格安で贅沢!天草「湯の郷くれよん」は、お料理もおもてなしも◎

格安で贅沢!天草「湯の郷くれよん」は、お料理もおもてなしも◎

更新日:2014/12/09 18:05

一番ヶ瀬 絵梨子のプロフィール写真 一番ヶ瀬 絵梨子 コムラード・オブ・チーズ
古民家風の離れの客室に、海の幸満載のお料理、アメニティの充実した源泉かけ流しの温泉、そして心を込めた丁寧なおもてなし。1人2万円は下らないだろうと思われる贅沢仕様にもかかわらず、休前日でも格安に泊まれる温泉旅館が熊本・天草にあります。
2014年現在は予約も取りやすい穴場で、こういった旅館には珍しく乳幼児も大歓迎!
一度行けばきっとまた行きたくなる、「湯の郷くれよん」をご紹介します。

焼き杉板に長崎・出島の石垣。こだわりの古民家風木造建築にうっとり!

焼き杉板に長崎・出島の石垣。こだわりの古民家風木造建築にうっとり!

写真:一番ヶ瀬 絵梨子

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「湯の郷くれよん」にチェックインすると、豊かな木の香りに包まれます。
敷地を贅沢に使った木造平屋建てで、外壁に使われている伝統的な焼き杉板の香りです。
また、石垣には長崎・出島の復元工事の際に残った石が使われるなどこだわりがたくさん。
離れの客室へと続く道沿いに植えられた木々も趣があり、さりげなく椎茸の原木なども配置されていて、日暮れの時間ともなるとしっとりとした高級感が漂います。

源泉かけ流しでポカポカ!アメニティ充実の快適な温泉!

源泉かけ流しでポカポカ!アメニティ充実の快適な温泉!

写真:一番ヶ瀬 絵梨子

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チェックインして一段落したら、食事の前にまずは温泉でリラックスしたいもの。
「湯の郷くれよん」には温泉付のお部屋と温泉なしのお部屋があります。
お部屋の温泉はカラフルなタイル細工の五右衛門風呂でそすが、大浴場には露天風呂もあるのでそちらもぜひ。大浴場に行くために、かわいいカゴバッグも用意されています。

そして嬉しいのが、バスタオルとフェイスタオルが大浴場に備えられているということ。
毎回洗いたてのタオルを使える贅沢感は、何度も入りたい温泉好きにはたまりません。
さらに、お部屋にはメイク落としや洗顔料があり、女性用の大浴場にはボディローションなども豊富に揃っているので、うっかり忘れ物をしても大丈夫。

赤ちゃん用のベビーバスや子ども用の椅子や洗面器、ボディソープ、おもちゃのじょうろまで用意されているので子連れでも快適に温泉を楽しめます。

伊勢海老、アワビ、ウニ、和牛!贅沢で見事な創作和食に舌鼓!

伊勢海老、アワビ、ウニ、和牛!贅沢で見事な創作和食に舌鼓!

写真:一番ヶ瀬 絵梨子

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夕食は食事処「瑠璃」でいただきます。
個室ではありませんが、テーブルとテーブルの間は広く取られていてゆったりできます。
しかも、掘りごたつに足を入れると中にはふかふかのふとん!
温泉に入ったあとの足の裏にまでおもてなしの心が行き届いていることに感激します。

そしていよいよ、天草特産の美しい器に盛られたお料理の登場。
豪華な舟盛りに続き、伊勢海老の鬼殻焼きやウニの佃煮、アワビのソテーなど贅沢食材のオンパレードですが、素材頼みで終わらないのが「湯の郷くれよん」のすごいところ。
茶碗蒸しの上にチーズが乗せられていたり、卵白ととろろのムースのなかに鴨肉が隠れていたりと、基本に忠実ながらひとひねりある和食が次々と提供されます。
しかもドリンクはビール500円、フルボトルのワインが1,500円からと良心的なので安心です。

また、子連れへの準備はこちらでも万全。
子ども用の椅子や食器もきちんと揃っていますし、最初から白いごはんを出していただけたり、茶碗蒸しの具材もコーンなど子ども向けになっています。
食事処に隣接するフロント横には絵本やかるた、おもちゃもたくさんありますので、子どもたちが途中で飽きてしまっても安心です。

※ドリンク価格は、2014年11月現在。

天窓から差し込む光で目覚める、贅沢な朝!

天窓から差し込む光で目覚める、贅沢な朝!

写真:一番ヶ瀬 絵梨子

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夕食を終えてお部屋に戻ると、ふとんが用意されています。
満腹のまま快適なふとんですぐに眠ってしまうのも幸せですが、食べきれなかったデザートやお酒をお部屋へ運んでもらえるので、晩酌の続きをしながら夜を漫喫するのもいいですね。

お部屋によっては天窓がありますので、天井からの光で爽快な目覚めとなるでしょう。
天井が高いので部屋全体が自然光で明るくなり、気持ちの良い朝を迎えられます。
朝食の前に朝風呂に浸かるのも、温泉旅行ならではのお楽しみです。

また、お部屋にはスケッチブックとクレヨンが用意されていますのでぜひ記念の一言を!

滋養たっぷり!身体が喜ぶ心づくしの朝ごはん!

滋養たっぷり!身体が喜ぶ心づくしの朝ごはん!

写真:一番ヶ瀬 絵梨子

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食事処「瑠璃」での朝食タイムは、夕食に続いての贅沢さ。
昨夜の舟盛で出された伊勢海老がお味噌汁になり、滋養もうまみもたっぷりです。
里芋のしんじょなど、これは夕食?と思うような手の込んだお料理も。

焼き魚、明太子、納豆、温泉たまご、ひじき、しらす…
自家製白米のおいしさも完璧な素晴らしい和朝食を揃えながら、驚くべきことに「湯の郷くれよん」は世の中の「パン派」の方々をないがしろにすることがありません。なんと、牛乳、ジュース、サラダ、ヨーグルト、ロールパンのサンドイッチの洋食セット付きなのです!

さすがにそんなに食べられないのですが、サンドイッチはお持ち帰り用に包んでもらえます。
しかも残ったごはんはおにぎりになり、さらに朝食メニューにはなかった揚げたての唐揚げ付き。お昼ごはんの予定がある場合はお断りすることになるでしょうが、特に子連れには本当にありがたい心遣いです。

ちょっと遠くても何度も通いたくなる「湯の郷くれよん」へ!

すべてにおいて贅沢で、でも贅沢だけでは終わらない心づくしのおもてなし。
しかも、温泉なしのお部屋なら税込16,800円で、2人利用でも休前日でもアップなしという驚くほど良心的な値段設定になっています。
熊本にはLCCのジェットスターが就航して東京・名古屋・大阪の三大都市からのアクセスも良くなっていますので、人気が出て予約が取れなくなる前にぜひ訪ねてみてください。

※宿泊料金は、2014年11月現在。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/11/30−2014/12/01 訪問

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