルメの代名詞の一つでもある「ナポリタン」は、ケチャップを代用品としたお手軽イタリアンで、昨今、全国的に静かなブームとなっています。
このナポリタンが、芝・赤坂を始め、今や一大観光地であるお台場へのターミナルとして注目の高い新橋で熱いバトルが繰り広げられているのです。
今回は、ボリュームと安さは当たり前、港区観光の拠点新橋で、昭和レトロの懐かしいナポリタンが味わえる名店を紹介いたします。

新橋ナポリタンの老舗「むさしや」

新橋ナポリタンの老舗「むさしや」

写真:Naoyuki 金井

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聖地の中のランドマーク“ニュー新橋ビル”の1階に構えているのが「むさしや」で、明治18年創業の歴史を誇り、メディアでも再三紹介された有名店です。
元は愛宕山の焼芋販売がルーツとも言われる老舗洋食屋で、縄のれん1枚が店舗と通路を隔てているL字のカウンターに8席しかないだけの路面店ながら、開店から常に行列が絶えない大人気店で、並んでいるうちにオーダーし、提供された時点で支払うキャッシュオンスタイルというのもユニークな店舗です。

その人気のナポリタンの食感は、あの懐かしいモッチリとした柔らかさで、“アルデンテ”などという言葉は、ナポリタンには存在しないのです。
味は、「これはスイーツ!?」と思うくらいの甘さですが、時折の酸味と突如現れたような玉ねぎのシャキシャキ感が心地よく沁み渡り、更に途中で粉チーズとタバスコでアクセントをつけるのが、通の楽しみ方です。
まさに昭和レトロ「ナポリタン」の伝統を守る老舗の風格をご堪能下さい。

※写真は「ナポリタン」650円

真っ向勝負の新進気鋭「スパゲッティキング」

真っ向勝負の新進気鋭「スパゲッティキング」

写真:Naoyuki 金井

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聖地の老舗に真っ向勝負を挑んだのが「スパゲッティキング」で、「むさしや」と同じニュー新橋ビルの1階で、しかも10mほどしか離れていない怖いもの知らずの新進気鋭のお店です。
特徴は看板などに書かれた“ロメスパ”の文字で、ロメ=路面、スパ=スパゲッティンの略で立ち食い感覚のイタリアンを標榜した“銀座ジャポネ”という名店をインスパイヤしており、ナポリタンを基本として、明太子・醤油・インディアンといった味付けと量のバリエーションがあることです。

基本のナポリタンの食感は、やはりもちもちの柔らかさですが、ポイントは何と言ってもコゲがあることで、時折のコリっとした懐かしい感覚を楽しむことができます。更に大量のソーセージとともに小松菜のシャキシャキ感も斬新な食感です。
そして味は、甘さと酸味もどちらも主張し合っている、かなり濃厚な仕上がりです。
伝統のナポリタンを再現しつつ、新しい試みを取り入れているアレンジを楽しんでください。

※写真は「ナポリタン(小)」500円

独自路線の味で高見の見物「喫茶室POWA」

独自路線の味で高見の見物「喫茶室POWA」

写真:Naoyuki 金井

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ニュー新橋ビル1階の新旧のバトルを高見の見物よろしく眺めているのが、2階にある「喫茶室POWA」です。
カフェでなく喫茶室という響きがそもそも昭和の時代の名残で、全席ソファーシートでサロン風な店内は、まさにサラリーマンのオアシスです。

基本は喫茶店ですからドリンクがメインとなり、食事は「ナポリタン」「サンドイッチ」「ピラフ」などの喫茶店らしいメニューとなります。
その中のナポリタンは、前述の2店舗と比べると細麺で、若干固めの食感です。とは言ってもそこそこの弾力はやはり昭和の食感で、アルデンテは遥か彼方の世界です。
ポイントは、たっぷり入ったマッシュルームと若干控えめなケチャップ味が、昭和レトロのまさに喫茶店にあったナポリタンの味を継承し、やや茶色掛った色合いが上品さを醸し出しています。
まさに定番とも言えるドリンクとのセットが似合う、喫茶店ならではの王道を味わってください。

※写真は「ナポリタンセット」970円(単品690円)

虎視眈々と狙う風雲児「パンチョ 新橋店」

虎視眈々と狙う風雲児「パンチョ 新橋店」

写真:Naoyuki 金井

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ナポリタン戦争は、ニュー新橋ビルでの三竦みバトルを尻目に、漁夫の利を狙っているのが、ビル前の通りの向こう側にある、平成の風雲児「パンチョ 新橋店」です。
SL広場向い側とは云え、地下二階という立地の悪さながら、その細い通路には行列が絶えません。

店内もそれほど広くはありませんが、赤のギンガムチェックのテーブルクロスと映画ポスター、BGMが昭和のノスタルジーを演出し、サラリーマンの郷愁を誘う戦略です。
基本のナポリタンは、大量のソーセージが特徴で、メニューにはトッピングや海鮮などのオリジナルが加えられており、大・中・小の盛が同一価格なのは新橋たる所以です。

ナポリタンは、太麺で最初は薄味ですが、食べていくうちに甘さと酸味のバランスが良くなってくるのは計算しつくされたところでしょう。
その他、サラリーマンの為にケチャップの飛び跳ね用の紙エプロンや箸を設置するなど、立地の悪さを味とホスピタリティで補っている心意気を感じてください。

※写真は「ナポリタン(小盛)目玉焼き」700円(単品650円)

地盤を固めた孤高の洒落者「カフェテラス ポンヌフ」

地盤を固めた孤高の洒落者「カフェテラス ポンヌフ」

写真:Naoyuki 金井

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新橋駅烏森口にあるニュー新橋ビルとは新橋駅を挟んだ反対側、汐留口“新橋駅前ビル1号館”の1階にあるのが「カフェテラス ポンヌフ」です。
“ポンヌフ”とはセーヌ川に架かる橋の名で、オシャレな店名ながら、店頭には食品サンプルが飾られた、まさに昭和レトロな喫茶店です。

昭和47年創業で、カフェテラスとは言いながらも、「スパゲッティ」「ハンバーグ」「カレー」などが人気で、洋食屋と言ったほうがふさわしいかもしれません。その中でも現在はナポリタン屋として有名で、ナポリタンブームのルーツとも言われている名店です。

そのメニューの中で一番人気が「ハンバーグスパゲッティ」です。
太目の柔らか麺でモッチリな食感は定番ですが、トマトケチャップはかなり酸味の効いたパンチのある味です。同じく柔らかなハンバーグとの愛称は抜群で、人気ナンバーワンなのも頷けます。
汐留口の女性達を魅了した味と、アットホームで洒落た趣をご賞味ください。

※写真は「ハンバーグスパゲティ」850円(単品650円)

最後に。。。

どうですか新橋ナポリタン戦争は!?
全国的なナポリタンブームと相まって、サラリーマンの聖地だからこそのナポリタン激戦区なのです。

安くてボリューミーは当たり前の新橋で、決め手となるのは伝統なのか、それとも革新なのか。昭和レトロのグルメが恋しくなったら、昭和レトロの懐かしい「ナポリタン」をご賞味されてはいかがでしょうか。
更に、サラリーマンの聖地新橋たる各店の佇まいに浸るのも、滅多に無いふれあいの機会です。

是非、昭和の香りを求めて新橋を訪れてみてください。

※価格は取材時のものです。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/11/20−2014/12/08 訪問

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