写真:鮎川 キオラ
地図を見る茨城県にある大洗海岸は、遠浅なビーチと風光明媚な岩礁が点在する2つのエリアに分かれる海岸です。その為、海水浴、磯釣り、サーフィンなど豊富な海遊びを楽しめるスポットとして人気があります。
大洗海岸は、美しい日の出を拝むことのできる名所でもあります。その理由は、海岸線が真東を向いているから。南北約1.8kmの海岸線のどこで見ても美しい朝日が拝めることから、元旦の早朝から多くの人で賑わいます。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る大洗海岸は、広大な海岸線のどこから見ても日の出を拝めるので、誰もが日の出と静かに向き合えるスペースが確保できる穴場の鑑賞スポットと言えます。
だた、1ケ所だけ元旦の朝に大勢の人が集まる場所があります。それは、海上の岩の上に立つ「神磯鳥居」の目の前です。多くの方と肩を寄せ合いながら鑑賞することになりますが、神々しい日の出を拝むことができます。新しい年に始まりの日にぜひ鑑賞してほしい絶景です。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る神磯鳥居は、海岸のすぐ高台にある大洗磯前神社の鳥居のひとつとなります。大洗磯前神社は、平安時代に創建された大洗町で最も古い大社です。主祭神は、だいこく様として知られる大己貴命(おおなむちのみこと)、配神として少彦名命(すくなひこのみこと)の2柱をお祀りしています。祭神が降臨したとされる海上の岩礁に鳥居が建てられているのです。
大洗海岸の元旦の日の出時刻は午前6時50分頃。その15分ほど前に大洗磯前神社の宮司以下神職が神磯とされる海岸まで降りてきて、初日の出拝奉式が厳かに執り行われます。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る初日の出を拝むために集まった参拝者のお祓い後、神職と共に静かに日の出を待つ時間は格別です。心が洗われ、新しい1年が良い年になる期待感で胸がいっぱいになりますよ。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る白い息を吐きながら、太陽が昇る地平線を見つめじっと待つ。あたりがだんだんと明るくなり、眩い光と共に太陽が顔を出した時の感動はひとしおです。
初日の出当日は、地元の郷土芸能団体による初日の出一番太鼓の演奏もあります。海風にのって聞こえてくる太鼓の鼓動は、海上から昇る日の出に合わせて太鼓のリズムがどんどん早くなり、日の出参拝の臨場感を盛り上げてくれる効果抜群なんです。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る海上に鎮座する鳥居の景観だけでも美しいのに、海から昇る朝日が鳥居を染め上げる光景は絶景です。
冬の早朝の寒さは、長い時間外にいると心が折れそうになるくらい寒いもの。日の出鑑賞は、寒さ対策を忘れずにお出かけくださいね。
大洗海岸では、観光協会のご好意で毎年元旦の朝6時から温かいハマグリ汁を先着400名に無料で配っています。寒さで凍った身体を温かくしてくれるおもてなしです。親潮と黒潮が出会う大洗の海でとれたハマグリは、外来種とは違い粒が大きいのが特徴です。ぜひこの機会に味わってみてくださいね。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る初日の出鑑賞後は、ぜひ大洗磯前神社で初詣をしてはいかがでしょうか。古くから大洗の町を高台から見守り「大洗さん」「だいこく様」「恵比寿様」として親しまれてきた神社です。
今でも、家内安全、病気平癒、商売繁盛の神として信仰を集めています。家族がみんな元気で、無事に家に戻ってくる当たり前の毎日が一番幸せなことです。それに金運がついてくれば言うことなしですね。
よい初日の出を拝めば、自然と心も前向きになりよい1年が迎えられるもの。新しい年を迎え、気持ちも新たに神聖な気分になる日だからこそ、荘厳な朝日を眺めにお出かけしませんか。神々しい神磯鳥居越しに昇る日の出をぜひご覧下さい。
新しい年が、良い年になりますように。そして、穏やかな良い元日が迎えられますように。
※近隣の駐車場に限りがあります。車でお出かけの方は、早めに到着することをおすすめします。
※大洗駅より元日限定の「初日の出バス」が運行されます。詳細は、下記MEMO欄の茨城交通の最新ニュースをご確認ください。
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(2023/12/1更新)
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