大阪の観光スポットといえば、新世界の通天閣タワー、グリコの看板、大阪城がまず思い浮かぶのではないでしょうか。けれども、イチオシはやはりアーティスト・岡本太郎によって製作された傑作「太陽の塔」です。
高さ70m、底部直径20mの巨大なこの不思議な塔は、万博記念公園の入り口を入るとすぐ正面で手を広げて出迎えてくれます。このユニークなデザインの塔は圧倒的な存在感でもって、人々の目を惹きつけてやみません。
上部の黄金の顔は未来を、塔の真ん中にある顔は現在を、そしてこの写真からではわかりませんが、塔の裏側に大きく描かれた黒い太陽は過去を表していると言われています。
内部は空洞になっており、万博開催時は中も見学できましたが現在は未公開。耐震・改修工事が行われており、それが終われば2015年以降に内部公開される予定です。
大阪に来たのであれば、絶対に一度は見ておいてほしいものの一つです。
この万博記念公園で、12月に人気のイベントが2つ開催されます。1つが「ラーメンEXPO」。北海道から九州まで全国のラーメン店が集い一堂に食べることができるラーメンイベントです。
2013年、万博記念公園で初めて開催されたのですが、10日間で約15万人が訪れ12万食のラーメンが販売されるという、昨今のラーメン人気を裏付ける結果となりました。
今回は、3期に分けて開催。36店が出店するうち、各会期ごとに12ブースに分けられているので、一度行っても二期目、三期目も訪れたくなること間違いなし!
醤油ラーメンが人気の大阪屈指の名店「金久右衛門」の泉州食材を使用したイベント限定コラボラーメンも登場します。
ラーメン好きのアイドルグループによるステージや、大坂の陣400年天下一祭とのコラボイベントも開催されるので、ラーメンを食べながら色々楽しんでみてください。
さて、ラーメンエキスポを楽しむには、いくつかのコツがあります。
まず、ラーメンは一杯800円。全店共通です。できるだけ行列をスムーズに進めるためお会計はスマートに!小銭を多めに用意するか、できるだけ万札は崩しておきましょう。
お目当てのお店がどの会期に出店するのか予めホームページなどでチェック!行ってからこの会期じゃなかった〜とがっかりしないよう事前予習は怠らずに。先に前売りチケットを買っておくのもおすすめです。
入場ゲートも各ブースの行列もお昼時が一番混雑するので、少し早めに来るのがベター。
万博でイベントが開催される日は、万博の外周道路も万博の駐車場も予想以上に混雑します。駐車場に入るのにかなり待つことも。できるだけ公共交通機関を使う方がいいでしょう。この機会にモノレールに乗ってみるのも楽しいですよ!
第1幕:12月11日(木)〜14日(日)
第2幕:12月19日(金)〜21日(日)
第3幕:12月22日(月)〜25日(木)
各12ブース、合計36店舗
全店共通一杯800円
陽が落ちたら、今度は幻想的なイルミナイト万博がスタート。「太陽の塔」への立体投影と迫力の音響が楽しめる「ビームペインティング」を見ることができます。
ビームペインティングとは、3Dプロジェクションマッピング技術を進化させ、凸凹面でも綺麗に立体投影できるようにした新しい投影方法。太陽の塔のように、凹凸がある物体でも補正し、完全に空間をコントロールした新技術なのです。
2014年のテーマは「Miracle!(ミラクル)」。どんな奇跡が太陽の塔に訪れるのかはお楽しみに!
他にも東大路の桜並木には10万級のLEDが並ぶイルミストリートや、バルーンで遊べるキッズコーナー、フードコートも登場します。
第1期:12月11日(木)〜14日(日) 17:30〜
第2期:12月19日(金)〜25日(木) 17:30〜
大阪のシンボル、太陽の塔を見に万博公園に訪れるのであれば、2つのイベントも一緒にぜひ楽しんでみてください。
朝は早めに来てラーメンを食べ、昼からは公園内をゆったりと散歩。EXPO’70パビリオンとしてリニューアルした鉄鋼館や、国立民族学博物館をのぞいたりしているとあっという間に夕方に。夜はイルミナイト万博、締めにもう一度ラーメンを食べれば、満足感いっぱい!
一日たっぷり遊べる万博公園に12月はぜひ訪れてみませんか。
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(2024/10/16更新)
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