写真:ろぼたん
地図を見る2015年に創業120年を迎える『小樽新倉屋』。
小樽生まれ、小樽育ちのお団子、地元の人に愛される名物『花園だんご』は全部で5種類。黒あん、白あん、抹茶あん、胡麻、お正油。餡が山なりの三角型についています。
いつも出来立てのやわらかいお団子が並ぶお店で、小樽市内に4店舗あります。観光に便利な花園本店や車でも立ち寄りやすい小樽築港にある総本舗ではテーブル席もあり、買った御菓子をその場でいただくことも可能。上品な甘さとやわらかいお団子に地元ファンの多いお店です。実は洋菓子の種類も豊富で店内に入ると目移りしてしまうかもしれません。色々お気に入りを探すのも一興ですが、最初は名物の『花園だんご』をご賞味あれ♪
※こちらの写真は小樽築港にある総本舗。セルフサービスで無料のお茶と購入した御菓子をいただけます。
写真:ろぼたん
地図を見る創業は大正7年。周囲のお店が建替えられる中、看板をはじめとってもレトロな店構えの『松月堂』。定番はマロンドラ焼、生ドラ焼、中花万頭、べこもちの4つ。
若い世代にオススメするのは、ドラ焼。皮は一枚一枚手焼き。食べた瞬間、「皮が美味しい!」と眼を見開き、絶妙な甘さの餡と皮のバランスのよさにうなってしまうこと間違いなし。
オススメは、どこから食べても栗の存在を感じるマロンドラ焼!ドラえもんもきっと泣いて喜ぶはず(笑)。中花万頭は小さな一口サイズの姫中花も販売しており、こちらの優しい餡の味を確認するのにオススメです。
べこもちはベタベタしない食べやすさ。黒糖の風味がたまりません。他の商品は1個売りからあるのに、べこもちだけ5つ入り単位なのが唯一悲しいところです(笑)。
写真:ろぼたん
地図を見る『飴屋六兵衛本舗』の商品は、名前の通り『飴』オンリー。
こちらの飴の優しい甘さは、どこか懐かしくて子供の頃を思い出させてくれるような味わい。是非口の中で転がして優しい味わいを感じてほしい、そんな一品です。素材の味を生かした飴はシンプルで飽きがこないため、甘いものが苦手でもこの素朴な味のトリコになる人は多いはず。飴の色合いも舞妓さんのような和を感じる可愛らしさですよ。
飴屋さんの前には屋台がありますがそれがなければ、通りすぎてしまいそうな佇まいです。売場のスペースもごくわずか。ごまかしのない味を求めるお客さんに長年愛されてきたお店です。
写真:ろぼたん
地図を見る『アイスクリームパーラー美園』は、北海道で初めてアイスクリームを販売したお店。なんと大正時代からアイスを販売してきたお店なんですよ。創業当時からの味を守り続け、懐かしくて爽やかなアイスクリームは昔ながらの味とスタイル。レトロな存在感があるお店とマッチした器の色あいがなんともいえない雰囲気をかもしだしています。
こちらの『美園』のアイスは「溶かしながら食べて最後にアイスを飲む!」というのが正しい楽しみ方!ちょっと食べにくいと思われる方はコクがあるのにさっぱりと食べ進められるソフトクリームがオススメ。
夏の暑いときのアイスも最高ですが、暖房がよく効いた場所に集まってアイスを食べるという北海道の冬の贅沢も試してみてください!
写真:ろぼたん
地図を見る昭和19年創業の洋菓子店『あまとう』で有名なお菓子といえば『マロンコロン』ですが、本店の喫茶室も昭和を感じるレトロな店内。お値段もお手頃で種類豊富なクリームぜんざいが定番ですが、店舗ならではの季節限定商品も見逃せません。
こちらの写真は冬の季節限定商品『じゃがミルクしるこ』。じゃがいもと玉葱の優しい甘さ。牛乳のマイルドな風味とカプチーノの泡。おもちが底に入っていて、お好みでバターを溶かして食べる…。お餅がなければフレンチのポタージュ?そんな一風変わったお汁粉です(笑)。
じゃがいもとミルクの美味しさが引立つ程度の甘さなので、お汁粉と思って食べては甘さが足りないかも。ですが、北海道らしい素材を味わえて、身体もポカポカになれる冬のオススメメニューです。もちろんお帰りの際には、お土産に銘菓『マロンコロン』をお忘れなく!
いかがでしたか?今回ご紹介したのは、小樽観光の際に、小樽駅から小樽運河までの散策途中で歩いて立ち寄りやすく、大正・昭和初期から街の歴史とともに歩んできた老舗ばかり。昔ながらの製法を守りつつも、新しい工夫をとり入れてきた地元の人から愛されている老舗小樽のスイーツです。
番外編として、甘いものが苦手な方へのオススメ店をご紹介しましょう。あられの専門店『みどり屋』です。食べた瞬間にお米の美味しい風味と香りが広がる『みどり屋』のあられは手抜きなしの本格的なお味です。お値段がお手頃なのと、あまりにもあられの種類が多いので選ぶのが苦手な人にはラビリンス(迷宮)かも(笑)。
MEMOにはHPを開設されているお店をリンクしました。
若い世代からお年寄りまで世代を超えて、地元の人から愛されてきたお店の名品を小樽旅の休憩に、お土産にお試しください♪
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(2025/1/20更新)
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