瀬戸内海の島から島へと繋がる「しまなみ海道」は橋の美術館

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瀬戸内海の島から島へと繋がる「しまなみ海道」は橋の美術館

瀬戸内海の島から島へと繋がる「しまなみ海道」は橋の美術館

更新日:2013/03/01 16:34

結月 ここあのプロフィール写真 結月 ここあ 旅行ブロガー

車も自転車も走行できる「しまなみ海道」は、西瀬戸自動車道の愛称です。
瀬戸内海の島々を渡っていく全長約60キロの風光明媚な道路は、広島県の尾道から愛媛県の今治まで向島・因島・生口島・大三島・伯方島・大島を個性のある10本の橋で結んでいます。
美しい海や島々を眺めながら尾道から愛媛県の大三島までのドライブをご紹介します。

因島大橋を渡って

因島大橋を渡って

写真:結月 ここあ

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尾道から2番目の橋は向島と因島を結ぶ全長1,270mの因島大橋。本州四国連絡橋の吊橋で最初に完成した優雅な曲線が印象的な橋です。橋桁が2段になっていて上段が自動車道路、下段は歩行者・自転車など2輪車が通行できる道路となっています。

因島大橋の下は布刈瀬戸(めかりせと)という、潮流が早いことでも知られている海域。穏やかな印象がある瀬戸内海なのに意外ですね。更に引き潮と満ち潮で流れる方向が変わるのだそうです。

因島は、水軍と花とフルーツの島で、はっさく発祥の地でも知られていますね。

3番目の橋は、生口橋

3番目の橋は、生口橋

写真:結月 ここあ

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因島と生口島を結ぶ生口橋(いくちばし)は、橋長790mで日本で初めて設計された複合斜張橋。
塔の頂上付近から放射されるケーブルが、優雅なハープの弦のように見える美しい橋です。

生口島は、国産レモン発祥の島でもあり、平山郁夫美術館があることでも知られています。

日本で初めての海峡を横断できるサイクリングロード

日本で初めての海峡を横断できるサイクリングロード

写真:結月 ここあ

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しまなみ海道は、歩道は勿論サイクリングロードも整備されています。各地区15か所で自転車のレンタルが可能で、乗り捨てもできます。
マイカーやバスで大三島まで来て、レンタサイクルもよいかと思います。足に自信のない方は、電動アシスト自転車もあるようですよ。
ひた走るのもよし、景色をゆっくり楽しみながら観光スポットに立ち寄ったり楽しみ方はいろいろありますね。

世界有数の斜張橋の多々羅大橋

世界有数の斜張橋の多々羅大橋

写真:結月 ここあ

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生口島と大三島に架かる多々羅大橋(たたらおおはし)は、尾道から数えて4番目の橋です。
完成当時の平成11年5月は、橋の長さ1,480m、支柱間の距離890mの世界最長の斜張橋でした。斜張橋は、主塔からななめにのびたケーブルが橋桁を吊った形をしています。横浜ベイブリッジも斜張橋なんですよ。

塔頂の高さは海面より226mで、鳥が羽を広げたようにも見えたり、空へと美しくのびる塔頂が印象的な橋です。その塔の下の歩道で手を叩くと、鳴き龍のような音が響く現象は「多々羅鳴き龍」と言われています。

道の駅多々羅しまなみ公園からは、瀬戸内海の美しい風景と多々羅大橋が一望できます。橋の向こうに見える大きな山は芸予諸島で最高峰の観音山です。観音山の堂々たる姿と美しい多々羅大橋との対比が素晴らしい、絶好のビュースポットですので、記念撮影も忘れずに。

道の駅には、レストランや愛媛特産の新鮮な野菜・柑橘・海産物の販売を行っている農水産物直売所・上浦ふれあい屋台市もあります。
B1グランプリ5位入賞の「今治焼豚玉子飯」や、市場には流通しない「幻の高級魚マハタ料理」も見逃せません。マハタは女性には嬉しいコラーゲンも豊富で美容効果もありそうですね。

しあわせを願って鐘を鳴らす

しあわせを願って鐘を鳴らす

写真:結月 ここあ

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多々羅大橋ができるまではフランスのノルマンディー橋が世界最長の斜張橋でした。
ノルマンディー橋と多々羅大橋は姉妹橋になっています。姉妹都市はいろいろありますが、姉妹橋っていうのもあるのですね。
その姉妹提携を記念して作られたのがしあわせの鐘です。
夫婦・恋人同士・友人同士などが一緒に鐘を鳴らすことで、末永くしあわせになれるという願いが込められた鐘。かなり音が大きくて耳も痛くなるほどですが、記念に鳴らしたいですね。

今回ご紹介したのは、3つの橋でしたがしまなみ海道にはこの他にも東洋一のアーチ橋である大三島橋や三連吊橋の来島海峡大橋(くるしまかいきょう おおはし)など橋の美術館と呼ばれるほど個性のある橋が架かっています。
近辺には温泉・キャンプ場・ミュージアムなど見どころもたくさんあります。
癒しの風景が溢れるしまなみ海道へ、ぜひお出かけください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2012/11/14 訪問

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