世界遺産に仙人風呂。魅力あふれる温泉地「熊野本宮温泉郷」

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世界遺産に仙人風呂。魅力あふれる温泉地「熊野本宮温泉郷」

世界遺産に仙人風呂。魅力あふれる温泉地「熊野本宮温泉郷」

更新日:2014/12/20 14:28

遠藤 まさみのプロフィール写真 遠藤 まさみ 世界遺産探検家、ホテルマニア、クラフトビア愛好家

紀伊山地の奥深く、熊野本宮大社の麓に湧き出る温泉「熊野本宮温泉郷」。ここは、世界遺産に登録された湯の峰温泉の「つぼ湯」を筆頭に、仙人風呂の川湯温泉や渡瀬温泉など、豊富な湯量と泉質が魅力的ないにしえの温泉郷です。

古来より熊野詣で疲れた体を癒やし、今なお愛され続ける「熊野本宮温泉郷」へ、癒やしの旅に出かけてみましょう。

趣の異なる3つの温泉地が魅力的な「熊野本宮温泉郷」

趣の異なる3つの温泉地が魅力的な「熊野本宮温泉郷」

提供元:熊野本宮観光協会

http://www.hongu.jp/

熊野本宮大社の周囲に点在する「湯の峰温泉」「渡瀬温泉」「川湯温泉」。これら3つの温泉地を総称して「熊野本宮温泉郷」と呼ばれています。

日本最古の湯として知られ、古きよき風情がある「湯の峰温泉」。打たせ湯や気泡湯など8種類の入浴施設を持つ近代的な「渡瀬温泉」のクアハウス熊野本宮。そして、野趣あふれる川原の露天風呂「川湯温泉」など趣の異なる温泉地が、熊野本宮大社からほど近い3キロメートルの範囲に点在しています。車で移動してもよいですが、散策しながら1日かけてゆっくり温泉巡りをするのもよいでしょう。

今回は3つの温泉地の中から「湯の峰温泉」と「川湯温泉」をご紹介します。

1日に7回も湯の色が変わるといわれる世界遺産の温泉「つぼ湯」

1日に7回も湯の色が変わるといわれる世界遺産の温泉「つぼ湯」

提供元:熊野本宮観光協会

http://www.hongu.jp/

「熊野本宮温泉郷」を世に知らしめたのは、湯の峰温泉にある「つぼ湯」といって間違いないでしょう。

2004年、和歌山県・奈良県・三重県にまたがる3つの霊場(吉野・大峰、熊野三山、高野山)と、その参詣道(熊野参詣道、大峯奥駈道、高野山町石道)の広大な範囲が「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されました。湯の峰温泉の「つぼ湯」は、熊野参詣道の1つ、熊野本宮大社と湯の峰温泉を結ぶ山越えルートの大日越(だいにちごえ)に含まれたため、世界遺産に登録された温泉として一躍有名になりました。

「つぼ湯」はその名の通り、2〜3人も入れば一杯になるほどの小さな温泉で、30分交代の貸切り制となっています。湯の峰温泉公衆浴場で入浴料を支払い、番号札を受け取り順番を待って入浴しましょう。

死の淵をさまよう判官(はんがん)がその湯につかって体を癒やした「小栗判官と照手姫伝説」や、1日に7回もお湯の色が変化する、などと不思議ないわれを持つ「つぼ湯」は、この地に来たら外せない温泉です。

詳しくはMEMOの「熊野本宮観光協会・湯の峰温泉」を参照してください。

公衆浴場でゆっくりと温泉の効能を堪能する

公衆浴場でゆっくりと温泉の効能を堪能する

写真:遠藤 まさみ

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熊野詣の湯垢離場(ゆごりば)として栄えた湯の峰温泉は、開湯1800年の長い歴史を持つ日本最古の湯といわれています。

凄いのは歴史だけではありません。江戸時代の温泉番付では「勧進元」に格付されました。これは、相撲でいえば相撲取りではなく興行主なのですから、温泉番付の別格ともいえる存在だったのでしょう。

公衆浴場は一般湯とくすり湯があり、くすり湯は貸切りもできます。また、公衆浴場目の前にある「温泉くみとり場」も忘れてはいけません。飲泉も可能な湯の峰温泉の温泉を使用した煮物や炊飯は、格別な味わい。お酒が好きな人は、温泉のお湯割りをぜひ試してみてください。柔らかい温泉が体に優しく隅々まで染み渡り、翌日も二日酔いになりにくいと評判の飲み方です。

詳しくはMEMOの「熊野本宮観光協会・湯の峰温泉」を参照してください。

「湯筒」でおいしい温泉をいただく

「湯筒」でおいしい温泉をいただく

写真:遠藤 まさみ

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湯の峰温泉の浴場へ向かう橋のたもとには、セ氏90度の天然温泉が湧き出し、卵や野菜をゆでられる「湯筒」があります。+温泉の合間にゆでておいて、入浴後にアツアツの卵や野菜をほおばれば、体の中からも温泉の成分を取り込み健康度もアップしそうです。

卵や野菜は湯の峰温泉のお土産屋さんでも購入できますが、熊野本宮方面に5分から10分ほど車を走らせると、小さな集落があります。そこで季節の野菜や食材などを購入できます。

詳しくはMEMOの「熊野本宮観光協会・湯の峰温泉」を参照してください。

川原を掘ればコポコポとお湯が湧き出す「川湯温泉」の仙人風呂

川原を掘ればコポコポとお湯が湧き出す「川湯温泉」の仙人風呂

提供元:熊野本宮観光協会

http://www.hongu.jp/

「熊野本宮温泉郷」で忘れてならないのが、川湯温泉です。大塔川(おおとうがわ)の川原を掘ると、温めの源泉が小石の間からじんわりと溢れ出します。更に掘り進めれば熱い温泉が湧き出し、自前の露天風呂が完成です。

新緑の季節や、夏の暑い時期に汗を流すのもよいですが、お薦めの時期は何といっても冬です。毎年12月頃になると作られる大露天風呂は、その大きさから「仙人風呂」と呼ばれています。開放感たっぷりの露天風呂で、熊野の自然をたっぷりと味わってみてください。

詳しくはMEMOの「熊野本宮観光協会・川湯温泉」を参照してください。

熊野古道トレッキングの拠点にも最適な「熊野本宮温泉郷」

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」のほぼ中心地にある「熊野本宮温泉郷」は、熊野三山への参拝・熊野古道のトレッキングや「川の参詣道」といわれる熊野川舟下りなど、世界遺産を満喫するには絶好のロケーションです。

温泉で英気を養うもよし、熊野古道のトレッキングで疲れた体を癒やすもよしの「熊野本宮温泉郷」で、世界遺産のすばらしさをぜひ体験してみてください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/06/21−2013/06/27 訪問

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