提供元:熊野本宮観光協会
http://www.hongu.jp/熊野本宮大社の周囲に点在する「湯の峰温泉」「渡瀬温泉」「川湯温泉」。これら3つの温泉地を総称して「熊野本宮温泉郷」と呼ばれています。
日本最古の湯として知られ、古きよき風情がある「湯の峰温泉」。打たせ湯や気泡湯など8種類の入浴施設を持つ近代的な「渡瀬温泉」のクアハウス熊野本宮。そして、野趣あふれる川原の露天風呂「川湯温泉」など趣の異なる温泉地が、熊野本宮大社からほど近い3キロメートルの範囲に点在しています。車で移動してもよいですが、散策しながら1日かけてゆっくり温泉巡りをするのもよいでしょう。
今回は3つの温泉地の中から「湯の峰温泉」と「川湯温泉」をご紹介します。
提供元:熊野本宮観光協会
http://www.hongu.jp/「熊野本宮温泉郷」を世に知らしめたのは、湯の峰温泉にある「つぼ湯」といって間違いないでしょう。
2004年、和歌山県・奈良県・三重県にまたがる3つの霊場(吉野・大峰、熊野三山、高野山)と、その参詣道(熊野参詣道、大峯奥駈道、高野山町石道)の広大な範囲が「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されました。湯の峰温泉の「つぼ湯」は、熊野参詣道の1つ、熊野本宮大社と湯の峰温泉を結ぶ山越えルートの大日越(だいにちごえ)に含まれたため、世界遺産に登録された温泉として一躍有名になりました。
「つぼ湯」はその名の通り、2〜3人も入れば一杯になるほどの小さな温泉で、30分交代の貸切り制となっています。湯の峰温泉公衆浴場で入浴料を支払い、番号札を受け取り順番を待って入浴しましょう。
死の淵をさまよう判官(はんがん)がその湯につかって体を癒やした「小栗判官と照手姫伝説」や、1日に7回もお湯の色が変化する、などと不思議ないわれを持つ「つぼ湯」は、この地に来たら外せない温泉です。
詳しくはMEMOの「熊野本宮観光協会・湯の峰温泉」を参照してください。
熊野詣の湯垢離場(ゆごりば)として栄えた湯の峰温泉は、開湯1800年の長い歴史を持つ日本最古の湯といわれています。
凄いのは歴史だけではありません。江戸時代の温泉番付では「勧進元」に格付されました。これは、相撲でいえば相撲取りではなく興行主なのですから、温泉番付の別格ともいえる存在だったのでしょう。
公衆浴場は一般湯とくすり湯があり、くすり湯は貸切りもできます。また、公衆浴場目の前にある「温泉くみとり場」も忘れてはいけません。飲泉も可能な湯の峰温泉の温泉を使用した煮物や炊飯は、格別な味わい。お酒が好きな人は、温泉のお湯割りをぜひ試してみてください。柔らかい温泉が体に優しく隅々まで染み渡り、翌日も二日酔いになりにくいと評判の飲み方です。
詳しくはMEMOの「熊野本宮観光協会・湯の峰温泉」を参照してください。
湯の峰温泉の浴場へ向かう橋のたもとには、セ氏90度の天然温泉が湧き出し、卵や野菜をゆでられる「湯筒」があります。+温泉の合間にゆでておいて、入浴後にアツアツの卵や野菜をほおばれば、体の中からも温泉の成分を取り込み健康度もアップしそうです。
卵や野菜は湯の峰温泉のお土産屋さんでも購入できますが、熊野本宮方面に5分から10分ほど車を走らせると、小さな集落があります。そこで季節の野菜や食材などを購入できます。
詳しくはMEMOの「熊野本宮観光協会・湯の峰温泉」を参照してください。
提供元:熊野本宮観光協会
http://www.hongu.jp/「熊野本宮温泉郷」で忘れてならないのが、川湯温泉です。大塔川(おおとうがわ)の川原を掘ると、温めの源泉が小石の間からじんわりと溢れ出します。更に掘り進めれば熱い温泉が湧き出し、自前の露天風呂が完成です。
新緑の季節や、夏の暑い時期に汗を流すのもよいですが、お薦めの時期は何といっても冬です。毎年12月頃になると作られる大露天風呂は、その大きさから「仙人風呂」と呼ばれています。開放感たっぷりの露天風呂で、熊野の自然をたっぷりと味わってみてください。
詳しくはMEMOの「熊野本宮観光協会・川湯温泉」を参照してください。
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」のほぼ中心地にある「熊野本宮温泉郷」は、熊野三山への参拝・熊野古道のトレッキングや「川の参詣道」といわれる熊野川舟下りなど、世界遺産を満喫するには絶好のロケーションです。
温泉で英気を養うもよし、熊野古道のトレッキングで疲れた体を癒やすもよしの「熊野本宮温泉郷」で、世界遺産のすばらしさをぜひ体験してみてください。
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(2023/12/8更新)
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