写真:高橋 しゅう
地図を見るエムウェーブの正式名称は長野オリンピック記念アリーナとなります。施設にはスケートリンクの他にオリンピック記念展示室があり、以前はオリンピック記念館として有料の施設でしたが、現在は無料で一般に公開されています。(但し、公開日が決まっています。)展示室では長野オリンピック及びパラリンピックについての紹介や、冬季オリンピック関連の展示をしています。
入口に設置されている大型モニターでは、閉会式でも流れた「WAになって踊ろう 〜イレ アイエ〜」の歌に合わせて映像が流れたり、スキージャンプラージヒル団体での金メダル獲得のシーン等の模様が放映され、当時の感動の場面がよみがえります。
写真:高橋 しゅう
地図を見る長野オリンピックで競われた種目や、活躍した選手についてパネルや人形を使って紹介していて、当時のことを思い出したり、選手のエピソード等を知ることができます。
また、スキージャンプやスピードスケートを選手の目線で疑似体験できる映像コーナーや、ボブスレーに乗ってのシュミレーション体験を楽しむことができるコーナーもあります。
写真:高橋 しゅう
地図を見る長野オリンピックで選手に贈られたメダルも展示されています。金・銀・銅のメダルのそれぞれには、裏面に木曽の職人によって手作りされた蒔絵が施され、美しいメダルとなっています。(写真はメダルの表面ですが、裏面も見ることができます。)
触れることはできませんが、普段見ることの無いオリンピックのメダルをここで見ることができます。その他にも、記念硬貨や多彩なバッジ等も展示されています。
写真:高橋 しゅう
地図を見る展示物の中には一部触ることができるものがあり、その一つに聖火リレーで使われたトーチがあります。
オリンピック前に聖火ランナーがトーチを持って各地を走り、開会式会場に運ばれるものですが、実施に持ってみると重みがあります。重さが1.3kgのトーチは片手で持つことはできますが、片手で持続して持っていると結構大変だと感じました。
その他にも、カーリングに使う20kgのストーンを持ち上げてみたり、スピードスケートに使う靴の仕組みをみたり、競技に使うスキー板等に触れることができます。
写真:高橋 しゅう
地図を見るエムウェーブ内の観客席から、オリンピックにも使われた施設を見ることもできます。長野オリンピックの際には、このスケートリンクで清水宏保選手が金メダルを獲得し、岡崎朋美選手が銅メダルを獲得しました。
そのオリンピックでも使われた施設は見るだけではなく、一般にスケートリンクも公開されていて、実際に滑走を楽しむことができ、貸靴も揃っていますので気軽に利用できます。尚、スケートリンクの開設は10月上旬〜3月上旬の期間になります。
長野オリンピックから14年以上が経過していますが、ここでは当時の様子を思い出しながら、オリンピックについて知ることができます。またバンクーバー等の他の開催地についての展示もあり、冬期オリンピック全般について知識を深めることができます。
そして、スケートのできる方はこの機会に本格的なスケートリンクでの滑りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
長野オリンピック記念アリーナ(エムウェーブ)
オリンピック記念展示室
公開日 :土曜日・日曜日・祝日 ※年末年始、一部の大会日を除く
※詳細はエムウェーブのサイトにて確認下さい。
公開時間:午前10時〜午後5時
入館料 :無料
※平日の展示室は未公開ですが観客席からアリーナ見学は一部日程を除いて可能です。
スケートリンク
営業日及び営業時間:エムウェーブのサイトにて確認下さい。
滑走料金:大人1,500円 中学生以下800円
平日は割引料金 大人800円、中学生以下400円
貸靴料金 600円
アクセス:長野駅より須坂・屋島行の路線バスにて約15分、エムウェーブ前下車
車の場合は、上信越道の須坂・長野東インターチェンジから約5分
この記事の関連MEMO
この記事を書いたナビゲーター
高橋 しゅう
旅に出ることがとても好きな「高橋しゅう」です。小学生の頃からの日帰り一人旅に始まり、学生時代は国内・海外各地を旅行、就職後は旅行会社勤務と休日の個人旅行を続け、旅が人生の中心にある生活を楽しんでいまし…
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索