シュールでキッチュなグアム「タロフォフォフォールズ・リゾートパーク」を楽しめ!

シュールでキッチュなグアム「タロフォフォフォールズ・リゾートパーク」を楽しめ!

更新日:2014/12/16 14:07

やま かづのプロフィール写真 やま かづ 機内食&マンゴーにはうるさいトラベルライター
ジャングル散策「タロフォフォの滝」と終戦後も一人、ジャングル奥地でサバイバル生活を続けた旧日本兵、横井庄一さんが住んでいた洞窟「横井ケーブ」。この2つのポイントをつなぐ「タロフォフォフォールズ・リゾートパーク」がグアムにはあります。
しかし、実は、そこには「タロフォフォの滝」も「横井ケーブ」もぶっ飛ぶ、シュールでキッチュな世界が展開されているんです。

まずは、ゴンドラで「タロフォフォの滝」へ!

まずは、ゴンドラで「タロフォフォの滝」へ!

写真:やま かづ

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スペイン風の砦を模した「タロフォフォフォールズ・リゾートパーク」のエントランスを抜けると、谷を下っていくゴンドラステーションが見えてきます。

まずは、ゴンドラに乗って谷底にある「タロフォフォの滝」を目指しましょう。ゴンドラは4人乗りで、キャビンが2台一緒になって動いています。もし、前方に広がるジャングルや滝の風景を写真に収めたいなら、先頭のゴンドラに乗ってくださいね。後ろのゴンドラだと、先頭のゴンドラがじゃまになって視界がかなり悪くなります。

突如あらわれる「タロフォフォの滝」!

突如あらわれる「タロフォフォの滝」!

写真:やま かづ

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ゴンドラに乗って、ぱっと目の前の視界が開けると、そこが終点、タロフォフォの滝エリアです。到着したゴンドラステーションの後方に見えるのが、実は大きいほうの第一の「タロフォフォの滝」です。

その大きな滝を目指してまっしぐらに向かうのもいいですが、しかし、まずは滝壺や吊り橋が見える進行方向に向かって階段を下りていきましょう。
すると、すぐ右手に小さいほうの第二の「タロフォフォの滝」が見えてきます。ゴンドラを降りた時点で、後ろの大きな滝を見てしまったので、ちょっと興ざめするかもしれません。

写真:段差がある大きい方、第一の「タロフォフォの滝」

モノレールで「横井ケーブ」へGO!

モノレールで「横井ケーブ」へGO!

写真:やま かづ

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第一のタロフォフォの滝からの若干のマイナスイオンを感じながら吊り橋を渡ると目の前にグアム歴史博物館があります。
そして、その奥には、さらにジャングルの奥地に位置する横井ケーブに連れて行ってくれるモノレール乗り場があります。
森林で伐採した木材を運搬するときに使う動力車両に簡単な座席を取りつけた客車ですが、この粗末なつくりが否応なくジャングル奥地にある横井ケーブへの旅情をそそりますね。

モノレールは全長約300メートルで、6分かけて山肌に沿いながらゆっくりと下っていきます。歩いたほうが早いんじゃないかと思ったら、視界左下の小道を歩いている観光客に追い抜かれました。
そう、「横井ケーブ」までは歩いてもいけるんです、念のため。

ジャングルの奥地「横井ケーブ」はココ!

ジャングルの奥地「横井ケーブ」はココ!

写真:やま かづ

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ほどなく、モノレールは終点駅に到着、そこが「横井ケーブ」です。
「横井ケーブ」には、横井庄一さんが実際に掘って28年間生活した洞穴のレプリカがあります。また、その近くには、戦争で亡くなった仲間の慰霊碑、解説板なども設置されていますから、当時の横井さんの心中を思いはかってみるのもいいかもしれません。

ちなみに、横井さんが実際に住んでいた洞穴は、もっとジャングル奥深くの私有地内にあるため、現在は見学はできませんのであしからず。

横井庄一さんの基礎知識:
旧日本兵だった横井庄一さんは終戦になったことを知らされず、グアムのジャングルの中に洞穴を掘り、たった一人で自給自足の生活をしていました。1972年に村人に発見されるまで、その生活は28年間に及びました。

シュールでキッチュな◎?■▽%※●!

シュールでキッチュな◎?■▽%※●!

写真:やま かづ

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「タロフォフォフォールズ・リゾートパーク」内には、「タロフォフォの滝」や「横井ケーブ」のほかに、実はシュールでキッチュなアトラクションが目白押し!

お化け屋敷の洋風版、フランケンシュタインやドラキュラが待ち受けている「ゴーストハウス」。男女の愛の形を石像で模した18歳以下立ち入り禁止の「ラブランド(愛の園)」。ひょっとして動かしたことがないんじゃないかと思わせる子供向けプレイランドの「回転カップ」に「回転チェア」などなど。その他、屋外射撃場まであるところが「リゾートパーク」と名づけられているゆえんでしょう。

写真:ゴーストハウス(お化け屋敷)

訪れる人の感性で、楽しみ方は変幻自在?!

「タロフォフォの滝」と「横井ケーブ」を求めるアカデミック派、グアムでのちょっと変わった体験をしたいアクティビティ派、どちらの願望も叶える?「タロフォフォフォールズ・リゾートパーク」!
大きな期待は裏切られる?でも、小さな期待は裏切らない!あなたの研ぎ澄まされた感性で訪れると、グアムでの楽しみがもっともっと広がるかも!

「タロフォフォフォールズ・リゾートパーク」:
入場料に含まれているアトラクションと含まれていないアトラクションがありますのでご注意ください。
入場料に含まれていないもの:子供向けプライランドの乗り物、モノレール、野外射撃など。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/12/04−2014/12/07 訪問

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