厳島神社参拝のお供に!あなごめし発祥の老舗「うえの」のお弁当

厳島神社参拝のお供に!あなごめし発祥の老舗「うえの」のお弁当

更新日:2014/12/08 14:21

世界遺産の厳島神社に行く前に、是非立ち寄っていただきたいのが「あなごめし うえの」です。
あなごめしとはあなごを蒲焼きにしてご飯に乗せた広島県宮島の名物料理です。今回はあなごめし発祥の老舗が作る、冷めても美味しいあなごめし弁当をご紹介します。

「あなごめし うえの」はいつも混雑

「あなごめし うえの」はいつも混雑
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「あなごめし うえの」は宮島の玄関口であるJR山陽本線・宮島口駅と宮島フェリーターミナルの間にあります。創業明治34年と100年以上続く老舗で、宮島駅の駅弁としてあなごめしを販売したことが始まりです。

旅行雑誌などには必ずといっていいほど紹介されているため毎日沢山の観光客が訪れます。昼時に店内で食べるには平日で30分〜1時間、週末で1時間〜2時間近く並ばなくてはなりません。

せっかく宮島に来たのだから名物のあなごめしを食べたい!でも時間がない!!そんな時におすすめなのが冷めても美味しいあなごめし弁当です。

冷めても美味しい!あなごめし弁当

冷めても美味しい!あなごめし弁当
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あなごを素焼きした後、特製の甘辛いタレで重ね焼きします。ご飯はあなごのアラで取った出汁と醤油で炊き込みます。程よく脂ののったあなごの蒲焼とコクのあるご飯の相性は抜群です。

お弁当は冷めても美味しいというか、冷めたときが食べ頃です。冷める過程で弁当に使われている経木の折箱の底から、ご飯の水分が抜けると同時に蒲焼の旨みをご飯が吸い取ってくれるからです。ご飯の味加減もお弁当が冷めたころに丁度よくなるように作っています。だからあなごめし弁当は冷めても美味しいんです。

あなごめし弁当は直接店頭でも買えますが、予約をしておいたほうが確実で早いです。
<あなごめし弁当 1728円(1600円税別)>

食事:10時〜19時
お弁当の受け渡しは9時〜19時
定休日:水曜(弁当のみ水曜日も販売)
電話:0829-56-0006

行きはJRフェリーがおすすめ!

行きはJRフェリーがおすすめ!
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宮島へ行くフェリーは、JR西日本と宮島松大汽船の2つの会社が運航をしています。どちらも料金は変わりませんが、宮島に渡る途中、厳島神社の大鳥居に近いルートを通るのがJRのフェリーです。
だんだん近づいてくる大鳥居を見たいならばJRフェリーに乗りましょう。帰りは時間の早いほうに乗ればいいです。宮島へは約10分で到着です。

<料金>
大人(中学生以上)片道180円
小人(小学生)片道90円
6歳以下の幼児は大人1名につき1名まで無料

大鳥居を見ながら食べる贅沢!

大鳥居を見ながら食べる贅沢!
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宮島のお土産物屋さんを巡り、世界遺産の厳島神社を見終えたぐらいでお弁当はちょうど食べ頃。まずは焦らずに景色のいい場所を探しましょう。

おすすめは宮島のシンボル大鳥居が正面に見える石のベンチです。厳島神社を通り過ぎ、清盛神社に向かう途中にいくつかあります。
赤い大鳥居を見ながら絶品の冷めたあなごめし弁当を食べる。
これ以上ない最高の贅沢です!

油断大敵!宮島の鹿

油断大敵!宮島の鹿
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宮島の鹿は人が持っているもの(特にビニール)を奪いに来ます。
上陸して早々「きゃ〜鹿かわいい♪」なんて写真を撮っていると別の鹿にお土産を食いちぎられます。一頭追い払っても次々にやってきます。小さい子供は恐怖で泣きわめくくらいの迫力です。

宮島名物のあなごめしを食べていると何処からともなく鹿がやってきます。食事中は鹿との戦いがあることを覚悟しておきましょう!それも宮島らしい思い出となるはずです!

実は、宮島では人に慣れた鹿が住民や観光客に危害を与え問題になっています。鹿側もビニールなどの異物を誤飲することによる健康被害が深刻です。宮島の観光要素でもある鹿と人との関係は非常に複雑です。私たち観光客が出来ることとして、鹿がビニールなどを食べないよう注意を払うことは非常に大切です。

おわりに

いかがでしたでしょうか。冷めても美味しいうえののあなごめし弁当は、観光の時間を有効に使うためにもおすすめです!店内が定休日の水曜日もお弁当のみ購入できます。是非大鳥居を眺めながら宮島名物あなごめし弁当を味わってみてください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2014/04/14 訪問

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