テディベア・ファンの聖地!! スイス・バーゼルの「トイワールド・ミュージアム」

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テディベア・ファンの聖地!! スイス・バーゼルの「トイワールド・ミュージアム」

テディベア・ファンの聖地!! スイス・バーゼルの「トイワールド・ミュージアム」

更新日:2017/09/19 18:38

平川 郁世のプロフィール写真 平川 郁世 フリーライター

バーゼルの中心にある「トイワールド・ミュージアム(Spielzeug Welten Museum)」。ここのテディベア・コレクションは、世界最大級! ファンなら、ここに来ればとても平静ではいられません!

別名「ドールハウス博物館」というだけあって、ドールハウスのコレクションも圧巻。さらに世界中の人形、ミニチュア等、貴重なコレクションが計6000点以上。まさに「おもちゃの世界」なのです!!

世界中から集められた、2500体以上のコレクション!

世界中から集められた、2500体以上のコレクション!

写真:平川 郁世

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ミュージアムは、1階から4階まで、その展示室のほとんどがクマちゃんで埋め尽くされています。その数なんと2500体以上。出身国は、ドイツ、アメリカ、イギリス、フランス……etc。100年以上前の古いものから、人気のテディベア作家・吉島昌子さんなどの新しい作品まで!
そのひとつひとつに番号がついていて、展示室に置いてあるカタログ(持ち出し禁止)を見れば、商品名・製造メーカー・国名・製造年・特徴が記されています。

テディベアの元祖「シュタイフ社」製のクマちゃんたちは、主に4階にいます。また創業者のマルガレーテ・シュタイフは蝋人形となって、「リトル・エレファント」と共に2階に展示されています。

また不定期ですが、テディベアの着ぐるみも登場しますよ。運よく会えたなら、ぜひ記念撮影を!

センスが光る、愛らしい展示がいっぱい!!

センスが光る、愛らしい展示がいっぱい!!

写真:平川 郁世

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このミュージアムが誇るのは、テディベアの数だけではありません。展示のスタイルも、クマちゃんたちがまるで生きているかのように、さまざまなシーンの中にいて、私たちを楽しませてくれるのです。

ハグしていたり、じゃれあっていたり、子どもをおんぶしていたり。学校の授業、カーレース、三輪車、ダンス、お茶会、読書。人形と遊ぶテディベア、宝箱をのぞくテディベア、お風呂に入るテディベア……。

クマちゃんたちに命を吹き込もうと、工夫された跡が随所に感じられます。整然でなく雑多に、しかしストーリーをもってそこにいるという展示は、「おもちゃの世界」の雰囲気たっぷり。展示室内部はうす暗く、テディベア・ワールドにどっぷりひたってしまいます………しまいには、頭がクラクラしてくるほど!

もちろん座って休む椅子もありますが、さらに「アニマル・ライディング」という企画も! 体重40キロまでの子どもに限り、おもちゃのウマ・シマウマ・トラなどに乗って見学できます。各フロアに置いてあるので、仲良く順番に乗りましょう。

世界中から集まった人形たち

世界中から集まった人形たち

写真:平川 郁世

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いわゆる「ドール全盛期」1870〜1920年頃までのドイツ、フランスで作られた人形のほとんどを見ることができます。顔の部分が陶器など多様な素材でできた、1000体以上ものお宝級ドールたち。着ているお洋服や所持品にもご注目です!
直立不動に並ぶ人形に混じって、写真のようにクマちゃんとワン・シーンを演じているものも……。

そのほか日本からも、こけし、雛人形など多くの人形が並んでいます。なんとお着物姿のクマちゃん、兜をかぶったクマちゃんまで!

ちなみにこのミュージアム、日本びいきのようで、何パターンかある入場券のデザインのうちのひとつは、なんと雛人形の写真。
2014年には、日本とスイスの国交150周年を記念して、日本の人形や工芸の特別展が約半年にわたって開催されていました。
公式サイトは、日本語でも! URLは下記をご参照ください。

歴史を感じさせるコレクションの数々

歴史を感じさせるコレクションの数々

写真:平川 郁世

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ドールハウス・コレクションの数々は、ここでしか見られないものも多く、必見! 主に19世紀から20世紀にかけての、当時の人々の生活が再現されています。
特にフランスの、薬屋(陶器に入った薬が陳列されている)、パン屋(作業台の上には小麦粉も!)、魚屋(魚介類のひとつひとつが細かい〜)、市場なども、人々が本当に動き出しそうなほどイキイキと描かれています。子どものおもちゃとあなどるなかれ!

展示に必要な小道具のミニチュアも、このミュージアム独自のものが多くあります。なんとも精巧なつくりを見ていると、職人さんの丁寧な仕事ぶりが目に浮かぶようで、思わず感動。アンティーク家具だけを集めたコーナーもあり、たいへん珍しいデザインに目を奪われます。写真で見るとわかりにくいですが、これらは手の平に乗る大きさなんですよ!

またメリーゴーランドなど、アトラクションのミニチュアコレクションも。
バーゼルでは毎年秋に「ヘルプスト・メッセ」という伝統的な秋祭りが開催されるのですが、これはいってみれば街全体が屋外遊園地になるというお祭り。そんな土地柄ゆえに、ここの人形たちもメリーゴーランドが大好き!
かなりアンティークな遊具たちですが、ボタンを押すと実際に動きます。楽しそうなクマちゃんたちを、ぜひカメラに収めてください!

特別展のテーマが見えるショーウインドウ

特別展のテーマが見えるショーウインドウ

写真:平川 郁世

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「トイワールド・ミュージアム」入り口のウインドウには、毎回なんとも趣向を凝らしたディスプレイがあって、通行人の目を引いています。これは、その時に開催中の特別展のテーマにそったもの。おもちゃに限らず、世界中のさまざまな文化をテーマに行われています。
写真は、2015年4月に開催されていた、世界中の靴を集めた特別展「足の下にある歴史〜3,000年の靴の歴史」のディスプレイ。

特別展では、体験型ワークショップもあります。クッキーを焼いたり、パズルを作ったり。日本のキモノがテーマだった時は、着物のミニチュア作りや折り紙教室など。また、靴の特別展にちなんで、自分だけのオリジナル・ビーチサンダル作りも。
ワークショップは、入場券で参加できます。特別展とはスケジュールが異なるので、詳細は事前にホームページでご確認ください。

これからの特別展(予定):

マレヴィッチ、カンディスキと革命的な瀬戸物コレクション
(22/04–08/10/2017)

香水の瓶コレクション〜アンティークから現代まで
(21/10/2017–08/04/2018)

«食用»クリスマスツリーデコ
(18/11/2017–11/02/2018)

ベネチアン・カーニバルの衣装コレクション
(21/04–07/10/2018)

勇気のいる帽子〜日常の帽子からデザイナークリエイションまで
(20/10/2018–07/04/2019)

ぬいぐるみファンにはたまらないスポット!!

最後に、ショップについて。テディベアそのものはもちろん、絵葉書、マグカップ、キーホルダー、バッグ、財布など、クマちゃんのキャラクター商品でいっぱい!!本物のミニチュア家具も、お値段は立派ですが、ここでいくつか販売しています。
ショップは、ミュージアムの入場券がなくても、直接入店することができます。おみやげ調達にもいいですね。

とにかく、ぬいぐるみファン・人形マニアなら絶対に見逃せない、この「トイワールド・ミュージアム」。
おもちゃの世界を、ぜひ一度のぞいてみてください!!

掲載内容は執筆時点のものです。 2009/09/06−2015/02/16 訪問

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