写真:ろぼたん
地図を見る「煌めきと温もり」の小樽を感じることができるのは、到着した小樽駅から。小樽駅構内のガラスアートギャラリーで、小樽市内のガラス工房によるアート作品を展示しています。小樽駅に到着した時点で「小樽ゆき物語」は始まっているのです。
そしてこの小樽駅で見逃してはならないのが、小樽駅にある「裕次郎ホーム」。もちろん、これはあの「石原裕次郎」にちなんだ名称。この裕次郎ホームと名付けられた4番ホームは、駅構内に飾られたランプ越しに運河や港が見える小樽らしい眺めとモノが味わえるスポットです。小樽駅天井近くの窓に飾られた333個のランプはまるで光のカーテンのよう。この小樽駅舎は、国の有形文化財に登録されています。実は、小樽は日本で3番目に鉄道ができた町なんですよ。
写真:ろぼたん
地図を見る2013年から始まった「小樽ゆき物語」。小樽の象徴ともいえる「運河」「硝子」「灯り」といったものを使った冬のイベントですが、小樽の自然や風土で感じたこと、人との出会い、冬の小樽で得た思い出や体験が自分の物語となる…小樽で紡がれる自分の物語が「小樽ゆき物語」なのです。
「青の運河」へと変身するライトアップされる小樽運河は必見。青く輝く運河と雪道。普段とは違う運河は恋人や大切な人と歩きたいスポットです。
2016年は小樽・余市の街の自慢のフードメニューを掲載した「まちごはんパスポート」も発行。旅に欠かせないグルメ情報もバッチリGETできますよ。
写真:ろぼたん
地図を見る運河プラザではガラスの街小樽らしい2,000個のグラスを使った「ワイングラスタワー」やガラスの浮き玉を使った「浮き玉ツリー」(写真)などが煌びやかに小樽の夜を照らします。漁業に使われるガラス製の浮き玉200個に電飾を施したツリーは、小樽の発展をささえてきた港町、硝子といった要素が詰まっています。降り積もった雪が浮き玉とともに輝き、寒さの中にも温かみを感じるツリーです。
写真:ろぼたん
地図を見る小樽にはオシャレなカフェがいくつもありますが、「北一ホール」は小樽軟石で作られた倉庫の中にあって、ゆらゆらとランプの妖精が飛び交うような幻想的な喫茶店です。ガラスの街であり、レトロな建築が多い小樽らしさが集まっています。ランプの数はなんと167個。照明はゆらゆらと火が揺れるランプの明かりだけ。ランプの灯りに魅せられてゆったりと優雅な気分になれる場所ですよ。
お土産の購入にもオススメなのが、オルゴール堂。約3,400種類、25,000個ものオルゴールがあり、お手頃価格のものから年代物や高価なものまで揃っています。明治に建造された本館は、メルヘンとキラメキでいっぱいの異空間。一度は立寄っておきたいスポットです。
写真:ろぼたん
地図を見る「小樽ゆき物語」シーズンは山頂の天狗桜も青でライトアップされる天狗山。雪の壁をスクリーンにして浮かび上がるイルミネーションと夜景のコラボレーションは必見。特に冬は空気も澄んで小樽の街がいっそう輝いて見えます。是非、暖かい格好でお越しくださいね。
最後に、小樽の街は札幌よりも雪が多く、坂も多い街なので、冬シーズンの街歩きには足元の注意が必要です。実は個人的に冬のお土産として、とってもオススメしたいのが北海道の冬靴。北海道で販売されている冬靴は防寒度、すべり止め加工度のレベルが他の地域と全く違います。長靴タイプやブーツはもちろんのこと、仕事用に履けるパンプスや革靴ですら、冬仕様の商品が売られています。オシャレなものもありますので、デパートや靴屋さんを見かけたら試着してみてください。実は北海道の人が冬道を歩くのが上手なのは、スタッドレス靴を履いているせいもあるんですよ。
「小樽ゆき物語」から始まる小樽の冬のイベントは期間が長いため、あまり混まずに楽しめるのが特徴です。ガラスきらめく街が雪や澄み切った空気によってまた違った印象で楽しめる冬の小樽。キラメキ空間を探しにいらしてください。
■小樽ゆき物語:2016年11月12日(土)〜2017年2月12日(日)
■小樽雪あかりの路:2017年2月3日(金)〜2017年2月12日(日)
■余市ゆき物語:2016年11月12日(土)〜2017年2月12日(日)
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(2024/10/16更新)
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