松本駅からほど近い通りのビルの2階に、北欧ヴィンテージ食器と雑貨を扱うお店「キルシッカ(kirsikka)」があります。水玉が描かれたかわいらしい階段を上ってお店へ。オーナー夫妻が笑顔で迎えてくれます。北欧らしい、独特の色とデザインの食器やポストカード、アクセサリーやバッグがそろっています。なかでも、北欧のガラス食器はコレクションしているお店が少ないだけに、貴重です。フィンランドとスウェーデンを中心に扱っています。
「スウェーデンに比べて、フィンランドの食器のデザインには力がありますね」とオーナーさん。フィンランドは、スウェーデンの支配下にあったことから、既存のデザインから自由になろうとする意識が高いとか。スウェーデンの食器は、落ち着いたデザインのものが多いといいます。そんな違いを楽しみながら、ゆっくりと自分だけのお気に入りをみつけられますよ。
重厚な店構え、店内に入るとすぐ左手にはレトロな木造の階段が二階へと続いています。大正10年から和紙を扱う、「紙舘 島勇」です。ところせましと、さまざまな和紙が並べられ、便箋や折り紙などの和紙製品も豊富です。
お店の2階では、臨場感あふれる和紙人形がいくつも飾られています。顔の部分は紙ねんど、洋服や髪の毛などすべてが和紙で作られています。武将や姫、阿修羅など、さまざまな歴史的人物から、童が遊ぶシーンなど、情景豊かに表現しています。お店では定期的に和紙人形づくりの教室が開かれ、生徒たちが熱心に学んでいます。人形を作っているのは、お店をきりもりする家族のお母様。独学で人形を作り始めて40年。「今は和紙といっても、なかなか使い道がないでしょ。何かできないかと思ってはじめたのがきっかけです」人形の素晴らしさは、海外からも注目されるほどです。ぜひ、一度ご覧くださいね!
松本の観光街といえばここ、縄手通りです。入り口で、東京藝術大学の学生たちが作ったカエルの神輿が出迎えてくれます。縄手通りのシンボルキャラクターは、カエル。通りのすぐ横を流れる、女鳥羽川に河鹿カエルがたくさんいたことに由来します。
通り沿いには、骨董や雑貨、器を扱うお店が並びます。テイクアウトできるたい焼き屋や、カフェ、レストランも集まっており、ぶらぶら散策を楽しめます。
マフィンといえば、カフェ「アミジョク(amijok)」。外はカリカリ、中はふわっふわのマフィンは日替わりフレーバーもあり、町の若者に人気です。玄米を使ったごはんやスイーツもあり、素材にこだわった逸品は体にもやさしいです。ドリンクの器は、作家手作りのもので、松本のクラフトに直接触れられる貴重な場所でもあります。
カウンター席のほか、テーブル席がいくつか。アットホームな空間で、人と人とがつながれる気さくな雰囲気があります。講演会などのイベントも行われていますので、行く前にチェックしてみてくださいね。
ガラリと戸を開けて、玄関に入った瞬間から、「ただいま」と言いたくなるようなあたたかな雰囲気。冬場は、居間にこたつが用意され、ゲストハウスに泊まるお客さんがつどいます。宿泊客だけでなく、遊びに来た地元客も交じり、交流ができます。相部屋のドミトリールームと個室の2種類の部屋があります。
クラフトフェアまつもとのスタッフが集まり、2014年8月にオープンしました。お庭には湧水がわいています。松本は湧水の町としても知られ、市内あちこちで水が湧いています。宿泊は素泊まりのみとなりますが、台所は共有で、自炊ができます。地場野菜を買って、調理するのもいいですね。
ゲストハウス東家独自の観光マップがあり、おすすめのお店の説明が丁寧に書かれています。わからないことなどは、ホストに尋ねてみてくださいね。わかりやすく案内してくれますよ。
この他にも松本には、紹介しきれないほどたくさんのお店があります。お店の多くは、松本駅から歩いて回れる距離に点在しています。松本民芸家具を扱うお店、名物の蕎麦屋、雑貨屋、手仕事を扱うお店。ぜひ、実際に歩いて自分だけのお気に入りのお店をみつけてくださいね。
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(2024/9/9更新)
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