淡路島・灘黒岩水仙郷で早春の香りに包まれて

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淡路島・灘黒岩水仙郷で早春の香りに包まれて

淡路島・灘黒岩水仙郷で早春の香りに包まれて

更新日:2014/02/04 18:11

SHIZUKOのプロフィール写真 SHIZUKO 舞台演出者

花が少なくなる冬。冬枯れの風景も捨てがたいのですが、春まだ遠きこの時期に目を楽しませてくれるのは、冷たい風の吹きっさらしをものともせず、急斜面に揺れる水仙の可憐な姿。自生の水仙で真っ白に覆われる斜面で早春の香りを胸いっぱいに吸い込んで、淡路島の豊かな海の幸ランチとともに、春の兆しを楽しんでみませんか。

瀬戸内海最大の島・淡路島

瀬戸内海最大の島・淡路島

写真:SHIZUKO

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日本神話で、まず初めに作られた島が淡路島。平安時代までは御食国(みけつくに)でした。御食国とは、皇室・朝廷に海産物等を贄(にえ=天皇の御食料のこと)として貢いでいた土地のこと。淡路島が御食国だったのは、豊かな漁場があった故でしょう。

昔からの海の幸はもちろんのこと、夏には、関西では欠かせない魚・はもの良漁場。多くの人が、鱧を食べに訪れます。淡路島玉ねぎは、甘みがあって人気の特産品。また、淡路牛もあっさりと美味しいです。

淡路島は、淡路市・洲本市・南あわじ市の3市からなり、一番南側、四国に近い位置にあるのが南あわじ市。西側に淡路島最高峰の諭鶴羽山(ゆづるはさん)があり、山の南側は中央構造線(日本を空から見たときに明らかに判る、関東から九州までを繋いでいる大断層)の断層からなる崖があり、そこに『灘黒岩水仙郷』があります。

その急角度は、45度といわれ、海に直接繋がる断崖です。この急斜面いっぱいに、ニホンズイセンが咲き乱れます。

2012年は、12月28日に開園!

2012年は、12月28日に開園!

写真:SHIZUKO

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自生の一重のスイセンの姿はとっても可憐。30センチくらいの小さな姿。真っ白な花びらの中央が黄色くて、香りが素晴らしいのが特徴。500万本という途方もない数が咲き乱れる姿は、いつまで見ていても飽きない光景。

淡路島は、越前海岸・房総半島(伊豆半島との説もあり)とともに水仙の日本三大自生地。島内には、もう一箇所『立川水仙郷』があります。灘黒岩水仙郷がニホンズイセン一種類だけなのに対し、立川水仙郷では、いろんな種類の水仙が見られ、灘黒岩水仙郷とはまた違う趣が楽しめます。

見ごろは年によって違うものの、1月中旬から2月中旬とされています。毎年、開花具合は違うので、お出掛け前にはホームページなどで確かめてください。

2012年は、なんと年末の12月28日の開園。お正月の観光も可能です。シーズンには、島内からツアーバスも運行されますので、気軽に行くことができます。

淡路島は、花の島と呼ぶにふさわしい

淡路島は、花の島と呼ぶにふさわしい

写真:SHIZUKO

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2000年に、淡路島では『ジャパンフローラ2000(淡路花博)』が開催されました。これは国際園芸・造園博覧会で、日本では大阪で1990年に『国際花と緑の博覧会』が開催されたのが最初。淡路島のあとは『パシフィックフローラ2004(浜名湖花博)』が開催されています。

花博の跡地には『淡路島国営明石海峡公園』があり、東浦地区には、大阪湾まで見渡せる広大な斜面を覆い尽くす『あわじ花さじき』もあります。淡路島の温暖な気候を生かして、四季折々、色とりどりの花が咲き乱れる淡路島。他にも、いろいろ花の名所があります。

灘黒岩水仙郷でも、少し暖かくなれば、梅や菜の花が咲き、水仙の白に、奥ゆかしい梅のピンク、菜の花の黄色が春らしい淡い色彩を見せてくれます。

海から吹き上がってくる風は冷たくても、暖かな陽射しに、春の気配を先取りできます。

『休暇村南淡路』でランチにお風呂

『休暇村南淡路』でランチにお風呂

写真:SHIZUKO

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冷たい海風に吹かれた後は、美味しいランチで身体を中から温め、気持ちいい温泉で全身リラックスはいかがでしょうか。

淡路島の南端、福良港と鳴門海峡を見下ろす高台に『休暇村南淡路』があります。

その見事な眺望といったら。屋上には『展望台ポラリス(天文台)』があり、夜には天体望遠鏡でスターウォッチングが出来ます。今まで写真でしか見たことのなかった土星なども、自分の目で確かめられるかもしれません。

一泊して、ゆっくり淡路島を堪能するもよし、時間がない人は、日帰りでランチバイキングを楽しむもよしです。

こちらのランチバイキング、さすがにお魚が充実していました。そして、オニオンスライスや、玉ねぎの天麩羅も最高。地魚を使ったメニューもここでしか食べられないし、何と言っても『鯛めし』がとっても美味しかったです。

美しい鳴門海峡

美しい鳴門海峡

写真:SHIZUKO

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瀬戸内海は、概ねおだやかなんですが、鳴門海峡だけはその様子が違います。

『鳴門の渦潮』と呼ばれる、危険な急海流がぶつかって大きく渦を巻く様子は、かなりダイナミック。『大鳴門橋』の真下辺りが、その名所なのですが、自動車専用道路なので、橋の上から渦潮を見ることは出来ません。バスで橋を渡っている時に、運がよければ、大きな渦を見ることがあります。そういう日は、かなりラッキーな日です。ちゃんと見たい人は、うずしお観潮船に乗るのがベストでしょう。

ただ、もし、足を延ばすなら、徳島側には『鳴門公園』があります。そこまで行けば、大鳴門橋の橋げた部分を利用した『渦の道』が整備されていて、渦潮の真上まで歩いていけます。

渦潮発生の時期にはまれば、吸い込まれるような感動体験が出来ますよ。ただし、高所恐怖症の方にはお勧めできませんが。

掲載内容は執筆時点のものです。 2008/02/05 訪問

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