”落ちない”南阿蘇神秘のパワースポット「免の石」

| 熊本県

| 旅の専門家がお届けする観光情報

”落ちない”南阿蘇神秘のパワースポット「免の石」

”落ちない”南阿蘇神秘のパワースポット「免の石」

更新日:2014/12/26 10:20

奈良山 鹿子のプロフィール写真 奈良山 鹿子 元観光バスガイド

熊本県の南阿蘇に「落ちない石」「宙に浮かぶ石」「神秘のパワースポット」などと言われる不思議な光景が見られる場所があります。
名前は「免(めん)の石」。それは岸壁に挟まった、落ちそうで落ちない石です。近年テレビで紹介されるなど、合格祈願、家内安全・縁結びなどのパワースポットとして注目度上昇中!今回はこの免の石を間近で見るトレッキングツアーをご紹介します。

免の石を見る方法

免の石を見る方法

写真:奈良山 鹿子

地図を見る

免の石があるのは南外輪山(がいりんざん)の中腹。遠くからであれば目視も可能ですが、その姿はよく紹介されるあの風景とは別物。やっぱり近くで見てみたいですよね!
免の石に行くには、みなみあそ村観光協会の「免の石トレッキング」に申し込み、案内人の方に先導してもらうしか方法はありません。
※私有地の為、勝手に入山することは禁止となっています。

トレッキングコースは免の石往復コースと、免の石を見たあと風穴等のある方へ行く周回コースがあり、どちらもほぼ未整備の自然の中を進んでいくので、足腰や体力に自信のある方、極度の高所恐怖症ではない方のみ参加してくださいとのこと。
今回ご紹介するのは免の石往復コース。周回コースでも立ち寄る場所です。

当日の流れとしては、予約をした日時に「あそ望の郷くぎの」内にあるみなみあそ村観光協会へ行き、料金を支払ったあとトレッキングのスタート地点まで車で移動。車でお越しの場合は自分の車で移動し、トレッキング終了後は現地解散になります。
車を停めたら、トレッキングスタート!まずは免の石が望める鳥の小塚公園へ。馬頭観音が祀られている公園の頂上からは、免の石を見ることが出来ます。その姿は、はるか遠く…!実は上の写真にも映っているのですがお分かりでしょうか?

未舗装の自然を進んでいく!

私有地へのゲートを通って10分ほど舗装された道を歩き、その後舗装路から外れて深い山の中に入っていきます。
水の流れていない川を登っていくのですが、もちろん自然の岩がごつごつしている場所。ここでは持ち物の一つ、軍手を着用していれば岩をつかみながら登れるので少しは楽でしょう。ちなみに…ゲートを通過してからは常に道は上り坂。翌日の筋肉痛が怖くなる運動量です。

途中、案内人さんがこちらの様子を見つつ、休憩をとりながらゆっくりと進んでいきます。置いてけぼりになることはありませんのでご安心ください。

未舗装の自然を進んでいく!

写真:奈良山 鹿子

地図を見る

パワースポットに行く為の最後の試練

スタートからおよそ1時間、木々に囲まれた山の中から視界が開けて、目の前に大きな岩肌が現れます。そしてその岩肌に人工的に設営された階段。
階段を登れば到着…なんですが、高所恐怖症の人にとってこれは最後の試練となりますね。

実はこの階段の上にすでに石があるんです。けどこの時点では「これかな?」という感じで気付かない人も多いそう。

パワースポットに行く為の最後の試練

写真:奈良山 鹿子

地図を見る

息をのむ絶景がそこに!

階段を登って…やっと着いたーーー!と、振り返ると……
石が岸壁に挟まれて落ちそうで落ちない、不思議な光景がそこに!

この免の石、名前の由来は、真ん中の落ちそうで落ちない石が「龍が産み落とした卵」とされていて、そこから「娩の石」と呼ばれていたのがいつしか「免の石」となった。という言い伝えがあるそう。実際には「火山活動の過程で崩壊や浸食を繰り返し、偶然1つの石が岸壁に挟まった」んだとか。他に「もともと左右の岸壁と共に1つの大きな岩だったのが、浸食により今の形になった」という説もあるそうですが、どちらにしろ何たる偶然!

名前にちなんで「難や災いを免じる」と家内安全祈願や、この”落ちない”姿にあやかって、受験生や就職試験の合格祈願に、また、左右の巨石を免の石が結び繋いでいることから、縁結び…と、様々なパワースポットとして認知されるようになりました。特に受験シーズンには多くの受験生が訪れるそうです。

写真を撮影する際は、下のお決まりの写真も良いですが、手を上に掲げて免の石を手で持っているような写真にも是非チャレンジしてみてください!ただし、この場所は小さな洞窟。あまり奥に進めないのと、足場が良くないのでくれぐれもご注意を。

息をのむ絶景がそこに!

写真:奈良山 鹿子

地図を見る

展望台から阿蘇山を一望

免の石を堪能した後は帰路につきます。登って来た階段を降りたらこのツアーでしか行くことが出来ない特別な展望台へ。この時、免の石を先程とは反対側からじっくり見ることが出来ますよ。展望台は阿蘇山の絶景が見られる場所。紅葉の時期が特におすすめなんだとか。
(写真は2014年11月25日からの阿蘇山小噴火時のものです。)

その後途中で往路で進んできた道に合流し、山を下っていきます。
ゲートまで戻ってきたらトレッキングは終了!車を停めている場所で解散です。
(ここまでの所要時間は観光協会に集合した時間からおよそ2時間半)

免の石トレッキングツアーには、付近の入浴施設の無料利用券が付いています。利用できる入浴施設は「木の香湯」「四季の森」の2つで、トレッキングでかいた汗を流してゆっくりお湯に浸かれるのがうれしいところ。タオルなどは有料になるので、車でお越しの際や、荷物にならなければタオルを持参することがおススメです。もちろん着替えも用意していきましょう。

展望台から阿蘇山を一望

写真:奈良山 鹿子

地図を見る

さあ、予約をして免の石を見に行こう!

本文でもお伝えしたように、免の石へ行くにはトレッキングツアーの予約が必要です。

「免の石トレッキングツアー」
一般社団法人みなみあそ村観光協会
電話:0967-67-2222
※3日前までに要予約

コースは2つ。
1.免の石往復コース(約2時間 約1.5Km)
料金…2.000円(中学生以)/1.000円(小学生以上中学生未満)
2.免の石周回コース(免の石・巨木・風穴等)(約4時間 約3Km)
料金…3.000円(中学生以上)/1.500円(小学生以上中学生未満)
※料金は案内料、保険料を含む。
・服装は長ズボン・長袖・帽子。登山靴等の足元がしっかりするシューズを履いてくること。
・手袋(軍手)・タオル・着替え・飲料水等登山に必要と思われる携帯品を準備すること。
・雨天気象状況によっては案内できない場合有り。また、季節によって開始時間が指定される場合有り。
・案内人1人に対し、原則10人まで。

気になった方は是非行ってみてください。きっと忘れられない景色を見ることが出来ますよ。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/11/27 訪問

- PR -

条件を指定して検索

トラベルジェイピーで一緒に働きませんか?

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ

- PR -