東京都江東区に位置する成田山東京別院の深川不動堂は「深川のお不動さま」と地元の方々に親愛を込めて呼ばれており、最寄り駅である東京メトロ、門前仲町駅を出ると、まずは古き良き風情のある街中が出迎えてくれます。
その一角に深川不動堂への参拝道はあります。
近くに日本で最初にできたといわれる深川公園があり、親子連れはもとより、学生や御近所さん、観光客など、実に様々な年齢層の方々が行き交うといった特色がある土地です。
参拝道は「人情深川ご利益通り」と呼ばれ、まさにその通り活気のある良い雰囲気のメインストリート。
まずはのんびり心に余裕をもって景観を楽しみましょう!
境内入ってすぐ目につくのが梵字で書かれた写真の建物!
なんともビックリな建物ですよね、これは不動明王の真言を梵字で表したものだそうです。
そして本堂の中で護摩祈祷が9、11、13、15、17時に行われます。
また境内入って左方向に、知る人のみ知る有名なパワースポットがあるのはご存知ですか?
その名も深川龍神を祀る場所。
気になる作法はいたってシンプル。
札に願い事を記入して頂いて、水鉢の中に浮かべるというもの。
そして隣にある銅鑼を鳴らし祈って完了です。
結果は札が溶けると願いが叶うとのことです、是非お試し下さい。
境内を回りその雰囲気を堪能したならば、いよいよ深川不動堂内に入ってみましょう!
玄関先に履物を入れておく袋が用意されており、なかなかの用意周到さが伺えますが、それより中に入ってみると、もっと言葉にできないような感覚を体で味わうことができます。
こう体に満ちあふれる、何か。
はたして目に見えぬ力の正体は何なのか?
実際に参拝して体験してみましょう!
玄関先すぐのところにいらっしゃる「おねがい不動尊」にお祈りを捧げていると、隣の本堂より何やら小気味の良いお経が聞こえてくることがあります。
そうです、こちらが巷で噂の、深川不動堂名物の護摩焚きです。
最初は静かなお経から、徐々に大太鼓が絡み壮大な演奏会が始まります。
一部の若い人を中心に、ちょっとしたロックライブより見ごたえがあると評判で、聴く人によれば、お坊さんのリズム感が抜群らしいです。
リズムで煩悩を大爆発させるとは、この護摩焚きのことだったのです。
※ロックライブと書きましたが、護摩焚きはれっきとした修行の一つで、すなわち、護摩木を人々の煩悩とし、炎は不動明王の智慧をあらわします。
そして智慧の炎を持って煩悩を焼き払う、取り除くことが、護摩焚きの本来の趣旨です。
修行の迷惑になることは慎みましょう。
護摩焚き中、御護摩札の火加持が終わった後に、カバンや財布などの火加持もしていただけるので、こちらも併せて参加してみてはいかがでしょうか?
写真は創業明治40年からの和菓子の老舗、深川伊勢屋の「深川まちこ」という人気商品。
抹茶ティストのほろ苦い、えも言われぬ食感が売りの和菓子もちです。
そして、併せてオススメの和菓子が、対となる姉妹品の「深川ちよこ」。
こちらは、おもちの中にトロ〜リ甘い生チョコが入っており、深川伊勢屋の人気商品となっています。
お土産などにとってもオススメです。
【深川伊勢屋】
営業時間・08:00〜20:30
住所・東京都江東区富岡1‐8‐12
TEL・(03)3641‐0695
門前仲町駅1番出口出てすぐ
深川不動堂は、実は護摩焚きだけがすべてではありません。
一万体のクリスタル五輪塔が安置されている「祈りの回廊」。
すべての根源を表す阿字を投影した「阿字橋」。
そして四国88ヶ所巡札所の各お寺の砂を納めたスペースなど、文化的にも価値が高いものが数多くあります。
各所必見です、隅々まで回ることをオススメします!!
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